2019年3月3日日曜日

国連の児童ポルノ取り締まりについて思う事。。。

思うのだけど。
商売してると、他人の趣味に興味なんか持たなくなって来る。

ここがオイラの基本的な考え方になってんだけど。
例えば「アニメオタクキモイ」ってのは、オイラからすれば「は?」なのだ。

だって、アニメオタクが居なかったら、アニメショップは商売にならん。w
漫画もアニメも、日本経済を回してきた原動力であるのも事実。

また、技術的側面から見ても、職人技なので継承が難しい。
一度失われると、もう一度取り戻すのは困難。

それから、「フィギュアを買う人が気持ち悪い」ってのも、日本人は古くから木造人形を造形してきた。
ひな人形、こけし、からくり人形、仏像などだ。

そういう造形技術って、地味に日本人の持つDNAっぽくて。
2Dのキャラクターを3Dにしちゃうんだから「すげー」と思う。

なんで他人の趣味に興味を持つのか?
「他人がどんな趣味を持っていようと、自分には一ミリも関係ない」
ハッキリ言って、これしかないじゃろ。

酒が好きなヤツを見て「酒飲み汚い」って言ってるのと同じだし。
タバコ吸ってるのも「臭いの嫌い」ってのと変わらん。

けど、犯罪者じゃないよな。
「お前の主観の問題だし、距離を置けば問題無いじゃろ」と思う。

自分と同じ価値観を共有するってのは、楽しいし、必要な事だけど。
それが出来ない相手はごまんといる。

拳銃が好きな人もいるけど。
「じゃあ、そいつは犯罪を犯すのか?」ってこと。
それは別の問題だよね。

手術用メスを作る職人は、人を切りつけるのが趣味か?
違うだろ。
あくまでも仕事なだけだ。

では、ブランド品を身につけている女性で、ワニバックとか持っていたら動物虐待者か?
そうじゃないよな。

刺身を食ってる日本人を見て「野蛮」と言っていた欧米人の感覚に似ている。

捕鯨に文句を言っている欧米人も、無理解と文化に対する寛容性の無さが原因だ。
白人がどんな捕鯨をして来たか?よく調べるといい。

この世で一番危険なのは、正義の仮面をかぶって、正義を執行しようとする連中だ。
たいてい裏を見たら、どこかで金が動いている。

欧米人が日本のコンテンツを潰しに掛かっているのは、ほぼ明白で、児童ポルノだとか、幼児虐待だとか抜かして、アニメコンテンツを排除したい連中がバックにいると考えた方が色々納得できる。

オーストラリアが日本に捕鯨禁止を強く訴えるのも、オージービーフの輸入先として、日本はお得意様だからだ。
肉の消費が少しでも減るような事は阻止したいに決まっている。

こういうものを「ロビー活動」というらしい。
いくつもの団体を作り、国の内外から圧力を掛けて排除する動きを付ける。
また、逆に自分たちの権益を守るための団体もいくつもつくられている。

日本のコンテンツ産業は、安易に「海外で売る」って事を考え過ぎで、そういう攻撃と防御の一体化が未整備だ。

この世の中で「バカな事考えるな」という事の裏側を考えれば、「誰が得をする?」と考えた方が導きやすい。

裁判するのも、お家騒動起こすのも、揉め事の原因は金と権利。
そこしかない。

児童ポルノ規制強化をするのなら、妄想の産物を規制しても意味が無い。
戦争映画を規制したら、世界から戦争が無くなるのか?
無くならないだろ。

食べ残しに罰金を付ければ、世界から貧困が無くなるか?
そんなの関係ないよな。

ここまで話せば、聡明な方なら理解できるだろう。
根本的な問題を処置してなくて、全く無関係な事に労力を費やしているのが、国連の児童ポルノ取り締まりだ。

実在する子供を性的な商売の道具にしている、製作者、流通業者、販売店、配信者を厳罰にするならわかる。
紙に描いた創造物を取り締まったって、被害に遭っている子供を救う事は出来ない。

日本では通称ロリコン法案なるものが法制化されており、児童のわいせつな写真や動画を持っているだけで、逮捕されるそうだ。
しかし、見るだけなら犯罪にならないという。
こんなふざけた法律あるかよ。w

その目的が「青少年の育成を守る」とか言ってるような連中が考えた事だぜ?
子供をダシに使って商売してるような連中こそ、徹底的に潰すべきだろ。

さて、ツイッターも似たような動きを見せている。
児童のわいせつを想起させるようなコメント、アイコン、写真、動画全てを禁止するようだ。
それは妄想も含まれるらしい。w

youtubeも最近、規約の変更を行っている。
これらの震源地はすべて米国による法律に沿った流れだ。

必要な規制はある。
しかし、無意味で大多数の罪なき人々を罪びとにしかねない動きは阻止しなきゃいけない。

先日、日本で大問題となった「ダウンロード規制法」でスクリーンショット禁止という事が話題にもなったが、こんなバカげたことを考える連中の後ろに誰がいるか?よく考え、また調べる必要がある。

たった数人や数十人によって、人間の持つ価値観や創造力を規制するのは、とても危険な事だ。

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