テレビでは「統一教会との付き合いを自民党や止めるべきだ」論が噴出していて。
被害者の会が言うのはまあ、気持ちはわかるとして、それ以外の人らまで発言し始めていて、インフルエンサーである「ひろゆき」まで参戦してる。
これな「アホ」としか言いよう無くて。
福田達夫、岸信介、と「問題ない」とか「何が問題かわからない」と発言するのも仕方がない。
これは擁護してるのではなくて、日本の法律に「政教分離」と書かれている以上、政治家が特定の宗教団体を排除したり、圧力をかけるような事をすれば、「政教分離に反してる」と訴訟されたら議員の方が負ける。
世間ではアホは真逆に「宗教団体が特定の議員、政党を支持するのは政教分離に反してる」と誤解していて。
考え方が真逆なわけだ。
もし、統一教会と縁を切るなら、最低でも宗教法人格を取り消しされるくらいの司法の判断が出ないと無理。
今の所、過去に霊感商法などで問題視されたことはあれど、それは「消費者契約法」で対応せよということで、2018年に改定されていて霊感商法による販売は、ほぼ無条件で返金が出来る。
こうなると他に犯罪行為を犯しているという事実を出さない限り、立件することは困難で。
あのオウム真理教でさえ、「破防法」の適用を免れたと考えれば、今の日本の宗教団体ってのは、相当強い法律で守られていると言っていい。
これは戦前、大日本帝国時代に神道へ一本化するために、他宗教を弾圧した歴史があるからで。
二度と、政府や政治が宗教弾圧を繰り返さないために「政教分離」という立場を取ってるためだ。
もうちょっと法律とかよく調べた方がいい。
安易に「国会議員がいるとお墨付きが付く」というが、それこそ何も考えず、何も調べず、安易に信用する側にも問題がある。
何事も契約、入会、入信、入社、入学する時には、最低でもどういう歴史と文化を持っていて、どういう方針なのか?くらい自分で調べられる時代だ。
なんでも他人の責任に転嫁してたのでは、立派な大人とは言えないんじゃない???
まあ、テレビなんて所詮、何らかの意図を持って制作されてるんで、「視聴率上がって儲かる」って単にそれだけの理由だと思うよ?
有田 芳生なんて、連日テレビに出てるけど、あの人、過去、バリバリの共産党員だったわけだし、共産党を目の敵にしてた統一教会と自民党、一度に攻撃出来るとなれば、容赦ないのも頷ける。
かといって、統一教会だけではなく、あらゆる宗教で、被害に遭い、被害者を放置したりしてはいけないし、問題があれば行政指導、事件が起これば司法の場で決着をつけなければならない事に変わりはない。
繰り返しになるが「政治家、政党や政府が、特定の宗教を優遇、あるいは弾圧」をすれば「政教分離に反する」という大前提がこの国にはあるという事だ。
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