2016年7月8日金曜日

今年の新入社員は将来社長になりたくないらしいが・・・

今年入社した1300人にアンケートを取ったらしい。

それで、将来どのポストまで進みたいか?という質問に対して、社長と答えた人が10.8%で過去最低を記録したんだとさ。

その理由が、『日本生産性本部は、「企業の謝罪会見などのイメージが強く、『重い責任を負いたくない』と考える新入社員が多いのではないか」と分析している。』だと言う。


んなバカな。www
一体どういう分析すりゃこんな考えになるんじゃ。

社長になったらそれなりの責任があるくらい新入社員でも分かってるわ。
責任を取りたくないヤツは、主任にすらなりたくないじゃろ。w

今はどこの会社も、大企業の縄張り争いになってるわけで、数少ない大企業の社長なんかそう簡単にポストが開かないという冷静な判断じゃろ。

昔みたいに、ちょっと頑張って、自分で会社を興すという中小企業的考えも少ないと思うが加味するべきで。

これ質問の仕方が悪いと思うんだけど、「将来企業家になりたい。」という質問も入れたらかなり数値変わるんじゃないかねぇ。

あとは会社を興すにも資金が必要なんだけど、銀行が簡単に貸さなくなったし、無茶な起業やった人は、カードローンでいくつも借金して会社起こしたり出来たけど、今は多重債務にならないセーフティネットがあるから、そういう裏技も使えない。

クラウドファンティングなどもやり方としてはあるけれど、資金が集められるのは余程の目立ちたがり屋か、過去に実績のある人になるからな。

アイディアとマネジメント能力があっても、お金が無いと何もできないのは、今も昔も変わらない。

1円から株式会社が起こせるってことで、一時期起業が流行ったけど、ハードルが下がっただけで、資金が必要なことには変わりないしな。。。

大企業はキャッシュフローと内部留保に走り、銀行は貸し渋りと厳しい債権回収をして、今のデフレ構造を作ったんだからな。

それを政府の責任にしたり、日銀の政策の責任に転嫁するばかりで、自分たちで下の者を育成するような種まきを怠ったわけだから、日本全体に閉塞感が続くに決まってるじゃんか。

世の中には色々な分析が記事なっているけれど、実態を本当に示した内容か?というと疑問を感じることが多い。

今回のアンケートはまたもそういう疑問を感じざるを得なかったのだった。

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