2016年7月19日火曜日

ポケモンGOで事件、事故に巻き込まれないために。

ポケモンGOの日本配信は7月とされ、一部報道では20日には配信されるのではないか?という情報もある。

しかし、新しい遊びに対して無知であるが故に、短絡的に「危険」とアレルギー反応を出す大人たちが増えるだろう。
だから、新しい遊びには、新しいマナールールが必要だと言える。
以下はそれについての所感だったりする。

すでに事故の発生などいくつか報道があるけれど、プレイに新たなマナールールが求められるゲームだ。

特に周囲への警戒が疎かになって、自分から危険な道路へ出たり、進入禁止である所へ無断で侵入をしてしまう人がいる。

言うまでも無くゲームに熱中をして事故を起こすと「自己責任」だ。
勝手に人の家に入り込めば「不法侵入罪」で逮捕される。

一部、メーカーの責任を追及する人がいるが、だったらカーナビやテレビを見ながら運転する連中を同じように「メーカーの責任だ」と言うのだろうか?

また、携帯電話で通話しながらの運転や自転車運転なども、ずっと前からマナーの問題として多くの人に問題視され、現在では法的罰則も周知されている事だ。

サッカーが流行ったころ、サッカーボールを追いかけて道路に出て自動車事故を起こした子供がいた。
その親が「ボールを製造したメーカーや販売店の責任だ」と言ったケースあったが、メーカーや販売店の責任を明確に認めた例は過去に無い。

この新しいプレイスタイルに対して、アレルギー反応を起こす大人は多いだろう。

しかし、その大人たちが子供だった頃は、「ファミコンブームで家に籠り何時間もゲームをしている。」と大人たちから批判を受けていた世代だ。

もうひとつ前の世代であれば、ファミコンブームを批判してた大人が子供の頃には、漫画ブームだった。
そして、当時悪書と言われ、漫画をかき集めて焼いたほど、強烈なアレルギー反応を経験した世代なんだぜ。

この遊戯や娯楽に対する、世代間ギャップというか、カルチャーの違い、そして歴史は繰り返すという事から学ぶ点は多い。

新しい遊びにはマナーやルールも同時に求められるのだ。
これが浸透するにはしばらく時間が掛かるだろう。
それは歴史が証明している。

これまでの常識が変わる事を「パラダイムシフト」と呼ぶそうだ。
例えば、電話は一家に一台➡携帯電話は一人に一台。
テレビは時間通りに視聴➡ビデオで録画予約。
娯楽は将棋、麻雀、トランプと言った物理的なモノ➡ビデオゲームという形の無いプログラムへ。
通話料金は時間課金➡パケット通信による無料通話へ。

まあ、上げると切りがないが、世の中には衝撃的レベルで常識やマナーが変わる瞬間ってのがある。

そういう状況をリアルタイムで体験をしているのだ。

もう少し冷静に状況を把握し、新しい遊びと、新しいマナールールに適応するべきと考える。

楽しい時間を過ごすには、それ相応の適応力が必要なだけさ。

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