2016年7月10日日曜日

電車の広告にシールを貼ってる連中が居るらしい。

電車内でよく見かける広告。

ドアのガラス付近に貼り付けられた広告などは見慣れた風景だろう。
ちょうど目線を落とすと、読みやすい字体と大きさで伝えたいメッセージを簡潔にまとめてあるのが特徴だ。

この広告に上からシールを張り付けてる連中がいるらしい。
しかも、政治的なメッセージを載せているわけだ。

「安倍政治を許さない」などいくつかのパターンが存在するらしい。
それを見て嫌気がさした人物が、シールをはがし、ツイッターで写真を公開したところ。
一斉に政治的活動人物から攻撃を受けているそうだ。

なんとも、幼稚な作戦で、しかも執拗なまでに姑息な手段を使うものだ。

ということで、これまたちょいと調べてみた。

【器物破損罪】
損壊の意義
学説は多岐にわたるが、通説判例は、その物の効用を害する一切の行為をいうとしている。ゆえに物理的な損壊に限らず、心理的に使用できなくするような行為も損壊といえる。また、その物が本来持っている価値を低下させるのも損壊とみなされる。

また、電車は旅客会社の所有物なので、勝手にシールを張り付けることは違法だ。
これも、器物破損罪の根拠となりうる。

器物破損罪とは、必ずしも壊すだけを意味するものじゃないって事だ。
「その物の効用を害する一切の行為」と断定しているので、広告の効用を害している以上、器物破損罪となる。

では、刑罰はどうだろうか?
3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料である。

科料?
ちょっと聞きなれない言葉だが・・・

科料(かりょう)
「1000円以上1万円未満(つまり9999円以下)」の金銭を強制的に徴収する財産刑の一種である。日本の現行刑法における主刑で最も軽い刑罰で、軽微な犯罪に対して科される。罰金と類似しているが、罰金は1万円以上である。

ほうほぅ。
しかしながら、弁護士をしているブログなどを読むと、科料については触れていないので、罰金の方向性が高いのかもしれない。

もし、科料で済ませれるとしたら、今後も同じような手口をやる可能性は高いもんな。

ということで、電車内では静かにマナーを守って乗ろうぜ!

0 件のコメント:

コメントを投稿