2015年5月5日火曜日

ごくらく



呉市阿賀北にある、鶴の湯。
ここは昔からある銭湯って部類の温泉だ。

最近では呉市内にスーパー銭湯が出来ているし、周辺にも数多くのスーパー銭湯が出来ている。
その影響もあるのだろうけど、昔からある銭湯はどんどん数を減らして行っている。

すでに呉市内にあった銭湯のほとんどが消えてしまったわけだが、残っている銭湯のほとんどは温泉が出る所くらいだ。

ただお湯を沸かすだけの銭湯は次第に消えていってしまった。

体重計・牛乳瓶・大きな鏡・靴箱・暖簾などなど。
あの時代を知っている人からすれば、懐かしい空間だろう。

このあたりの温泉と呼ばれる所では、ほとんどの場合ラドンが湧き出るらしい。
詳しいことは良く分からないが、ラジウムから発生する気体がラドンらしい。

しかし、「ラドン」・・・
どうしても怪獣の姿を思い浮かべてしまうのは、オイラだけなんだろうか???

まあ、怪獣ラドン並に強力!と考えればそれでも良いのだが。w

ここの泉質はサラサラとしていて入りやすいし、少し入っただけで身体も温まる。
この近くの山といえば、休み山と大空山の二つ。
恐らくそこから流れてくる水脈でもあるんだろうか?
海に近い温泉だと、少し重い感じやネットリした感じがしてしまう。
私はこのサラサラとした温泉を好むようだ。

ここでの入浴は神経的な痛みは本当に「消える」という言葉がぴったりなほどだ。
私は首と腰が痛むのだけど、今回は歩きすぎた為、足に来てしまっていた。
痛くは無いのだけど、ふくらはぎから足までパンパンに腫れてしまってた。

二度お湯に浸かっただけだけど、それだけで充分だった。
外に出るころには、身体は温まり、足の腫れや身体のむくみも解消されてしまった。

一番ありがたいのは入浴料だ。
このご時世に400円は破格だ。

痛みも取れて入浴料も安い。
だからなのだろう。
朝早く、開店前なのに入り口付近でお婆様方が並んでおられる。
皆さんどこかに痛みをお持ちのようだった。

一度入浴料を払えば、脱衣場で休むのも良いし、2Fで休んで、何度でも入浴することが出来る。
ただ、食事やマッサージなどのサービスは無いので、他のお店でマッサージの予約をしてから入浴に行くと良いだろう。
充分身体が温まった状態でマッサージをしてもらえば、身体の回復も早いと思う。

ここで用意されているのは、アイスと自動販売機くらいだ。
一風呂浴びて、湯上りのアイスは美味しいし、自動販売機でお茶やジュースで喉を潤すのも良いだろう。
銭湯に定番の牛乳・珈琲牛乳・ヨーグルトもある。
ただし、これらはビンだから、絶対にお風呂の中へ持ち込んではダメだ。

昔ながらの銭湯ってのが、どんな感じなのか?
今の子供たちはあまり知らないだろうから、家族で銭湯体験をするのも良いかもしれない。


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