2020年8月30日日曜日

多数派が正義とは思わないし、少数派が排除の対象だとも思わない。利害関係が衝突してるに過ぎないのだから。

「なれの果ての僕ら」という漫画を見て思ったこと。 

凄く曖昧な概念を抽象的に描いて納得させているが。

仮に選挙という多数決ならば、それは役割が決まってるから可能な手段だ。

イギリスのEU離脱のように国民に丸投げした場合は分断しか起こさない。

政治は利害関係を調整するのが仕事だからな。

選挙で選ばれた人らが利害関係を調整するから社会は成り立ってんの。

少数の意見を排除するとかそういうレベルじゃないぜ。

その証拠に弱者を救済する法案を作るのも政治家の仕事なのだから。

企業と雇用者との利害関係を調整もしてるだろ。

経営者と雇用者で言えば絶対数は雇用者の方が多いわけだ。

しかし、多数決ではないだろ?

利害が一致しているから、会社で協力関係が築けている。

一致しなければ労働闘争に発展してるじゃん。

それでも数の多い労働者側が必ず勝つとは限らないんだぜ。

多数と少数による正義論なんて、どっちも利害関係で衝突してるだけに過ぎない。

衝突を回避するのが政治家の仕事。

それを一歩間違えて、過激思想で先導する奴らがいるわけ。

それは政治ではなく革命ってやつだ。

革命で成功しても、その役割分担が決まっていない事が多く。

ほとんどの場合、内戦状態に突入するのはそういうこと。

さらなる少数派から革命を起こされ続けるんで。

それが負の連鎖。

2020年8月28日金曜日

子供におもちゃを買い与えるって事について・・・( ̄▽ ̄)

とある子供がテレビを見ておもちゃを欲しがって親が困ってるようだ。


だが、個人的に思うのは、子供に何を与えるのが投資なのか?であって。

おもちゃだろうと、それが浪費でなければ、将来、どのように役に立つか?ここが重要だと思ってる。


まあ、おもちゃを売ってた人間なのでな。

親がおもちゃを買い与えなければ商売にならん。w


かといって、無尽蔵に買い与える事は良いとは思わない。

誕生日、クリスマス、特別な日に特別なものが送られる事には意味があると思っているからだ。


親の愛情とは子供の笑顔が見たいわけであって。

買い与える事による満足感では無いと思うからだ。


将来その経験がどのように作用するか?

全く予想がつかない。


しかし、おもちゃの無い家庭で育った子ほど、創造力は弱い。

これは過去、そういう家庭を見て感じたことだ。


子供の成長に合わせたおもちゃを与える事は必須だよ。

レゴブロックや積み木など。

基本おもちゃが未だに売れるのもそこにある。


ライダーベルトのように自尊心だけを満たすおもちゃもあれば、プラレールのように工夫して遊び方を考えるものもある。

おもちゃばかり買い与えていたら、おもちゃ博士になって将来その分野で仕事をしてる人になってるかもしれない。


どれが最適なのか?それはその子と年齢次第だ。


「親と子はいつも知恵比べ」というのはオイラの格言だが。

いつか子供が親の知恵も体力も追い越す時がやって来る。

それまでの間、親が子供にしてあげられることはせいぜい「衣食住」を確保して提供するくらいのことだ。


遊びに関しては、とにかく工夫することで、いろんな遊び方を学ばせる方が遥かに生きる事として身につく。

あとはお金の管理能力を身に着けさせることだ。

働くことで得られる給料と、貯蓄によって買えるものが決まって来ると言う金銭管理能力。

これを早くに身に着けさせることは重要だろう。

2020年8月22日土曜日

オイラ的ホームレスに対する考え方・・・σ(-ω-)

 ホームレスに対して「働け!」って言うヤツは、現実見えてねぇと思うよ。

住所不定、所持金0円、保証人無し、家族無し、服ボロボロ、風呂も入ってないから体臭キツイ。

「そういう人をお前は面接して雇ってから言えよ」とオイラは思うべ。

雇う気も無いのに「働け!」って無茶やろ。

というか、バカだろ。

あと、ホームレスには一定数、元犯罪者、元ヤクザ、元薬中毒、元ギャンブラーなんて人もゴロゴロいる。

働く以前に病気じゃないの?って思うべ。

生活保護を受けない理由もそこにあって。

多重債務者や元ヤクザだと、住所特定されると困る連中がホームレスやってる。

基本的に人生から逃げてきた人らの行く末。

逃げるしか道が無かった人らがほとんどよ。

そういう人を雇う社会にし、病院で適正な治療を受けさせ、適切なアイドバイスをするアドバイザーが必要だと思う。

人生を踏み外した人間に「働け!」ってのは、「死ね」と言ってるに等しいと思うべ。

真っ当に生きて来なかったツケではあるのよ。

ただ、中には知的障碍者もいて、そういう人らが路上生活者になった場合は、保護されるか、野垂れ死ぬか?だ。

何十年もホームレスが出来る人間ってのは、ある意味健康でもある。

知恵も回って、生き方を熟知してるから出来ることだ。

バカや怠惰な奴、病人にホームレスは務まらんよ。

炎天下でも、極寒であっても、生きて行くわけだからな。

そして、世間からは理解されず、白い目で見られ続ける毎日。

普通の人なら1か月も持たんで。


尊敬も軽蔑もしないが。

「生きる」って部分だけで言えば「マネできねぇ」と思う。

オイラは病気持ちなんで、確実に路上で野垂れ死ぬと思ってるんでな。


必要以上に鞭を振るう必要あるか?

別に「優しくしろ」とは言わんが、痛めつける理由も無いじゃろ。

あと、どんな人だって人生から脱落することはある。

「明日は我が身」この言葉の意味を理解するのは、自分が転落した時かもしれんで。

2020年8月8日土曜日

ゲーム売り場における、ゲーマーと一般客の来店数と売上比率を肌感覚で話してみる。。。( ̄▽ ̄)

 オイラが実際に売場で経験した肌感覚での数値なのだけど。


Wii、DSがバカ売れしてた頃の数字を根拠に言うと。


マニアックなゲーマー層が客数ベースで10%良くて12~13%って所だと思ってる。

ここはX-BOX360をベースに構成を割り出したものだ。

(ちなみに、ほかの店舗ではX-BOX360の構成比は5%くらいが標準だったので、本気モードでやって上限がこれくらいって話ね。)

つまり、9割は一般客の売り上げだったと感じてた。

ファミコンが爆発的に売れてた頃もこれに近いと感じていて。

あの頃「ファミコンヒットの再来だ」と思っていたくらいだ。


しかし、売上の金額の3割はゲーマーさんで構成されてると感じていて。

ゲーマーさんは複数のハードを所有しているので、結果的に金額ベースでも一人当たりの購入金額が高いと感じてるわけだ。

恐らく、ゲーム市場が下火になってる頃だと、最大で6割くらいがゲーマーさんが金額ベースで店構成比を叩き出してると思ってる。

たぶん、下火になってたのはプレイステーション2後期で。

業界的にも右肩下がりの数字になっていたころ。

ただし、この時期はオイラは店に立ってない。


しかし、この差は大きい。


なので、いかに一般客をを寄せ付けるか?が重要で。

それこそが店の生命線だと思ってる。


あくまでも肌感覚なので、きちんとした統計数字とは言えない。

が、、、恐らくだいたいあってると思う。


今現在で言うとSWITCHがその傾向が強く。

一般層を広く取り込んでいるから、あれだけの品切れを起こしていると推測している。

逆にプレイステーション4の販売台数を見れば、マニアックな層に受けているのは明らかだろう。


国土交通省のちぐはぐな対応について思う事・・・(;一_一)

 中国船籍がやって来ると予告されてる件で、防衛大臣の河野大臣の発言が注目されてるけど。


あくまでも海上保安庁がまず出動するはずなんで。

海上保安庁とは海の警察だからね。

警察権力では対処できない武力行使については海上自衛隊が出て来る順番。


で。

「海上保安庁と連携する」と発言してんだけど。

「あれ?海上保安庁って何処の省が担当してんだ?」と調べたら、国土交通省の外局として存在してることが分かった。


「はぁ?」である。

なんで海上保安庁からは、一切、中国船籍がやって来る案件について、Twitterや大臣のSNSを見ても一切喋ってないんや?

しかも海上保安庁のSNSで、その件については何も発言が無い。


バカなのか?無能なのか?知らん顔しとんのか?


あのな。

今、国土交通省と言えば「Go Toトラベルキャンペーン」で発言もSNS発信も活発なんだが。

それ「観光庁」の仕事やろ?

観光庁も国土交通省の外局やで?


ハッキリ言って「舐めとんのか?ワレ!」ってレベルよ。

2020年8月は金曜ロードショー5週連続でアニメ放送がされる件について思う事。。。σ(゜_゜)

 90年代までは洋画の金曜ロードショーだった。

あの頃は日曜洋画劇場もあったし。

洋画三昧な時代だった。


けれど、すでに「これからのトレンドはアニメにシフトするはず」と思っていて。

その最大の理由はアニメを見て育った世代が自分ら以降だからだ。


作品のクオリティも向上しつつあって、大人が視聴するのに違和感もないものが増えていた時期だし。


ただ、一般にまだ認知されていないだけであって。

これからすそ野は広がり、年齢層が上がるので、アニメ市場は必ず伸びると踏んでいた。


その動きに変化を起こしたのがテレビドラマ「電車男」だと思っていて。

あそこを起点に「オタクへの偏見」という風潮が一気に世間から引いていったように感じる。


それまでは「オタク=宮崎勉→危険人物」という恐ろしい構図が成り立っていて。

こればかりは世代が一つ以上繰り上がらないと治らない病気みたいなものだと思っていた。


あれから世代が2つか3つくらい繰り上がり「宮崎勉」という名前すら記憶から忘れ去られようとしている。

だが、そんな時代の中現れたのが「青葉真司」だ。


こいつのやらかしたことは宮崎勉とは全く別次元で重い。

殺した人数も多いが、それ以上に作品や業界まで抹殺しかねない行為であり、A級戦犯クラスの犯罪人だと思っている。


宮崎勉という歪んだ人物像はマスコミが作り出した虚像であり、本人の人格が歪んでいる事とは対照的だと感じている。


だが、青葉真司が起こした事件は、業界人の抹殺であり、人材の抹殺であり、作品の抹殺に他ならない。


さて、話は少し戻るが。

90年代からアニメ・ゲームという二軸論が自分の中にはあって。

「オタクは時代の先端を行きすぎた人種」と捉えていた。


これは店に立っていて客層を見ていて思い至ったもので。

「オタクを人間扱いしない世間を不当差別」と感じていたからだ。

ほとんどのオタクは大人しく、静かで、自分の趣味に邁進してるに過ぎない。


よく「彼女がいない」とか「二次元が彼女」なんて言う人がテレビに出て来ては変人扱いされていたが。

別にそれは「どーでもええがな」であった。


逆を言えば、「その人が彼女にしたいと思えるほど、魅力的な異性が近くに存在しない」でしかなく。

いくらおしゃれをして、化粧して、香水をつけていても、そういう男性は振り向かないってだけだ。


根本的な異性としての魅力を失った女性に性的好奇心を抱かなくて当然だろう。

「見た目が女であって、中身がおっさん」なんて女性が多かった時代だしな。


また、世間が求める女性像というものも変化してる最中で。

アイドルブームが過ぎ去りし頃。

同時に声優アイドルなんてものが現れ始めていて。

「ああ、これからのアイドル像ってこういう形か」とさえ思っていたころだ。


ここに早くから着眼してたからこそ。

ディスク売場の人間には「もう少しアニメやゲームの音楽やDVD増やした方がいい」と言い続けていた。

「まあ、少し早いが、どの道、そっちに流れるはず」ってのがオイラの考えだったんでな。


結局、それが実現したのは、オイラが事実上初めてディスク売場の担当をした2008年の佐賀での事。

この時、会社の方針とは真逆の事をやりまくったわけだ。


が、、、エリア最下位?全店最下位?だった佐賀のディスク売場はエリアで一位になったらしい。

全店はよく覚えてないが、上位に食い込んではいたはずだ。

上位にはもっとデカイ店が数店あるんでな、簡単には一位にはなれんのよ。


同じ商品を扱っていても、やり方、見せ方を変えれば、数字は明らかに変わる。

それは客層を見て判断してるに過ぎない。


金曜ロードショーが5週連続でアニメをやる時代がやって来ただけの事であり。

なんら驚かない。


ただ、次の一手が見えないのも事実なのだ。

アニメ・ゲーム二軸論も、そろそろ限界なのか?

それとも、今後も成長し続けるのか?


カギは恐らく「世界マーケット」だと思っていて。

国内ではあらかた開発が進んでしまったので、未開拓地と言えば海外しか思い浮かばないのだ。


けれど、アニメ業界も出版業界も、世界を向く気配は薄く、ようやくyoutubeなどへ配信が始まっているだけ。


全く遅すぎる。


海外マーケットに着目したのは、2009年か2010年ごろからで。

アニメフェスが海外で開催されていたり、違法ビデオや違法配信が急激に増えていた時期だからだ。

つまり「需要はある」と見てたって事。


これも早い時期から「著作権持ってる所が本気でやってないのが悪い」と断言していて。

違法アップロードを取り締まるより、本家本元がきちんと翻訳して出せば済む事なのだ。


あと、余談だが。

先日、オークションやフリマでDVDソフトの中古相場や取引量をチェックしてみた。

もう駄目だね。

ディスク自体の需要が全くない。


ネット配信の時代に切り替わってる。

スマホ一台で済む時代。

ディスクなんか入れるところも無いのだから、当たり前だろ。w


コロナ下にあって、DVDがあれだけ安く売られていても、あまり余っているという事は、すでにネット視聴に切り替わっているって事。

2011年の震災の時はレンタルビデオショップからすべてのビデオが貸し出し中になったわけだが。


あれから9年。

すでに多くのレンタル屋は倒産した。

それだけオンデマンドの時代へシフトしたと言っていい。


これからはディスクを扱うお店はマニアックで、少数の現物思想を持ったマニアしか来店しなくなる。


2020年8月2日日曜日

コロナ不況による障害者を解雇している報道について思う事。。。σ( ̄▽ ̄;;)

日本のコロナ騒ぎが大きくなった2月~6月で、障害者の解雇が1104人も起きていたようだ。
これについて個人的に思うことをつらつらと述べてみる。

障害者のレベルは千差万別。
日本の経営者は従業員に平均を求めすぎなのよ。

出来る事に特化した仕事を与えて、それだけに限定すりゃいいのに、通常業務の人たちの中にぶっこむから同調出来なくなる。

健常者でも平均的能力を発揮できる人は稀で。
一つの仕事だけプロフェッショナルのこなせればいいのに、どうしても「出来るならあれもやってくれ」と欲を出すからうつ病になったりする。

個性と能力に個人差があるわけで、障害者さらにその差が激しいってだけ。
人間としては何も変わらんよ。
働く意欲さえあれば、あとは能力の問題なんで。
それこそが本来の能力給であらねばならない。

与えた仕事に対して決められた課題を達成するだけでいいのよ。
ここが曖昧だからサービス残業などの温床になってんの。

「人が足らん」となれば、別部署からでも人員をかき集めてるから、足手まといが増えるだけ。

人海戦術だけで攻略出来るならいいが。
ほとんどの場合、ある程度の職業経験とレベルが無ければ、担当部署で仕事はこなせない。
であれば、別部署の人員が増えても作業量が増すだけだ。

平均やそれ以上の仕事ができる人物を出世させ、それに応じた能力給と結果に対する報酬さえ出せば、日本の経営はすごく合理的で急成長するべ。

これがわからん昭和時代のワンマンや根性論者が、未だ経営トップに居座ってるから、平成不況から脱出出来んのよ。

平成不況を乗り切った大企業のほとんどが「半分は運」「半分は現場の人間力と優良顧客」に支えられてるって事に気づいていない。

つまり逆を言えば経営者の方が無能が多いってことやぞ。

その証拠に外国人経営者に丸投げすることになって、リストラばかりされて企業の財務体質は強化されたが。

技術力、開発力を担う人材は脆弱化した。

営業においても顕著で、人脈を持つ人材の流出を招き、その人らは新たな会社を設立して旅立って行った。
他にも海外企業にヘッドハンティングされた営業や開発は多い。

今の日本が世界で後塵を拝しているのは、すべて2000年に入ってからの経営者が無能だったことから由来する。

そして、それらを焚き付け、脆弱化に向かわせたのが銀行。
貸し渋りと債権回収強化によって、キャッシュフローに重点を置く経営者ばかりになったからな。
人材を会社の資産とは考えず、コストと考える風潮が醸成されたのでな。
アホやろ。

ここまで読んでもらえば、すでにわかると思うが。

この調子でコロナ不況がやって来たら、今の経営者が何をしでかすか?だいたい想像つくやろ。

無能はどこまで行っても無能やで。

米中戦争が始まる前夜に近いのに、今頃中国へ工場作ろうとか。

海外での感染者数が増大してるのに、海外出張行かすとか。

政治家に泣きついて業種を支える政策を出してもらうとか。

自分らで不況に対抗する手段すら持ち合わせていないって事。
人脈を持った人材が流出し、技術力を支えた開発者もおらず、キャッシュフローに重点を置いたから、先行投資による開発費が長年出されていない状態なわけだから。
要は他力本願なのよ。

障害者の雇用を解雇するなんざ、まだ序の口で。
これからまだまだ大型リストラが始まるで。

コロナ不況であっても経営者は経営責任を取ることなんかせんぞ!
あいつらは「コロナ不況によって」という文言をつけて株主総会で言い訳しかしないべ。

株主もいい加減学習して、無能な経営者を炙り出して、経営陣を刷新させるくらいやらんとダメ。

結果出せなかったら、毎年総会で経営陣刷新を求めるくらい劇薬飲ませないと経営陣の意識変わらんで。
自分の身に降りかかるとなれば必死になるし、刷新を繰り返していれば、実力のある人材を起用せざるを得なくなる。

冒頭の「能力による能力給と結果による報酬」という制度を未だに導入出来ないのは、株主がまず経営者にやってないからだ。

株主よ。
いい加減目を覚ませ!
お前らが今の日本の経営者を堕落させている元凶だ。