2020年11月7日土曜日

5年前に言ってた事もう一つ思い出した。。。(* ̄▽ ̄)ノ

 今から5年前にオイラが「今のうちに株買えるなら買っとけ!!!」って強烈に言いまくってたのが「任天堂」だった。

あの時の事を覚えてる人がどのくらいいるだろうか?ってくらい酷かったが。w

WiiUの販売不振は世界規模で起きていて。

ソフトの供給不足が一番の原因だった。

一応、期待の大作ソフトはいくつか用意されてたけど、どれも延期、延期を繰り返す。

時代は「スマホゲーム」ってな時で。

パズドラやモンストなど、破竹の勢いがあったころだ。

で。

この時オイラが「客層違うから任天堂がスマホゲームに手を出しても意味ねぇよ」と言っていたのを、誰か覚えてるだろうか?wwww

結果だけ言えば、一応、任天堂はスマホ向けゲームを出した。

今もまだ継続してやってはいるけれど、完全な片手間状態やろ?

だって、客層違うもん。www

もし、あの時、バカなマスコミと三流証券マン、そして自称専門家どもの助言通り、任天堂がスマホゲームに傾倒してたら、、、恐らくあの会社、今頃、大損こいてた。

もう、今になるとifの世界でしかないけれど。

元々持ってる客層を理解せず、販売戦略の舵を切り損ねて失敗した例は過去いくつもの企業がやっている。

例えばセガがそうで。

あそこは「業務用に強い」という強みで生き残ってた会社だ。

なのに、「これからは家庭用だ!」と号令掛けて、家庭用で大金を使ってゲーム開発を始めてしまう。。。

それが「シェンムー」の始まり。

結果、シェンムーの開発に鈴木裕がのめり込んでしまい。

バーチャファイター3は中途半端な出来で市場に出て不評を食らう。w

ここからはアーケードからの移植で、セガブランドが成長してたモデルそのものが崩壊した瞬間で。

シェンムー自体の評価はとりあえず置いておくが。

セガという会社は、アーケードで大成功をおさめ、それを持って家庭用に持ち込む事で、好循環を生み出していたことをすっかり忘れてしまったわけだ。

あれ以降、セガが業界の勢力図を変えるほどの商品を出せたか?と言えば微妙で。

一応、ムシキングやラブ&ベリーなんてものがヒットしている。

ヒットはしているが・・・一過性。

シリーズとして成立してないし、今現在復刻もしていない。

せいぜい、龍が如くで「メスキング」なんてイロモノゲームがあるだけだ。

会社の独自性、成長性、客層を十分理解して戦わず、「時代が変わった」という理由だけで、それまで得意としてたものを別の部署に移すとか、「正気の沙汰か?」としか言えない。

任天堂には苦汁をなめさせられたことが多いが。

会社の成長戦略自体は間違って無いよ。

オイラも商売人だ。

相手が儲けている以上、それは素直に認める。

90年代。

時代の王者になったのが、ぷよぷよのコンパイル、ネオジオのSNKで。

どちらも「テーマーパーク構想」を打ち立てたが、その矢先に失速して会社ごと潰れた。

この時、任天堂がテーマーパーク構想に手を出さず。

2020年になって、ようやくUSJと組んでテーマパーク事業に乗り出している。

これもオイラ的には「正解」の部類で。

あの時、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイで出した利益を全部、テーマパーク構想に費やしてたら、この会社潰れてたと思う。

だって、その後、N64は不振だったし。

ゲームボーイアドバンスがなんとか支えてたけど。

あれでテーマパークなんて莫大な費用が掛かる施設を持ってたら会社潰れてる。

唯一、この手の商売である程度成功を収めたのがセガで。

ジョイポリス、GIGO、ハイテクセガ、など、ブランドを分けて出店戦略を打ち立てた。

けれど、、、ジョイポリス、GIGOクラスを支える商品を出す余力が無くなった途端、どんどん閉店ラッシュへと向かう。

先ほどのシェンムー以降、アーケードからの好循環が止まったのも大きく作用してると思ってる。

そんなこんなで。

オイラの頭の中は、いつもそういう失敗と成功という事実を見てきたわけで。

しかも、実店舗での販売経験もあるもんだから、店規模や客層、取り扱う商品を考えた時、直感的に「出来る」「出来ない」「成功」「失敗」がなんとなくわかる。

さて、あれから5年経過して。

任天堂の株価を比較してみりゃいい。

どうなったか?を。

1 件のコメント:

  1. “集英社”のこれからに注目しています。
    個人的にものすごく興味を持っている事です。

    “ワンピース”終演後の“ジャンプ”の行き先…。
    “GTO”終了後のマガジン
    “ハガレン”終了後のガンガン…

    “シティーハンター”、“幽遊白書”、“スラムダンク”そして“ドラゴンボール”…これらは一漫画作品でありながら会社の株価に影響をもたらすレベルの大名作たちです。

    そして“ワンピース”
    この大巨人が去った後のジャンプには何が起こるのか?友情・努力・勝利に拘り続ける?新たな「ジャンプ漫画」を立ち上げる?ネット漫画業界に注力する?

    かつてないほどの影響力を与えたモンスター漫画は、少なくともあと5年以内には幕が降ります。その後残るものは何か?

    今 集英社は非常に重要な選択を迫られていることは間違いないと思います。

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