2016年7月8日金曜日

呉市広長浜に介護ローソンが出来るらしい。。。

日本の高齢化や地域の過疎化が問題になりつつあるけれど、身近なスポットに介護+コンビニという新しい業態の店舗が誕生するらしい。

ローソン呉広長浜店
広島県呉市広長浜2丁目3番13号
2016年7月15日オープン
http://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1274327_2504.html

店舗は24時間営業だが、介護相談の窓口は。

月曜日~土曜日10:00~17:00
日曜日10:00~16:00(お盆・年末年始を除く)

となるようだ。

この時間はケアマネージャーや相談員が常駐していて、無料で相談に乗ってくれるのだそうだ。

取扱アイテム数は約3,500種類(うち介護関連商品:約200種類) (予定)で、咀嚼の楽な食べ物やオムツなどの介護用品を扱っているのが特徴らしい。

すでに埼玉県川口市に、この1号店が出店しており、新潟、大阪、福岡、山口にも出店をしているようだ。

2017年末までに30店舗ほど出店を計画しているという。

ローソンと言えば、過去に生鮮食料品を扱ったり、100円ローソンなど新しいアイディアの元、別の業態を提示してきたわけだけど、今回は通常のコンビニ+介護という複合型らしい。

店内は販売+相談+共有スペースという形みたいね。

さて、地域のニーズに応えられるか?なんだけど。。。

こればかりは、ケアマネージャーの資質によって大きく結果が変わると思う。
モノを売るって事も、売り場担当者の経験などである程度左右されるんだけど、介護という分野はモロに人の能力に左右される職種だと思うのよね。

これを事業として成り立たせるには、単に無料相談所ってだけじゃ事業継続は困難だと思う。
恐らく、無料相談から介護の斡旋料、施設への相談などから紹介料などいくつかの収益源を考えてると思うんだけど、お金を持ってる裕福な人がコンビニで相談を受けるか?というと、その数は少ないような気がする。。。

1件当たりの収入がどのくらいになるのか?とか、色々な情報が欲しかったけど、そういう情報はまだネットには無かったな。

話題性が最優先で、しかも無料で介護相談というフレーズしか聞こえない。
店舗に常駐する人は、ローソンの人じゃないのかもしれない。

どこかの施設から派遣された人が常駐してるのかな?
そして、無料相談から斡旋、紹介という流れなんだろうか?

ということで、少し調べてみた。
今回ローソンとFC契約をするのはハートパートナー有限会社という所のようだ。
所在地は広島県呉市広本町なので、地元の企業だな。
http://www.e-kokoro.co.jp/instanthp/page01.html

すでに介護事業をされているようで、「ケアステーションこころ」という名前で施設運営をされている。
名前くらいは聞いたことがあるし、「こころ介護タクシー」というのも見たことがある。

なので、ど素人のローソンがやるわけじゃないってことだ。
これは少し安心感がある話だと思う。

つまり、「介護をメインに運営していたハートーパートナーがコンビニ事業へ参入してきた。」と考える方が合点が行く。

恐らく、他の地域も同じやり方なんだろう。
ローソン店舗としてのノウハウは、通常のコンビニと同じだろうけど、介護にかかわるノウハウはその運営母体に寄る所が大きそうだ。

この事業方針が上手く行けば、今後ハートパートナーが2号店、3号店と地域に根差した店舗展開をする可能性はあるな。

つまり、ハートパートナーからすれば、コンビニ収益+主力の介護事業へ顧客を誘導できるわけだ。

なかなか面白い試みであると共に、すでに主力事業を持ってる異業種のコンビニ参入をさせる手法なわけだ。

一時期流行った、脱サラしてコンビニオーナーより良いんじゃないか?と思う。
さて、異業種同士のタッグによって、時代のニーズに応えられるか?ってことだな。

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