2024年5月16日木曜日

フタバ図書閉店について思うこと・・・(~_~;)

 呉の駅前にあるフタバ図書ってのが閉店するらしい

地元民からすると大型店舗が無くなるので

さみしさと今後の買い物を考える人がいる一方で

俺は思うの

「この手の業種ってのは現物主義」って

つまり、現物を売ることを生業としている業種なので

DLが始まると自然と淘汰の波にさらされる

すでにゲーム、書籍、ディスクはDLサービスに組み込まれてしまった

では、どういう展開方法が最適だったか?だ

俺が考えるに

カードゲームとフィギュアは未だ現物主義よ

実際、この商品を強化している店舗は生き残ってる

ただな、カードとフィギュアって見た目ほど回転率良くないと思うの

売れるものと売れないものの差が激しくて

しかも、フィギュアはかなり場所を取る

カードも薄っぺらいものだが

平置きしないと売れないので面積は取るのよ

結局大型店しか扱えない

もう10年くらい前から言ってるのだけど

おもちゃ、ゲームなどの取扱店が今後進む道ってのは

どうあっても「大型店舗しかねぇな」と

ただ、その次に問題になるのが「資本力」で

今後、資本力をつけることができれば生き残れるけど

資本力が無ければ

資本力のある所に食いつぶされる・・・と

だから、先日言ったように「家電量販店くらいしか思いつかねぇ」って話になるわけ

シャープにまつわるエピソード・・・(~_~;)

 実は僕らの世代ってのはシャープってメーカーに拒否感や悪い印象持ってる人少ないの

これが上の世代になると、まあ、ホント多い

「壊れやすい」「安いもの」「三流企業」ってな具合


では、なんでそういう認識になるのか?だが

恐らく、シャープが出してた「ツインファミコン」と「X68000」の影響がある

僕ら小学生時代のツインファミコンってのは、雲の上の存在

持ってるだけで「金持ち!」って思うほど

実際、持ってる奴は金持ちだったがw

そしてX68000だ


なので、シャープに対して悪い印象持ってる世代と違うのよね

上の世代が共通して言うのは「あそこは早川電機だった」だ

恐らく、この時期に何らかの不具合でもある商品を出してたのだろうと思う

俺が入社した93年頃だと、シャープ製品で致命的な欠陥とか出してることは少なく

1回だけあったのが

両開きドアって冷蔵庫で

「ドアが外れる」ってニュースになったことくらい

実際には、ほぼ外れることは無いらしいのだが

ある特定のドアの開閉をすると外れてしまうらしい

ほぼそんな特定の開閉をすることは無いらしいのだが

万が一を考慮して対策したドアに交換をしたってのが

俺が入社する一年前の出来事だった


とはいえ

どこのメーカーも10年に1回くらいのペースで

「不具合があり全回収」ってなことやってた

俺が覚えてるだけでも

パナソニック

ビクター

ソニー

東芝

三洋

と、ほぼすべてのメーカーだw


が、お客さんってのは、一度失った信頼ってのは、簡単に取り戻せない

シャープが今のようなブランディングを確立したのは

液晶テレビの本格的な販売開始からで

「亀山モデル」と呼ばれた液晶テレビは高くても売れた


しかし、この会社の経営者バカばかりでな

社員が汗水たらして作った商品を家電量販店の安売りセール品扱いに持ってくるの

いくらブランディングで成功しても、結局最後は価格で勝負し始める

シャープが台湾企業に買収される結果になったのも、2004年ごろに中国企業へ液晶技術を教えたからだ

この時「止めときゃいいのに。知らんぞ。20年後に立場逆転しても」と忠告したが

末端の営業に言ったところで「僕らじゃ上に逆らえません」だった

「上のヤツ連れてこい」とまで言ったが

さすがに誰も来なかった


自分の会社が見るも無残な姿になるなど

この時、想像もしてなかったのだろうな

さて、現実になった今

彼らはまだ在籍しているのか?もう辞めたのか?

そして、何を思うだろう

2024年5月15日水曜日

ゲーム、おもちゃ、ディスク、書籍は家電量販店に飲み込まれるのか・・・?(-_-)

 うーん、、、

ゲーム、おもちゃの業態が、今後どういう生き残り方をするのか?

サッパリ思いつかん

せいぜい「家電量販店に組み込まれる?」程度しか

おおよそ、資本力の問題だと思っててな

ゲーム、書籍、おもちゃ、ディスク、これらを多く在庫持って営業できる所って、家電量販店くらいしか思いつかんのよ

その家電量販店は

「利益が減少した家電に代わる商品の取り扱いと、売り上げ拡大のために、異業種に参入」って流れなわけだ

前は減少した利益をインセンティブで賄ってたけど

たぶん、それももう限界のはず

たっぷり金を出してくれる所が無くなりつつある

なので、住宅とかリフォームとか太陽光とかやるわけよ

ここまでは勤務してた頃から分かってたことだけど

どうもな

イマイチ、ピンと来なくてな

なんか、ピントが合わないのよ

というのも、家電量販店の販売ノウハウだと、書籍、ゲーム、おもちゃ、ディスクってのは、実は・・・あまり相性がよくないw

これは前にも行ったけど

家電量販店は売れ筋に特化した売り方をしていて

分析方法もABC分析とか使うの

対して、エンタメ商品ってのは生活必需品ではないので

無くても困らないし誰も死なない

だから、ロングテールで分析しないと駄目なの

この違い、めっちゃ相性悪くてなw

家電一筋でやって来た人が店長とかだと、たぶん、音を上げる

「意味が分からん」って

逆におもちゃ系でやって来た人からしたら「なんでこいつらこんなに頭固いんな?」ってなると思う

集客時期も異なっていて

エンタメの繁忙期は12月

次が夏休み

そして春

家電量販店だと夏のボーナスセール

冬のボーナスセール

決算セール

ここが稼ぎ頭

でも、そういうこと、わかってない人多い印象

なんとかして、家電を売るために、集客できないか?って無理な発想してて

おもちゃ、ゲームで集客したいわけよ

けどな

おもちゃ、ゲームって、新作と人気商品で初動が決まるんでな

いちいち、家電量販店のセールに合わせて発売とかしないのよ

せいぜい、劇場版や新作アニメの時期に合わせるわけだ

当然、年末の12月は外せないし

だから、12月はほっといても集客できる時期なんで

返ってオーバー集客になりかねないの

実際、おもちゃ売り場は12月激務なので、少ない人員で回してるから人手が足りない

そして、家電量販店の店長は「人がいるなら他部門から応援をもらえ」とか「期間限定でパート募集するか」って言うけど

業務に慣れていないと足手まといだし

素人だと客注対応すらまともにできないし

入荷した商品の検品、品出しも一人でできないわけだ

だから、どうしてもピンと来ねぇのよ

このまま家電量販店に飲み込まれる・・・って部分は

2024年5月7日火曜日

詐欺広告を見分ける嗅覚・・・( ゚Д゚)

 最近、詐欺広告増えてるんだが

これと同じ現象に見覚えがある

あれはもう30年以上前

バブルはじけるか?はじけた直後

「なんか最近、景気悪い?」みたいな時だった

新聞広告に怪しいチラシが入ってた

どうみても「詐欺」w

だが、そういうのがチラチラある

「こんなの見て騙される奴おるんか?」って思ったけど

いるんだろうな

宣伝広告費に金をかけてもお釣りが来るんやろ

世の中美味い話ってそうそうない

商売やっても「売れる!」って商品はめったに出ない

9割は「んー、、、イマイチ」な商品ばっかりだし

「これ売れんの???」って懐疑的なものもある

だから、たまにある「これは!!!」ってのに出会うと

ピカピカに光るというか、オーラを感じるのよね

ここ詐欺広告でも同じで

くすんで見える

ひどい時は腐ったにおいすらする

こればかりは商売の嗅覚なので、たぶん、ほかの人にはわからないかもしれない


2024年5月3日金曜日

AIと言えば「ザラキ ザラキ ザラキ」・・・( `ー´)ノ

 ここ数年「AI」って単語が飛び交ってて

熱心な議論もあるわけよ

けどな

どうしても、俺らの年齢だと

ドラゴンクエストⅣに搭載されていた戦闘AIがあって、クリフトってキャラクターが呪文が使えるのだけどあれを思い出してしまって

「ザラキ ザラキ ザラキ」って条件反射してしまってな

議論にすらならないwww

まあ、あのポンコツAIについては「とりあえずザラキうっとけ」ってな対応だったんで

クッソ腹立たしいわけよ

あれは典型的なフレーム問題で

指示したことしかやらないのな

どうやら中身のパラメーター的には「一番少ない回数で敵を倒す」って命令になってて

ザラキだとヒットすれば1撃死が可能なの

これがザラキが効かない相手と認識するのは、戦闘終了した直後だから

戦闘中はずっとザラキを唱えるわけだ

だから、今のAIはもう少し学習するのだろうけど

俺からしたら「ちょっと進歩した程度で、でかい顔すんな」って思ってしまう

単純に言えば「まだお前ら(AI)バカだろ」って

ワープロとゲーム機を販売してた頃のこと・・・"(-""-)"

 家電量販店のダイイチ(のちのデオデオ、エディオン)に入社って93年なのだけど

この時、特に「ゲーム売るの得意です」なんて言うわけもなく

淡々と「僕素人です」って感じで、仕事してたの

まあ、家電製品のことは興味あるけど、知らないこと多いでな

翌年、94年と言えば、テレビゲームで32ビット次世代機戦争が勃発する

この時、家電量販店でも一部販売されるわけよ

3DO、セガサターン

プレイステーションは別ルートだったし、取り扱いの指定条件が厳しくてな

普通の家電製品で売ることを拒んでた

この時「これじゃ売れんがな」って俺一人言ってた

3つ揃って、初めて集客力が発揮できる

本音を言えばスーパーファミコンとかも扱いたいのだが

スペースも考えれば無理なのはわかってて

「だったら次世代機だけでええわ」ってこと

それすらかなわない状況で売るわけよ

そしたら「なんでお前はそんなにゲームに詳しいんな?」って思われてて

けど、みんな直接は聞いてこないの

腹の中では「こいつはオタクだからか?」って思ってる節しかなく

「なんで?」って聞けばいいのに、プライドなのか?聞かない

まして、ゲーム計で売上を上げているのに(全店やエリアで1位、2位

「よく売れてる」とすら言わない

てか、みんな興味無かった感じ

そして、最悪だったのは、売上を上げているのに、「仕入れるな」だとか「そればかりにかかりきりになるな」という上司がいたこと

単純に売上金額だけ見れば、ワープロよりゲーム機の方が売れてたのよ

もうそのくらい、ワープロの販売力は下がって来てた

なのに、「ワープロ売れ」って言うわけ

俺の商売の考えは「売れるものを売る、売れないものを売っても労力がかかってコストに見合わない」ってことで

単純なの

でも、会社としてはワープロを全店、エリアで1位や2位で売った方が店長から褒められるわけ

俺からしたら「こいつら頭大丈夫か???」って思うわけよ

この頃のワープロって年末商戦くらいしか売れなくなってたの

もうワープロの時代が終わろうとしてたでな

決定打になったのはWindows95の登場だった

あれでワープロはとどめを刺された

年間でずっと売上パワーが落ちないゲーム機

まして、テレビゲームは年末商戦だと爆発的販売力を出す

対して、年間でぼちぼち売れて、年末の年賀はがき需要の時しか売れなくなってたワープロ

でも、過去の成功体験から抜け出せないっていうけど

まさにあれはそういう光景だった

2024年5月1日水曜日

経済を時系列で30数年みて、ようやく流れが分かるんだな…って話

 経済の動向って30年くらいで見ないと、意味が理解できないと思うの

オラが「円高?」「円安?」って、ずっと悩んでたのが、およそ30年ちょい前の高校生

何と言っても

誰に聞いても、きちんと答えられる大人がいない

せいぜい

「円安だと輸出にとって有利」

「円高だと海外旅行するのにいい」

ってぐらい

ホントに聞きたいところはそこじゃない

メリットとデメリット、両方知りたかったわけよ

あれから30数年、経済見てきて

「なるほど」とようやく理解してきた

まあ、ある意味仕方がないのだけど

1985年まで1ドル360円固定レートだったわけで

日本人みんなが、為替相場について、円安も円高も未経験なわけだ

なので1989~1994年くらいの間

「またも円高を更新しました」って連日言われても

「なんで?」ってピンと来ないわけ

ただ、ずっと思ってたのは

「ずっと下がる相場なんてありはしない。ずっと上がり続ける相場もありはしない。どこかで逆転する。」って思っていて

30数年、ずっと思ってたわけ

だから、こんなに長い間、円高に向かうなんて、思ってもみなかった

まあ、日本政府や日銀の政策がアタマオカシイのも原因なのだけど

消費税上げまくって、円高放置してるんだからな

バカじゃん?

ずっと「今と真逆のことすりゃ、経済も逆方向向くはずなんだけどな。あいつらバカか???」って、高校生の時から言ってた

真逆の政策を始めたと感じたのは、第二次安倍政権から

なので「あ、これ、来たわ」ってすぐ理解した

2011年頃の話よ

これ誰に話しても「ふーん」って反応で

「お前ら、自分の生活のことやで?」って言っても

「そんな先のことなんか気にしてられない。今日の生活で精いっぱい」って、うちの母親は言ってた

短期的な上下はあれど

長期的に見れば、上昇一択よ

なので、今の状況について、驚いてはいない

ただし、相変わらず、政治家、官僚らの反応と対応は「あほ」

30数年前から何も学習していない