2016年7月10日日曜日

白票には法的根拠はありません。

未だに「白票に権利がある」とバカなことを言う大人がいる。

白票には何ら、一切、全く、効果も、権利もない。
第一に法的根拠が無いのだ。

そして、今の政治システムは組織票が固い人物が当選するシステムになっている。

地元後援団体、NPO法人、労働組合、郵便局、遺族会、会社、学校、あらゆるところに根を張っている。

それで当選した状態を果たして民意と言えるだろうか?
民主主義って何?組織票だよ?

政治家は選挙対策として次の流れを踏む。

①政治家は選挙で勝つために、資金が必要だから出資してくれる人のいう事を聞く。
②次に、当選しなければ政治が出来ないので、票を固めてくれる人のいう事を聞く。
③最後に、選挙中応援してくれる人たちの反応の良い公約を提示する。

ほとんどの人が③に該当するだろう。
これは投票率が低いから順位が低くなる理由だ。

ずる賢い金持ちは政治と選挙のシステムを理解しているから、政治家に金を渡し、票を集め、当選させて、自分たちに有利な政策を作らせている。

これが世界の常識だ。
それくらい大人ならわかるはずだろ。
もう子供じゃないんだから。

NRA、全米ライフル協会ってのがある。NRAが出資して議員になった連中がアメリカ全土にいる。

大統領でさえその影響力は無視できない。
だから、未だに銃規制が出来ない。

つまり、政治とは金を持った連中に簡単に乗っ取られる危険性があるってことだ。

だから、有効票をもって、民意を示すことが大事なんだ。

いくら金をもって、組織票に強くても、民意は覆せない。となれば、政治家は民意に沿った政策を打ち出すしかなくなる。

この理屈が分からないなら、大人を名乗る資格は無い。

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