2019年3月6日水曜日

日本の出前文化。。。それに気づかせてくれたのは一本のゲームだった。

ふと気づいたけど。
先日リメイクされたゲームソフト「この世界の果てで恋を唄う少女~YU-NO~」で「お金を置いておきますから、出前でもとってください」というセリフ。

今だと通用しないっぽい。w

投稿したのは、どうも外国人なのだけど。
「日本ならコンビニがあるのに、外国ならわかるけど、こんなことがあるんだろうか?」と言われて、気づいたのだ。

そう、いつの間にか、日本から出前文化が消え去っていたってことに。。。

ラーメン、焼き飯、焼きそば、寿司、そば、うどん、お好み焼き、たくさんあったはずなんだが。
いつの間にか、チェーン店ばかりで、ピザか寿司くらいしか思い浮かばない。

確かに、平日AM11:40ごろには出前の電話がピークを迎えていた。
オフィスからの依頼がほとんどで、14:00時くらいまで、出前で店とオフィスを行ったり来たりだった。

「まだ来ない」という催促の電話も珍しくなかった。
コンビニが普及して、明らかに出前じゃ無く、買出し文化に変わっているのだ。

あの作品が出た頃でさえ、すでに1996年。
まだこの手の会話は通用する時代だったが、出前をするお店は減り始めていた。

また、営業時間の短縮が始まったのもこの頃で。
今じゃ11~14時くらいでランチ、18~22時くらいでディナーというのが定番だ。

それまでの飲食業は、早い所は朝5時や6時なんて当たり前で、朝早くから働く運送系や建設系のあんちゃんが食べに行くってのが定番だった。

昼を過ぎた15~17時くらいも暇だったけど、店を開けておくのは当たり前だったし、食事は売れなくても、珈琲くらいは需要があったのだ。

日本人が当たり前に過ごしていた日常風景は、この30年くらいの間に、ほぼ絶滅したと言っていい。

という事は、次の30年で一体なにが絶滅するんだろうか?
もしかしたら、このゲーム産業も他人事ではないかもしれない。

平成も残りあとわずかである。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿