2023年10月17日火曜日

「若者の活字離れ」なんて言ってたのは30年前・・・

 およそ30年くらい前に

「若者が新聞を、本を、読まなくなった」とテレビなどで騒がれていた


僕は「ん???」と思ってた

だって、僕ら世代(10代、20代)は、日常的にジャンプなど週刊誌を読んでた


そしたら、大人どもは「活字を読め活字を」という


これまた「は???」と思っていて

あの頃、台頭してきた「スニーカー文庫」とか10代に爆売れしてたんやで???


今でいうと「ラノベ」とか「なろう系」とかがある

これって立派な活字よ


肝心の大人どもが何を読んでるか?と言えば

「週刊朝日」「週刊女性」「婦人公論」「フォーカス」とか週刊誌

もうな、あいつらこそ、知性の欠片も無いような雑誌読んでやがる


それでだ

「あんたら読んでるのは週刊誌やろ?」とつっこむと

「太宰治を読め」だとか「石川啄木を読め」とか言うんやで


あのな

あいつらの本だって、当時は若者しか読まなかったはずなんだがな???


「てめぇらの感覚で文学を語るな!」と僕は思ってた

そんなに古い本が好きなら、「今昔物語」でも読んでりゃいい


さて、そんなこんなで

あれから30年

書物として読む人は減ったが、Webで読む人は未だ多い


しかし、テレビは見てる人減ってません???

特に若者・・・


どーすんのこれ?

巻き返しできるん???

エロゲ産業の斜陽化と聞いて調べてみた・・・

 16bitセンセーションを見て

近年、エロゲ業界が斜陽産業化してると聞き

「はて?最近のエロゲってタイトル自体、聞かないな?」と思って検索かけてみた

とりあえず、FANZAのランキングを見たわけだけど

「あれ?どっかで見たことあるような絵ずらばっかり・・・」

うーん、、、

昔を思い出してみたのだけど

「何が違う?」と言えば

SFモノが無い

エログロが無い

ファンタジー系も無い?

今風、時代を映すようなクッキリ、ハッキリした絵師が見当たらない

洋物風な女の子もあったはずだ

と思う

「あららららら????」

どれも学園ものっぽいのしかないで???

記憶にあるPC雑誌に載ってた写真だと

様々なジャンルの18禁ゲームがあった記憶しかない

ここまで単一色な感じじゃなかった

どこも「売れる」という要素だけに絞り込んでるのかな?

営業戦略としては正解だろうけど

テレビゲーム、エンタメという特殊性を考慮すると悪手でしかない

娯楽で一番の敵なのは「飽和」なのよ

こんなのインベーダーブームでコピー品が多数出回ったのと変わらん

どう見ても、自分で自分の首を絞めた結果としか思えんな

2023年10月8日日曜日

寄付広告について

 フェイスブックで「寄付」を募る広告が目立つんだが


HPまで飛んで決算報告書まで読んできた


あのな

数ページにわたって、現地の活動内容ばっかり書いてあってな、写真入りで

具体的に「何をした?」については、よくわからん


最後に決算報告書あったんだが

単年度で一千万円くらい収入があるらしい

事務所運営や人件費などで8割使い

現地での支援は2割使ってるんだと


ちなみに、広告に使ってる金額は40万円となっていた


あのな

「これ詐欺じゃないけど、詐欺みたいなもんじゃろwww」


どう形容すればいいのか?迷ったけど

言葉が見つからん


せいぜい「ピンハネ偽善ビジネス」ってくらいか?


使い道や、成果がよくわからないものにお金を出資するって、ただの自己満足にしかならんよ


広告には「一日33円で支援できます」「一か月千円で救えます」ってうたってるけど

その支援金額は2割よ


残りの8割は事務所運営費、人件費、活動費、広告費などに消える


一日33円だと6円

一か月千円だと200円

これが支援した金額だ


これで海外の子供たちに「本が買えます」「井戸水が汲めます」「学校に行けます」とか言ってるわけだ

足りると思う?

ちなみに、「発展途上国」って言うだけで、どこの国とは名指ししない

日本は途上国に多額のODA他、支援やってます


悪質なのは多くて

日本で「恥ずかしいけど、家でご飯が食べられないので、給食を多く食べています」って広告

これは明らかな「児童虐待」なのでな、『警察案件』なの


支援とか寄付とかの問題じゃねーよ

立派な「犯罪」なの

「通報案件」なの

知ってて通報しなくて、寄付を募るって、ありえんわけよ


ここらがわかってない人がカモにされているだけだ

だから「詐欺じゃないのだろうけど、詐欺みたいなもん」って言ってるわけだ

2023年10月5日木曜日

僕なりの枯れた技術の水平思考とは

 僕自身の人生を振り返ると

開発者でもないし、製造業でもない

いち、販売員の人生だった


けれど、不思議とその時代に少なからず影響を与えることが出来たと思っている


なので、僕はどんなに小さな存在であっても、「正しい」という根拠さえ持って発言していれば、必ずどこかで、誰かが拾ってくれると信じている


電子レンジにタッチパネル方式の液晶をつけるように提案して、実際に商品化されたし


一番売れなかったパイオニアの電話機で、こう作れば売れるという事を全部言って、メーカーが実現してきて全国的に売れたし


海外では売らないと言っていた、龍が如くのセガに「海外でyakuzaってタイトルで出せば売れる」と言って、実際に海外で売れたし


ダイソンに「これを目標に作れ」と言って、今売られているダイソンの掃除機は、ほぼ僕が提案したとおりのものだ


けど、本当はその中枢に入って、自分でやりたいのだけど

どうしても、そういう中に入ることができずにいた


こればかりは「縁」であったり、その人の「人生」に「枠」というものが存在するのだと感じる


別の言い方をすれば「使命」なのかもしれない


提案して実現できないこと、聞き入れてもらえなかったことも多い


シャープに「ザウルスと携帯電話を合体させろ」と長年言ってたけど

結局、Appleに先を越されてしまった


ごくまれに「宮本さん、あなた何者?」と聞かれることがあった

僕は「ただの販売員だよ」と答えた


普通、こんな商品開発を提案する営業はいないらしい


僕は常々言ってることだけど「僕はお客さんと商品しか見ていない」と

「だから、売れる商品がどうあるべきか?今という時代なら、何が売れるか?この先、どういうものが必要とされるか?おおよそ想像がつく」と思っている


ただ、間違えないでほしいのは

画期的、革新的、新技術を提案してるわけではないということ


すでにある技術の使い方、見せ方、売り方をお客さん目線に合わせるだけなのだ

これは任天堂の横井軍平さんのいう「枯れた技術の水平思考」に近いかもしれない

あいさつの重要性

 オオクボってチェーンの生鮮肉屋でバイトした時も

ダイイチ(現エディオン)に入社したあとも

エリア長ってのがやってきて、店舗を視察するのだけど

必ずチェックするのが

掃除

整理整頓

あいさつ

だいたいこの3つ

当たり前といえば、当たり前なのだけど

この当たり前がなかなかできてない店舗が多いってことなのだろう

掃除や整理整頓は、店長が「明日、エリア長が来るから片付けとけ」って指示がでるわけよ

ただな「あいさつ」って部分だけは、普段の行動が出やすい

エリア長もバカではないのでな

それに、元店長職だったりするし、現店長がどんな指示を出してるか?くらい想像がつくわけだ

そして、エリア長がいる時は、店長らはピリピリしてるっぽいけど

僕は普段通りやってた

エリア長が帰って

翌日くらいに朝礼で店長が「あいさつをしましょう」って言い始める

恐らく、エリア長から「あいさつが出来てない」って指導があるのだろう

店長がそれを言ってる間は、みんなあいさつするけど

そのうち、あいさつより「今日の売上」の方が気になって

あいさつなんかに気を取られなくなってくる

僕は「今日の売上なんて気にしてたら商売にならん」って考えなので

数字のことは後回し

まずは目の前のお客さんへ挨拶して、接客して、名刺とカタログを渡す

こんなこと基本中の基本なのだが

これが出来てない社員は多い

これは僕の考えだが

「店の数字が悪いのは、一人ひとりの行動や発言、そして理念が欠如していて、お客さんに伝わってない」だった

言葉で言えば「そうだね」という

話し合っても「それが正解」だという

しかし、実際に店舗に立てば、そういう風に行動できない

僕にとっては不思議だ

「自分が客になって、こういう店で買い物したいか?」と思う

自分が買いたいと思いもしない店で働いて、買ってもらおうなんて、「頭おかしいんか?」ってことよ

僕が店に立ち、朝から晩まで、ずっと「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と連呼し続けていて

それにつられて、ほかの人らも挨拶するようになる

次第にこれが習慣となると、不思議と売上は上がってくる

これは何度も経験してるので、どうしようもない真実なのだ

だから、エリア長が「あいさつ」にこだわるし

店長だって「あいさつをしろ」って言うわけだ

なのに、数字を見だすと、コロッと忘れるわけだ

僕は常々言ってたけど「数字見る前に客を見ろ」と

ここについては、ほんと腹が立つレベルで、いくら言っても、出来ない人ばかりだった

2023年10月2日月曜日

銀河府警伝説サファイアについて思うこと・・・"(-""-)"

 銀河府警伝説サファイアが高額取引されていて

「言っちゃ悪いけど、、、普通のシューティングよ」って言ったのだけど

「違います」って言われて

「滑らかな動きが」「3Dレタリングが」とか言われたのだけど

その技術力を否定はしてないのよ

ただ、STGとしては、これまであったものと大きな差は感じられない

一言で言えば「サファイアでしか体験できないものだと感じない」だ

それと発売が95年なのでな

技術も熟成してたころだし18メガも使ってるわけで

ある意味「当然」なわけだ

これが90年に発売されてたら一大事だったと思うよ

けど、どんなにいいゲームでも「商機」とか「時期」とか「旬」ってものがある

ここを外してしまっては、意味がないのよ

念のため、Youtubeで改めて動画を見た

やっぱり、意見や考えは変わらなかった

金出してまで買おうと思う根拠が見つけられない

STGで背景などの技術を評価して買う奴なんか普通いねぇよ

当時、PCエンジン末期だったし、STGは下火だった

状況を覆すほど売れなかったわけだ

もうこれが答えでしかない

僕の言う「普通のシューティングではない」ってのは、とびぬけた特徴があり、それでユーザーを魅了して購買につながったという一点を指す

演出も、敵のバリエーションも、「どこかで見た覚えがある」ものが多い

恐らく「PCエンジンでこれだけのことが出来たからすごいだろ?」なんだろうけど

そんなにすごいと認められてたら、もっと売れてたと思うよ

玄人にしか見分けがつかない高い技術力なんて、クソの役にもたたない

これが技術を馬鹿にしているのではなく、何度も言うけど「売れなきゃ悪」なの

ちなみに90年と91年を境にSTGは売れなくなった

これは夏の全国キャラバンソフトを見れば一目瞭然なのだが

90年のスーパースターソルジャーは、仕入れた本数売り切ったけど

91年のファイナルソルジャーは半分以上余った

他のSTGも軒並み売れ残っていた

そういう中でサファイアが95年に発売されている

が、タイトーから94年レイフォースってアーケードゲームが出て

これは当時としてはヒットしてるのよ

他にも97年Gダライアスとか

そりゃ、全盛期ほどの人気ではないけど

当時としてはプレイする人が必ずいたし、どこの店にも設置されていた

2008年にはオトメディウスも出ている

なので、STGが下火だったのは事実だけど

完全にマーケットが失われたわけじゃないと思っている

では、サファイアとこれらのSTGの違いは何か?と言えば

端的に言うと「売れる線が違う」である

かなり抽象的だが、僕はいつもそういう風に商品を見ている

この「売れる線」ってのが見えるか?見えないか?で評価が決まる

残念ながらサファイアには「売れる線」が見当たらないのだ

2023年10月1日日曜日

僕的データの見た方・・・(*'▽')

 僕は昔から「ダメじゃない?」「無理だと思うよ」「やれるもんならやってみな」って言うタイプで

これ良く勘違いされるんだが

「宮本は否定的」って

あのな

ダメなもんはダメなんよ

なにやっても

「無駄」以外の何物でもない

せいぜい「失敗」という経験しか得られない

逆に「これは来た!」「やべぇのがやってくる」って大騒ぎする時がある

僕がこんなに「売れる」と断言する時ってのは、珍しいのよ

ふたを開けてみれば、「え?想定より売れてる」なわけだ

売れるとは断言したけど、これくらい売れるとは思ってなかったってのがほとんど

さすがに、売れる商品の天井を言い当てることは無理みたい

つい最近だとswitch

あれは発売半年前で「これは売れる、たぶん売れる、もし売れなかったら、もう店に立てない」とまで断言した

商売なんて、ほとんどが失敗に終わる

全部成功させるなんて無理よ

だから、保守的でもいいから、当たり前の営業をするわけだ

過去の事例から、成功したことの繰り返し

それが営業の鉄則よ

ただし、それに当てはまらない新商品や画期的なサービスが登場する時があるわけ

ここに気づけるか?気づけないか?が営業センスだと言える

よく「なんであのタイミングでわかったん?」と言われるのだけど

「いや、わかるだろ?もし、わからないのだとしたら、この仕事向いてないよ?」とまで言ってしまう

そのくらい、僕には売れる姿しか見えていない

逆に、見えてない人の話を聞くと、過去ばかり見て、未来など見ていないし、いつも今日で悩んで、明日を考えていない

どういうことかというと

POSデータ見て「数字が悪い」「数字がいい」って言ってるわけよ

けど、僕からしたら「そのデータ昨日のでっせ?」なわけ

現在進行形で、今のPOSデータを見て「今日は客数少ないな」とか店長とかが言うの

「だから?」としか思わない

だって、昨日来た客と、今日来た客、違うでしょ?

明日だって、違う客が来る

しかも、「前年と比べて、このくらいしか売れてない」とか言うわけだ

「去年も同じ日に同じ人がやってきてるわけがない」だ

少なくとも、僕はそう見る

確かに数字には法則性はある

大体似たような数字にはなる

けど、あくまでも統計的な話であって、中身は個別別件だ

ニーズは絶えず変化するし

商品も変わる

であれば、昨日、先月、去年、と比べるって

まったく同じものを比較してるならわかるが

すべて条件が違う

過去のデータはデータでしかなく

必要なのは未来を予測するためのデータ的根拠のみだ

これをいくら説いても理解できない人がほとんど

しゃべってて、だんだん腹立つレベルでw