2020年11月30日月曜日

コンテンツ規制に思う事。。。( ̄▽ ̄;;)

 80~90年代のパソコンソフトって、今でいう18禁ソフトなんか、バンバン出ていて、規制すらなかった時代。

アニメ・マンガはPTA連中がうるさかったんで、ものすごいバッシングを浴びた後だったんで。

販売や表現については、逐一、クレームが入ってた。

けど、ゲームソフトは全然その雰囲気も無くて。

それを見て「ああ、こいつら自分の視界に入るものを排除したいだけか」って思った次第。

パソコンに興味が無くて、遊んだこともないんで、わからなかったんだろう。

パッケージだけじゃ中身わからんしな。

あからさまなのを除いて。w

規制が厳しくなって来たのは、アダルトPCソフトメーカーがコンシューマーに参入してきてソフトを発売してからだと思う。

なので「やっぱりこいつら、自分らの視界に入ると反発するんか」だった。

「悪書追放運動」で漫画を燃やし、マスコミを使って全国に「漫画は悪だ」と罵って。

自称専門家を呼んでは「大人になれない大人」と揶揄した。

事件が起きれば無理やりにでも紐づけていたし。

あれを見て「現代の魔女狩りだ」とオイラは言っていた。

当時中学生~高校生。

ホント、「腐った大人にはなりたくないな」と思った。

仮に将来「大人になれない大人」と言われても良いとさえ思った。

あんな「悪魔教」を崇拝するような連中と同じになりたくなかっただけ。

友達らとニュースやワイドショーなんか見ていて「あんなの宗教だよー」ってオイラが言っていた。

友達らは「確かに」と笑っていたが。

半分はTVにあきれていたのと、同意する意味だったんじゃないかと思う。

だって「俺たちは楽しんでやってるだけで、誰にも迷惑かけてないじゃん?」でしかない。

俺らより前の世代(3~5年前)は、校内暴力、暴走事件、恐喝、と、散々荒れてたらしいからな。

学校の先生らが「お前らが一番大人しい」と言ってたくらいだ。

そりゃそうだ。

ドリフのコントを見て笑い、欽ちゃんで笑い、漫画とアニメが豊富にあって、ラジコン流行ったり、エアガン流行ったり、ミニ四駆流行ったり、ゲームが登場してたんだから。

まさに「遊びたい放題」な時代だ。

悔しい事や腹立つ事があっても、それ以上に「楽しい」を提供してた時代。

そりゃ、心がそんなに荒みませんわ。

むしろ、テレビも漫画もゲームも取り上げられてた子の方が、のちのち、手が付けられない子に育ってた感じだ。

共通の趣味が無いし、話が合わないから、友達がいない。

そりゃ孤独にもなる。

親元を離れて失踪した奴もいる。

「漫画もアニメもゲームも友達と遊ぶツールでしかない」ってのはオイラが見てきた人生観の一つだ。

だから、アダルトなPCソフトに目くじら立てるのも、未だに意味わからんって感じだ。

表現というなら、裸体より、中身のストーリーに問題をはらんでる場合が多い。

ちょっと頭逝ってるヤツが作品作ると、頭オカシイ話作るんでな。

これも毎度言うが「バカと天才は紙一重」。


2020年11月28日土曜日

接待プレイって知ってる?(゜_゜)

 接待プレイ。

バーチャファイターやストリートファイターⅡなんかを、ゲーム初心者とプレイする時には、基本的な「パンチ、キック、投げ、必殺技」まで教える。

時間的には30分~1時間くらい。

たったこれだけで、基本操作は誰でも出来るようになる。

これは意図してやっているもので、「ゲーム初心者に手ほどきした時、どんな反応をするのか?」を知るのが目的でもあった。

が。。。

基本プレイを理解したら、こっちは弱パンチと弱キックしか使わないんで、相手は勝てるようになってくる。

「うぇ~~~い!!!」v( ̄▽ ̄)v な状態になるわけだ。

オイラ「接待time終了」

鉄山靠食らわせて数秒OKとか始める。www

接待time終了したらどんな反応をするのか?これも知りたかった。

結果は、10分も持たない。www

「疲れた」とか言い出す。

いや、これまで接待プレイしてたオイラの方がよほど疲れてんだけど。。。

まあ、そんな具合で、とても貴重な情報を得た感じだった。

それを話すと「意地悪いね」って言われるんだが。

意地悪いか???

本とCDとゲームがオイラの知識と経験の源泉だったりする・・・(*'▽')

 世の中に漫画という物があるのを意識的に気付いたのが小学4~5年生くらいの時で。

それまでジャンプすら知らなかった。

そもそも、うちの親、漫画買ってこないのよ。

それがたまたま親父がジャンプ一冊買って来た。

それで、世間には週刊誌というジャンルの漫画があると知った。

それまでなんとなく知ってたのは、小学〇年生って本に漫画と付録がついてるとか。

アンパンマンの絵本があるくらいしか知らなかったし。

友達が「ドラえもんの漫画がある」とか言っていたのを覚えてるくらいで、実物も見たこと無かった。

今思えば、テレビっ子だったんで。

他に興味が薄いってのもあったし。

あまり物欲って強くないのかもしれない。

本当に欲しいもの以外手を出さないんで。

中学生くらいになると、住んでる所の近くに本屋とかあったんで、いろんな種類の雑誌、単行本、専門書籍、学習書などがあると知った。

ここからがたぶん、オイラの「本屋めぐり」するきっかけになって行くわけで。

あの時代、「立ち読みOK」だったんでな。

「知識は武器だ!」とさえ思ったくらい。

ほとんどは立ち読み程度で記憶できるのだけど。

中には所持したいものが出て来た。

なけなしの金で買った本もいくつかある。

ただ、単行本は揃えるとかなり高いんで。

1~5巻くらいまでは買うけど、そのあとが続かない感じだった。

そもそも、本の発売って発売リストがあるのに、その日に行っても入らない事がほとんど。

酷い時は1週間、2週間、1か月も遅れて発売されることもザラ。

「なんつーいい加減な業種」と思ったものだ。

逆に高校生になるとCD買う方向が出て来て。

CDは発売日に正確だった。

必ず店頭に商品が並んでいたので。

しかも、、、超マイナーなゲームミュージックとかで。w

かくして、オイラは単行本を買う方向性をほぼ失い。

タイムリーに情報収集出来る雑誌に傾倒しはじめる。

そして、毎月欠かさず、CDを買ってた。

あの時、どこからその販売情報を仕入れてたか?というと、やっぱりゲーム雑誌。

たぶん、ファミ通とかだったんかな?

よく覚えてないのだけど、こまめに新作発売のページがあったのよ。

そもそも「なんでゲーム屋がゲームの音楽売らないんだ?」って思ってた子なんで。

これはのちに中古ショップの店長に聞いたけど「えー、そんなの入れて売れるかな?」だった。

「ここに毎月買うバカがいるんですけど。www」

店長曰く「仕入れできると思うけど、めんどくさそう」とか言ってた。

たぶん、今思えば保証金、出荷金額などの調整で仕入れ出来る問屋探すのが面倒だったんだと思う。

あの時「新品無理なら、いっそ中古扱えばいいのに」とまで言ったと思うが。

それも却下された。

たぶん、理由は「置き場所が無い」だったはず。

そもそも、あの当時はアイドルや歌手全盛期だったんで。

ゲームのサントラが商売になるとは誰も思っちゃいない時代だった。

これについては、お店末期に銀行からお金を借りるのに、新規事業を始める必要性が出て、たぶん銀行の勧めだったんだろうけど、中古本を扱って大失敗こいてた。

もし、あの時、CDを扱って、店独自に買取、販売、値段設定というノウハウを身に着けていたら、本部が消滅した後も、ゲームの値段設定を放置するなんてことしなかったかもしれない。。。

これもまた、歴史のifなんだけど。。。

どうしても、あの時、店を助けられなかったこと、挽回出来なかった事は、悔やんでも悔やみきれないんだよね。

2020年11月27日金曜日

ソニーのプレイステーション5販売戦略にオイラがイラつくわけ。。。( ̄▽ ̄;;)

 全世界で売り切れ続出のPS5なんだけど。


>2020年11月12日(木)より、日本、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国。

11月19日(木)には欧州、中東、南米、アジア、南アフリカ。

中華人民共和国での発売については後日にご案内予定。<


という事で。

最後の中国での需要を当て込んでの「来年4月までに、全世界700万台販売」って言い張ってるだけだと思う。

中国だけで人口13億人なんでな。


中東(アフリカを含む)ってかなり広い地域を指してるんで、どの国の、どういう販売網なのか?わからんけど。全体で12億人って言われている。


南米ってのもやっぱり地域は広くて、販売網がよくわからんが4億人。


アジアは日本を含んで44億人。


欧州は国が多すぎてよくわからんのだが7億人。


注釈に「各国・各地域の輸入規制などにより異なります」とあるくらいなんで。

これを公式ブログサイトが出してるわけで。「どんな販売戦略だよ?」って謎でしかないわけ。


そもそも、この分母だけで言えば「700万台、行って当たり前・・・」でしかなく。

具体的な発売国、各国の配分数を公表しないあたり、かなり都合よく数字を扱ってると思う。

こういうの、営業の世界では「数字のマジック」って言って「売れてるように見える!」なの。


公式の出す数字を待つしかないのだけど。

余程自信たっぷりに言えない限り、こんな「中身は?」ってな数字しか出さんのよ。

オイラが「PS5言うほど売れんと思うで」って言うのは、そういう数字の発表からも汲み取っての発言なの。


しかし、日本での最初の販売台数が11万8千台は予想外で。w

30万台は用意して来ると思ってた。


たぶんだけど、今回の販売戦略って、「浅く広く」ってやり方なんじゃないか?と思えて来た。

とりあえず本体を発売さえしてしまえば、店頭にはコントローラー、ソフト他パーツを仕入れてもらえるんで。

数字上、仕入れが起きるんで「売れたように見える!」って事になる。


これにオイラは不満タラタラなんで。www

「本体無いのに、店に在庫だけぶち込まれてる」と言ってんの。

ここまで説明すると、オイラがなんでイライラしてるのか?わかると思う。( ̄▽ ̄;;)


2020年11月22日日曜日

空気清浄機についての豆知識。。。σ(゜_゜)

これは色々な所で話したことがあるけれど。

「空気清浄機の空清機能ってのは風量で選べ」ってこと。

横浜のお店にオープン応援に行ったとき。

休憩室が地下のような所で、窓もない15畳か20畳くらいの部屋だったのだけど。

ここに休憩にみんなが入っていて、多い時は20~30人くらいいたと思う。

そのうちの半分以上7割か8割がタバコを吸っていて。

部屋の中は真っ白だった。

実は、換気扇(ファンの直径が20㎝のヤツ)が天井に埋め込まれていて、稼働してるんだけど。

全然役に立って無いのよ。www

そこで翌日から空気清浄機が導入された。

機種はパナソニック。

最大風量は4m³(m³=リューベと読む)だったと思う。

これが・・・まったく無意味だった。www

白い空気が少し透明になっただけで、全然煙が無くならない。www

そこで、次にシャープが当時5m³くらいの風量の機種を出していたので、導入したけれど、やっぱり無駄だった。

この二つの機種のフィルターにはHEPAフィルターという無菌室に入る前に使われる高性能フィルターを搭載してるんだけど。

この風量じゃ、ほとんど役に立たなかったというのオチだと思っている。

せめて7m³くらいいるんじゃないかな?

ずっと前に日立から貰ったことがある空気清浄機を持っていて。

最大風量が2.5m³の小型タイプでHEPAフィルター搭載のヤツ。

これ何年、、、いや、10年使っても、フィルターが汚れなくて。www

フィルターが高性能過ぎて、吸い込むだけの力が無いって事がわかった。

ここに注目すべきメーカーがいて。

それがダイキン。

ここのフィルターは、いつまで経ってもHEPAフィルターを搭載しなかった。

オイラが「なんで?」ってしつこいくらい言ってたのだけど。

「意味無いですから」って営業が言ってたくらい。

当時、その意味がよくわからなかったが、後々、意味が分かったわけだ。

まず、フィルターに空気が透過しなきゃ意味が無いという点。

次に、捕獲と分解さえ出来れば、空気清浄機としての役割は果たせるという点。

かくして、当時のダイキンは「光クリエール」って名称の商品を出していて。

薄っぺらいフィルターを使っていた。

が、、、これが正解だったって話。

まず、プレフィルターというプラスチックでできたエアコンにも使われているようなフィルターで大きな埃を集塵し。

次に静電気を発生させて、風量が弱い時でも電気集塵によって埃を寄せ集めやすくしていた。

そして、ペラペラフィルター。

ペラペラなので空気もよく通過する。

ここでは繊維状にした特殊フィルターで、中に「酸化チタン」を入れ込んでいた。

酸化チタン別名:光触媒とも呼ばれているのだけど。

強い高酸化力を持つ素材で、これに触れると臭いを分解、ウイルスを外皮から破って不活性化させる。

その次に紫外線ランプ。

紫外線ランプによる殺菌作用もあるのだけど、流れる空気は一瞬なので、あまり効果はない。

代わりに、ペラペラフィルターの酸化チタンに紫外線ランプが当たるので、酸化力が復元される。

そして最後にハニカム状にした酸化チタンフィルターを通して排出される。

この酸化チタンフィルターも紫外線ランプを常時浴びているので、酸化力が低下しない。

オイラはこの機種を3台所持している。

まあ、壊れんのでな。

現在はこれに「ストリーマー技術」を搭載していて。

電気的に光線のようなものを放出していて、流れて来る空気に直接当てている。

この時、臭いの分子、ウイルス、花粉はズタズタに引き裂かれてしまうのんで、完全にやっつける事が出来る。

ちなみに、花粉について豆知識。

花粉のサイズは一番大きい。

なので、ティッシュでも捕獲できるサイズなのだ。

逆に一番小さいのがウイルス。

これを捕獲するために目の細かいフィルターを使っているわけだが、直接分解する方式だと、そこまで目の細かいフィルターいらんってことだ。

新型コロナによって廃業、閉鎖、閉店、転業、新規オープンをするお店は存在するよってお話。。。( ̄▽ ̄)

 過去いくつもの職業で、国の方針変更によって淘汰された業種はある。

例えば刀鍛冶職人で。

それまで日本刀は普通にどこでも作られていて、どこでも買えていた。

廃刀令によって刀を持つことは禁止されたし。

持てば銃刀法違反だ。

どうしても工芸品、観賞用などで所持する場合には警察に届けが必要となる。

では、彼らはその後、どうしたか?だ。

実は、刀鍛冶の技術は包丁職人へと鞍替えする事となった。

日本の包丁がよく切れるのは日本刀の技術がベースだからだ。

とはいえ、これも時代によって変わるのもで。

今や包丁もカーボンだとかセラミックだとかステンレスだとか、素材そのものも多種多様だ。

その代わり、現在売られている日本刀ってのは、厳しい制限があるので、日本刀の製造工程、素材、すべて昔のままなのだそうだ。

つまるところ、日本刀はある時を境に技術は継承されたが、技術は進歩しなくなったのよ。

そして、包丁は特に制限が無かったので、現在では日本刀よりよく切れるのは包丁ということらしい。

まあ、サビにも強いしな。

商売って、なにかがあって、業態変更をするってのはままあるのよ。

てか、その繰り返しと言ってもいい。

例えばコーヒーを提供するお店が流行ると喫茶店が増えたし、そこで音楽を聴くとか、ダンスをするとか、そういう中から、別の業態へ移行したって例もある。

日本のゲーセンだって始祖を辿れば喫茶店のミュージックボックスだ。

タイトー(当時の太東貿易)セガなんかは、元々、輸入したミュージックボックスを販売やレンタルをしてたわけだし。

新型コロナが原因で廃業を余儀なくされたお店もあるわけだけど。

恐らく、これがきっかけで業態変更をするお店や会社だってあるはずだと、オイラは思ってる。

商売っていつも顧客のニーズに沿った販売をしてりゃ生き残れるんでな。

悲観的なニュースが多いけど。

オイラは全然悲観などしていない。

閉めてしまうお店もあるが、転業するお店もあるはずだし、新規で始めるお店もあるわけだ。

政府や専門家が心配するほど、日本の商売、産業は弱くないと思てる。

ただ、流石に貧困問題は別で。

金が無い、飯が無い、着るものが無い、家が無いってのは、自力でなんとか出来る話じゃないのよ。

政府が本来力を入れなきゃいけないのは国民の「衣食住」をキッチリ提供する事だと思ってる。

一人でも多くの国民が生きていれば、必ずそこから、誰か一人、そしてまた一人と、巣立って、自立して行くと思ってる。

そもそも自立が出来ない人ってのは、政府がどうとか言う前に、肉体的、精神的、何かの病気などを持ってる可能性が高いと思ってる。

見た目普通そうでも、病気をしている人ってのは多いべ。

2020年11月21日土曜日

数字バカにはきっと理解されないというお話・・・σ( ̄▽ ̄;;)

 新型コロナで前年までのインフルエンザ、自殺者、などの数値を持ち出して、単純比較する人ってのは、営業経験が無いんだと思う。

例えば、20年営業してた店舗があって、300坪で月に1億円稼いでた店だとする。

これが改装して800坪に変わり、商品点数も300点から2000点に増えたとする。

どう考えても、前年までの20年間の数字は比較対象にはならんわな。

前年までと同様、月1億円で予算を組むとかだったら、「超」が付くほどの「どアホぅ」だ。

また、同一店舗であっても、近郊に競合店が出店すれば、一時的でも数字は下がる。

消費税の導入なんかあった年なんかも、前年の数字を追いかけるとなると、かなり厳しい。

前年比ってのは、内部、外部、要因が変わらない場合について、比較できるものであって。

現在のように「緊急事態宣言」「時短営業」「リモート出勤」「出張NG」「感染症対策」とずらずらと並んでたら、単純比較するものは一つも無い。

どうしても「スペイン風邪」を比較にしやすいのだけど。

あれも一つの指標くらいにしか使えん。

なんせ、古いし、症状も違うし、当時と現在では各国の対応方法そのものが変わっている。

もう一つ、過去と比較するもので言えば「第二次世界大戦」を持ち出して戦争を語る人らがいて。

70年前の技術で戦争してたわけで。

現代戦術はかなり高度化、戦略化、情報化が進んでいる。

これも単純比較できない。

こういう人らは「数字バカ」としか言いようが無くて。

「過去は過去」「現在は現在」「未来は未来」という時系列に沿った考え方が出来ない。

オイラがいつも「未来予測」と言ってたのだけど。

過去から現在そして未来までは地続きなんで。

過去の出来事が、今日影響を与え、今日までの出来事が未来に影響を及ぼすと言う考えなわけだ。

考えうる最悪のシナリオを常に念頭に入れて、最善の策を打つ。

これが司令官として必要な素養だと思う。

どうしても「今日と同じ日が明日もやって来る」と思い込んでる一般人に、これを説いても「分からない」と返って来るんでな。

そういうヤツには説明するだけで疲れるし、結局何も得ないで終わる。

未来への突破口は「その手があったか!?」がかなりキーポイントで。

粛々と日常の業務をこなすのは「過去から続けてきた風習」に根差してないとスムーズに行えない。

この両者があって初めて繁栄するんだけど。

ほとんどの人が従業員として働くだけなんで、後者の経験しかないわけだ。

日清なんか見たらわかるが。

毎年、「よくこんなの思いつくな」というCMを輩出している。

でも、内部で仕事を勧めている人らは、過去から続けてきた風習通り、受注発注、製造配送、など、消費者へ届ける業務は変わらない。

初めての事はチャレンジなんで。

同じ事を繰り返すのは日常業務でしかないのよ。

今回の新型コロナ対策は、すべて初めての事で、すべてチャレンジの連続なわけだ。

過去からの日常業務が基本の役所にとっては、一番の難問ともいえる。

役所や政治ってのは、問題が起きて初めて対策されることがほとんどで。

小さな問題、誰も関心が及ばない時は、放置されるものだ。

だから、なんども「人柱が立たないと制度が変わらない」ってことに腹立たしく思うわけだけど。

少なくとも、今の日本はロックダウンもしてないし、重症化数も少ない。

かといって、これで「へっちゃら」と考えるヤツはバカだ。

何も対策無しであれば、状況は悪化しかしないんでな。

日々、個々の対応が行き届いているから、この程度で済んでると解釈するのが正しい。

これこそ比較すること困難で。

良い状態を最悪と比較するのは、人間否定するのよ。

逆なら別なんだがな。

最悪の状況から、最善に変わったら、評価は大きく違う。

これも「今日と同じ日がやって来る」という盲目的に信じてるから起こる自然な成り行きだ。

つまり「明日も今日のような最悪の感染者と死亡者が出る」という状況から劇的に「感染者が少なく死亡者数も減った」となれば、違う日がやって来たと感じるわけだ。

これが「大した人数感染していない、インフルエンザ以下の数字、死亡者数も他の病気や事故より少ない」となれば、それが「明日も同じ日がやって来る」基準になるんでな。

危機感が皆無な奴ってのは、そういう思考をしてるってことだ。

どうしてそういう思考になるのか?

オイラにはわからない。

人生だっていつ転落するかわからんのやで?

実際、コロナで倒産や閉店した店あるじゃん?

解雇された人もいるし。

一年前に誰がそれを想像した???

逆を言えば、今の状況が明日も続くとは思って無いで。

悪くなる方向も無限大だが、よくなる方向だって無限大なんでな。

恐らく理屈で言えばみな「そりゃそうだろ」なんだと思う。

けれど、現実にそれに沿った行動や発言をしてる人、ほぼ見ない。

どうしても「今日」しか見てないじゃん?

そして、「過去」しか比較してないじゃん?

じゃあ、「未来」はどっちよ?www

そんな思考で未来が予測できるわけがねぇ。

オイラだって、いつも短期、中期、長期で予測して、当たりはずれあっての「修正」を繰り返してんのに。

「一寸先は闇」って言葉があるがな。

ホント未来ってのは分からんべ。

2020年11月14日土曜日

ヤクザが坊主になると悟りを開いたように思われる訳・・・を個人的に解釈する。。。( ̄▽ ̄;)

 仏道修行で「煩悩退散」なんて言葉があって。

「無心」になるとか「無我の境地」とかってのがある。

座禅なんてものがそのための修行だし。

滝行なんて荒行もそれが目的だ。

だけど。

これらの修行って、確か釈迦がすでにやって「ダメだ」って気づいて止めた修行だったはず。。。

瞑想や断食を続けたけど、ボロボロになって立つ事すら出来ず、危うく生き倒れするハメになったはずなんで。

だから、「荒行しても悟りは開けませんよ」と言ってたはず。

釈迦は悟りを開くためにあらゆる修行方法を試したに過ぎず。

試行錯誤の上で「これやっても無駄だわ」って悟りを開いたと思ってる。www

で。

世の中には「煩悩」や「欲望」「欲求」の権化みたいな人らがいて。

一般人より強く出る傾向の人らがいると思ってる。

そういう人が守銭奴経営になったり、ブラック企業になったり、ヤクザになったり、犯罪者になったりすると解釈している。

これは「血圧」をイメージすりゃいいのだけど。

普通の人の血圧は下が85~上が135くらいらしい。

が、、、高血圧症の人は下が120とか上が200とかって数値になる。

けれど、見た目も行動も、普通の人にしか見えない。

しかし、この状況を続けると、必ず身体を壊すわけだ。

正常値じゃないんでな。

だから、血圧を下げる薬を飲むわけだ。

その正常値よりも上を行く高欲望症とでも言うべきか?そういう人らからすれば、座禅や瞑想で急激に欲求を0に抑えるような荒療治というか、劇薬を使ってるようなもんで。

実際には0になんかならんのだけど。

(欲求を0にすることは死ぬんで)

一般の欲望値で60~80程度だとすると、欲望の高い人らの数値は130とか150を超えるのだと想定している。

それを「無我の境地」という劇薬で0では無いけれど、数値を下げる効果はあるわけね。

それで数値が一般人と同じくらいの欲望に至ると解釈している。

だから、ヤクザが寺に逃げ込んで坊主になったあと、悟りを開いたかのように思われるわけだが。。。

そもそもヤクザなんて、欲望の塊だった人間なので。

一般人よりも多くの経験をしている。

動かす金も億単位だろうし、人を泣かす人数だって100や1000人超えるだろう。

下手すりゃ人殺しまでする。

そういう人が、一般人と同じ欲望くらいに抑え込めれば、一般人からすれば「悟りを開いた人」と勘違いするに違いない。

要は経験知によるレベル差があるだけなんで。

一般の欲望値でそれだけの経験が出来る人ってのは少ないし、まずいないわけよ。

じゃあ、経験を積めば悟りを開けるか?というと。

これも間違い。

心の十界と呼ばれる「声聞界」程度の悟りしか開けていないので。

一番上の仏界にたどり着いたとは言えないのよ。

ただし、自分の失敗した経験から、他者を救う精神や活動は仏界に通じるのだけど。

ここはイロイロややこしいので今回は入れない。

言いたいのは「無我の境地=死を意味する」であって。

食欲すら否定するんでな。

そりゃ死ぬだろ。www

現代の坊主は、飯も食うし、肉も食うし、結婚もするし、子供も持つ。

世間の一般人と同じ暮らしをするのが当たり前だ。

つーか、それでいいと思ってるんだけど。

けれど、未だに座禅や滝行なんていうアホな所業は続けてんのよ。

形だけ残って中身が残ってないわけ。

そもそもの目的は何だった?そして、結果はどうだった?については、誰も検証していないし、誰も仏界に通じる悟りの修行とは断言していないわけ。

もし、断言してる人がいるとしたら、まだ悟りを開いていない菩薩界程度の悟りのはずだ。

もしくは、タダの詐欺師だろ。w

オイラ自身も悟りを開いちゃいないが。

荒行やっても無駄だとわかってる。

自分の欲望くらい制御出来るんでな。

高欲望症と名付けたが、あれは脳の病気の一つだと思う。

これから医学的、科学的に解明されて行くと思う。

たぶん、それに近い病名だと「サイコパス」とかが相当すんじゃねーのかな?

自分の利益のためなら、嘘でもなんでもするんでな。

一般人が、ブラック企業の社長、守銭奴経営をする経営陣、ヤクザの事を理解出来ないのは、かけ離れた欲望数値の高さだというのが個人的な解釈の仕方。

なので、人間に悪は存在しないと思っていて。

あれが単なる病気の一種だと仮定すれば、行動原理の説明がつくわけよ。

普通「悪い」と思えば止める。

それが止められない状態なら病気でしかない。

人に迷惑をかけているのに、良い事をしていると思っているなら、なおのこと重度の病気だ。

世間ではそれを「悪」だと断罪するだろうけど。。。

人間には「善悪」の区別くらい言葉が喋れない子供だってわかる。

ねじ曲がった家庭環境や教育で心や精神、脳機能が歪んだ末に、暴走状態に陥ってるとすれば、これも説明付くじゃろ。

荒行によって悟りは開けないが、強制的に矯正的に、煩悩の数値を正常化させるくらいの効果はあると思ってる。

だからと言ってお勧めはしない。

なぜなら「悟りは開けない」からなんで。。。

2020年11月13日金曜日

加湿器使うよりも、換気と空気清浄機を24時間使った方が効果的だよってお話。。。( ̄▽ ̄)V

 家電量販店時代、加湿器も結構売ったが。。。

途中から「あれ?なんかおかしい」と気づいてしまって。

というのも、お客さんの声とか反応を聞くと「加湿器買ったら潤った」って言われるんだけど。

お客さんが、長く使ってると今度は「のどが痛いのが治らない」とか「頭がぼーっとすることがある」とか「掃除がめんどくさい」って声が聞こえてきた。

一時期、ニュースにもなって問題になったのが「サルモネラ菌」が発生したことがあって。

これを吸うと呼吸困難とか、最悪死亡することだってある。

問題なのは水を使う事と沸騰させて蒸気にしてしまうんで。

加湿中は過熱してるから菌は抑制されるのだけど、電源を切ったり、センサーで加湿調整で加熱を止めたりすると、雑菌やカビが発生しやすくなる。

雑菌やカビが発生したまま使用すると、加湿した時に蒸気で拡散させてしまう。

なので。

お客さんはたいてい考える。

「空気清浄機があればいいのだ!」と。

それで、加湿器の次に空気清浄機を買いに来る人が、結構な割合でいる。

しかし、これ根本的な問題解決になってないのよ。

加湿器は水回りと同じく、いつも綺麗に掃除をしておかないとダメ。

そして、フィルターは必ず1シーズンのみで交換する事。

翌年は使っちゃダメ。

なぜなら、カビや雑菌が繁殖しやすい状況になってるんで。

この「掃除&フィルター交換」って事を怠るお客さんが多くて。

加湿器自体が壊れたりする原因ともなっている。

毎年、この時期になると加湿器の修理持ち込み増えるのだけど。

ほとんどが、お手入れ不足が原因。

そして、家電メーカーも「加湿」について取り組むようになっていて。

エアコンに加湿機能をつけたり、加湿機能は無いが、湿度センサーを搭載し始めてきた。

オイラも最初は加湿機能付きエアコンであれば、部屋の湿度をコントロールできると考えたのだけど。

使ってるお客さんから「思ったほど湿度が上がらない」と言われていて。

「そんなはずはない・・・はず」だったのだけど。

自分でも付けて見てわかった。

本当に上がらない事が多い。

というのも、外機から空気を取り込んで、ゼオライトに湿度をため込んで室内へ放出するのだけど。

そのゼオライトの容量が小さいとか。

もしくは、外の空気が乾燥し過ぎてる場合は、充分な加湿機能が発揮できないってわかった。

なので。

あれはダイキンが出した「うるるとさらら」なのだけど。

3年くらいしてゼオライトの容量を上げてきた。

が、、、やっぱりそれだけじゃ足らなかったみたいで、前よりマシ・・・なくらいらしい。

では。

他のメーカーは?というと。

湿度センサーに拘っていて。

「なんで?」って思ったのだけど。

どうも、メーカーの勉強会から得た感じだと「それほど冬場、乾燥する地域以外では、加湿するほど日本じゃ必要無い」って考えらしい。

つまり、部屋の中も外も、一定の湿度は存在していて、一時的に湿度が低い日があるくらいらしい。

で。

騙されたと思って、日立のPAMエアコンって暖房に特化したエアコンを使ったのだけど。

全く寒くない。www

湿度センサーも付いてるので、リモコンで湿度を確認するのだけど、うるるとさららより、加湿機能が付いてない日立PAMエアコンの方が湿度が高いの。

これはどえらい衝撃だった。

ちなみに、室温もそんなに高くなく、22~23℃くらい。

湿度は60%以上をずっとキープしてた。

そりゃ寒くないわ。www

ダイキンのうるるとさららでは、室内温度上げまくったら、25度以上になるけれど、湿度が20%くらいまで下がった。

一応加湿機能付けていて。。。

で。

日立はずっと「換気」に拘っていて。

全メーカートップクラスの換気能力を持ったエアコンまで作ったのだけど。

配管通す穴のサイズ小さいと設置出来なくてね。

「売りにくい」ってんで、途中止めた。

が、、、あのやり方で正解だったらしい。

実際付けたお客さん、みんな「寒くない」って言ってたし。

「換気して寒くない???」「加湿して寒い???」そりゃ、謎だわ。www

けれど、実際に自分の家でも試したんで。

だから、冬場も換気を切らず、24時間つけっぱなしで、エアコンの設定温度は22~23℃にしている。

空気清浄機もつけたままで。

そうすると、一つ分かった。

冬場の空気って乾燥以上に埃やチリが室内に溜まりやすいって。

締めっぱなしが多いから、そうなる。

そして、それが原因で喉を傷めて、風邪をひきやすくしたりする。

つまり、加湿で、ウイルスを撃退して、喉のうるおいを求めていたのに。

実際はそうじゃなく。

部屋のハウスダストが原因で気管支に炎症を起こしたり、喉を傷めてしまい。

それで抵抗力が弱った所へウイルスが入って、インフルエンザなどの感染に繋がるって論法だと気づいた。

であれば。

換気と空気清浄機を24時間つけっぱなしで。

あとは、室温と湿度を適正に調整だけすりゃ良いって事になる。

そもそも、日立がやろうとしたことはそれなんで。

そっくり真似てしまえばいいって事だ。

ちなみに、オイラはそれで使っていて、加湿器買ったことすらない。www

そして、インフルエンザに罹ったのは、ほぼほぼ無い。

12年くらい前に「新型インフルエンザ」が流行した時は、会社のヤツにうつされたことがあるだけで。

あとは無いのよ。

そして、オイラが罹ったことがあるのは「気管支炎」くらい。

理由は「部屋の空気が汚れていて、空気清浄機を使って無かったから」とかなの。

今年、気管支炎になったのも、毎週行ってる病院の空気が悪くて気管支炎になっただけなんで。

インフルエンザも新型コロナにも、今の所感染していない。

オイラみたいな身体ボロボロのヤツでさえ、これで済むって。

他に理由が見つからんのよね。

2020年11月7日土曜日

5年前に言ってた事もう一つ思い出した。。。(* ̄▽ ̄)ノ

 今から5年前にオイラが「今のうちに株買えるなら買っとけ!!!」って強烈に言いまくってたのが「任天堂」だった。

あの時の事を覚えてる人がどのくらいいるだろうか?ってくらい酷かったが。w

WiiUの販売不振は世界規模で起きていて。

ソフトの供給不足が一番の原因だった。

一応、期待の大作ソフトはいくつか用意されてたけど、どれも延期、延期を繰り返す。

時代は「スマホゲーム」ってな時で。

パズドラやモンストなど、破竹の勢いがあったころだ。

で。

この時オイラが「客層違うから任天堂がスマホゲームに手を出しても意味ねぇよ」と言っていたのを、誰か覚えてるだろうか?wwww

結果だけ言えば、一応、任天堂はスマホ向けゲームを出した。

今もまだ継続してやってはいるけれど、完全な片手間状態やろ?

だって、客層違うもん。www

もし、あの時、バカなマスコミと三流証券マン、そして自称専門家どもの助言通り、任天堂がスマホゲームに傾倒してたら、、、恐らくあの会社、今頃、大損こいてた。

もう、今になるとifの世界でしかないけれど。

元々持ってる客層を理解せず、販売戦略の舵を切り損ねて失敗した例は過去いくつもの企業がやっている。

例えばセガがそうで。

あそこは「業務用に強い」という強みで生き残ってた会社だ。

なのに、「これからは家庭用だ!」と号令掛けて、家庭用で大金を使ってゲーム開発を始めてしまう。。。

それが「シェンムー」の始まり。

結果、シェンムーの開発に鈴木裕がのめり込んでしまい。

バーチャファイター3は中途半端な出来で市場に出て不評を食らう。w

ここからはアーケードからの移植で、セガブランドが成長してたモデルそのものが崩壊した瞬間で。

シェンムー自体の評価はとりあえず置いておくが。

セガという会社は、アーケードで大成功をおさめ、それを持って家庭用に持ち込む事で、好循環を生み出していたことをすっかり忘れてしまったわけだ。

あれ以降、セガが業界の勢力図を変えるほどの商品を出せたか?と言えば微妙で。

一応、ムシキングやラブ&ベリーなんてものがヒットしている。

ヒットはしているが・・・一過性。

シリーズとして成立してないし、今現在復刻もしていない。

せいぜい、龍が如くで「メスキング」なんてイロモノゲームがあるだけだ。

会社の独自性、成長性、客層を十分理解して戦わず、「時代が変わった」という理由だけで、それまで得意としてたものを別の部署に移すとか、「正気の沙汰か?」としか言えない。

任天堂には苦汁をなめさせられたことが多いが。

会社の成長戦略自体は間違って無いよ。

オイラも商売人だ。

相手が儲けている以上、それは素直に認める。

90年代。

時代の王者になったのが、ぷよぷよのコンパイル、ネオジオのSNKで。

どちらも「テーマーパーク構想」を打ち立てたが、その矢先に失速して会社ごと潰れた。

この時、任天堂がテーマーパーク構想に手を出さず。

2020年になって、ようやくUSJと組んでテーマパーク事業に乗り出している。

これもオイラ的には「正解」の部類で。

あの時、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイで出した利益を全部、テーマパーク構想に費やしてたら、この会社潰れてたと思う。

だって、その後、N64は不振だったし。

ゲームボーイアドバンスがなんとか支えてたけど。

あれでテーマパークなんて莫大な費用が掛かる施設を持ってたら会社潰れてる。

唯一、この手の商売である程度成功を収めたのがセガで。

ジョイポリス、GIGO、ハイテクセガ、など、ブランドを分けて出店戦略を打ち立てた。

けれど、、、ジョイポリス、GIGOクラスを支える商品を出す余力が無くなった途端、どんどん閉店ラッシュへと向かう。

先ほどのシェンムー以降、アーケードからの好循環が止まったのも大きく作用してると思ってる。

そんなこんなで。

オイラの頭の中は、いつもそういう失敗と成功という事実を見てきたわけで。

しかも、実店舗での販売経験もあるもんだから、店規模や客層、取り扱う商品を考えた時、直感的に「出来る」「出来ない」「成功」「失敗」がなんとなくわかる。

さて、あれから5年経過して。

任天堂の株価を比較してみりゃいい。

どうなったか?を。

大塚家具のクミコ社長退任について思うこと。。。( ̄▽ ̄)

 大塚家具の社長がようやく退任するらしいが。

まあ、どういう形かわからんが、実権を無くした所で、即経営が良くなるとも思えん。

とりあえず、5年前。

ニュースで「親子喧嘩」って事で初めて大塚家具って会社を知った。

店に行った事すらないオイラが、株主総会で父ちゃん追放が決まった時「今すぐ株全部売れ!大損こくど!!!」と言いまくってたのは、あの時、店の出店規模、立地、だいたいの利益構造をネットの情報だけでかき集めて判断したからだ。

どう考えても「客層」が違うんでな。

あんな立地で家具を買い物する客層相手の会社が、ニトリやイケアと戦って勝てるわけがねぇ。

やるなら別ブランドをグループ化して、郊外に低価格帯の店を出店すりゃよかったって話。

それをしなかったのがそもそもの間違い。

その後は方々から金を工面するのが社長の仕事になっていて。

一向に売り上げと利益を上げれない。

閉店セールみたいなのをやって客足を少し戻すが、あんなこと長続きしないよ。

扱ってる商材がそういうもんじゃないんで。

直感的にこれがダメと気づいたのは理由がある。

それは、ヤマダ電機が台頭してきた頃。

ドミナント戦略で成長した会社がダイイチだった。

150~400坪程度までの店を出店し。

特に150坪クラスが平均の店規模だった。

当時は、それで十分品揃えが可能で。

家電業界って客層は「歩いて行ける」って距離感じゃないと、お客さんが来ない業種だった。

だから、地域の小型店がいつまでも生き残ってたわけよ。

けれど、バブル崩壊後、低価格路線の会社が急成長したり、大店法って法律が変わったりして。

郊外に大規模な店を出店する会社が成長してゆく。

例えばイオンがそうだし、ゆめタウンがそうだ。

これらの会社だって、元はジャスコとかイズミってブランドで、400~800坪クラスで店を構えていた。

近隣にあることもあり、これもまたドミナントに近い戦略方式で。

けれど、社名変更してからどんどん郊外型の大型店に鞍替えして行ったわけだ。

家電量販店であるダイイチもデオデオに社名変更と同時に、出店計画、店規模、POSシステムなど、次世代店舗と名付けて、店の廃統合を10年かけて行っていた。

結果、今残ってる会社ってどこも郊外型で低価格路線の店がしのぎを削ってようやく生き残ってる。

だから、大塚家具の会員制だとか、立地とか、価格帯とか、ブランドを考慮すると、失敗するって丸わかりだったって事。

しかも、方々に金を工面してもらって、最終的にたどり着いたのはヤマダ電機だ。

この会社、規模は大きいし、一応、金は持ってるんだけど。

いかんせん、粗利が低すぎる。

少しでも匙加減間違えたら、どえらい損失出して会社転ぶくらいヤバイ会社・・・というのがオイラの昔から変わらない見立て。

なので。

大塚ブランドを最大限使って、売上を上げる事は出来ないと判断してる。

そもそも企業文化が違い過ぎるし。

郊外型の低価格戦略はノウハウがあるだろうけど、都心の一等地でブランド、接客、知識で売るってノウハウは無いに等しい。

これまた同じような経験があって。

デオデオがアメリカの百貨店JCペニーと業務提携したことがあった。

この会社の事はオイラもよく知らない。

けれど、お客さんが言ってた「アメリカじゃ安売りだけが得意の2流、3流の企業じゃ」と。

そういう企業文化が違う会社同士がくっついてもシナジー効果は出ない。

在庫を大量に抱えて、最後は処分することになる。

だから、久美子社長がいなくなったとしても、大塚家具の業績は簡単に戻らんって事。

ちなみに、デオデオからエディオンに代わるくらいの時。

地元広島の家具メーカー「マルニ木工」ってのが経営的危機を迎えていて、エディオングループの傘下に収めた。

マルニ木工自体は、それほど3流なブランドじゃないんで、今の所うまく行ってるようだ。

エディオンは広島のデオデオ、名古屋のエイデンが統合して出来た新ブランドで。

それぞれの販売商圏は継承されている。

すでに両社は時代に即した店舗展開は出来てたんでな。

問題は全国にまたがる規模での販売力が1社では無いってことで。

これはNEBAって業界団体があったころ、無言の掟で「相手の商圏に土足で踏み込まない」って条約にも似たものがあったからだ。

NEBAに加盟してないヤマダ電機が低価格を武器に地域を荒らしまくって急成長してしまった。

どこも店の出店計画を次世代に移すことで精いっぱいで、全国へ出店する計画は立てていても、実行に移すだけの余力が無かったのだ。

そこで、NEBA解散後、ボイスネットワークというPB商品を開発して、ボイスネットワーク加盟した家電量販店同士で販売する戦略を打ち出したが、足並みがいつまでも揃わないんで、考えが同じ2社が統合してエディオンになった経緯がある。

あとから参加したサンエーとかミドリ電化とか石丸電気なんかは、時代に即した販売戦略を1社で取る事が限界と気づいて、後から加わったって形だ。

それくらい、量販店ってのは、規模を維持しながら成長させるのが難しいのよ。

潰れそうにないって言われていた会社がバンバン潰れて行ったのも、まさにここにある。

そういうのを実際に見てるんでな。

大塚家具がダメになるって断言出来たのは、オイラの経験から出た推察に過ぎない。

が、、、当たってたやろ?

2020年11月4日水曜日

「海外では・・・」論を展開する人らを見るたびに思う事・・・σ(゜_゜)

 よく「海外では」論を展開して、日本国内の経営者に文句を言う人らがいて。

それが社内の人間が言って、経営者と戦ってんならわかる。

が・・・よくわからない団体作って、どっかの大学出身で年齢も若く、実績らしいものも何も持って無いヤツが、経営者に文句つけてたりする。

あのなー。

「お前ら暇人なんか?」である。

「そもそも、その団体作る金、どこから出たんな?」である。

明らかにおかしいべ?

何でも海外を見習えって考えが理解出来ん。

海外がそんなに良くて、優秀ならそっちに住めよ。

てか、なんで海外の方が貧富の差が激しいんな?

いっつも戦争してる国もあるべ?

税率もクソ高い国だってある。

犯罪も滅茶苦茶高い国もある。

それで「海外では」というなら「そこに住めよ」である。

「他国のいい所を真似てみませんか?」という提案ならわかる。

なんで、「海外では」なん???

意味わからん。

どうしても納得出来ないなら、現経営者と外部の人間が戦うんじゃなく、別の会社を設立して、自分らでその規範を示せばいい。

なんで、反対運動をする団体は作れても、理想の会社は作れんのな???

頭おかしいべ???