2022年7月25日月曜日

無名だった初代シャイニングアンドザダグネスの発売日の状況を思い出す。

 初代シャイニングアンドザダグネスは発売日当日良く売れた。

出たのは1991年3月29日(金)だったらしく。

僕の記憶では「学校終わってから、即、店に行ったはずで、昼過ぎには店にいた」という記憶なんで、たぶん、春休みに入る直前、終業式でもあったのかもしれない。

なので、ホント、昼からひっきりなしに「シャイニングアンドザダグネスありませんか?」とやってくる。

店長も「午後から増えた」と言ってたはずで、購入層もだいたい中学生、高校生らしきのが多かった。

MDで本格的なRPGと言えば「ファンタシースター」以外、ほとんど思いつかないくらいRPG不足を引き起こしていて。

SFCでは豊富に発売されるRPGを横目にしてたユーザーも多かっただろうと思う。

まあ、SFCはCPUの処理速度が遅いという欠点があったため、ACTやSTGを作る事がそもそも困難という問題があった。

それがちょうど、時代的にマッチしただけで、意図したことじゃない。

しかし、市場はそういう風には受け取らないし。

当然セガへの風当たりも強く「なんでRPG少ないん?」と。

そういう中で出たので、売れ行きが良かったのだと思う。

僕は発売前からノーマークで、発売当日になってタイトルも中身もすべて知った。

「これ面白いん?」と店長に聞くと「一本自分用に買ってるから、中開けてもいいで」というので、裏に籠って1~2時間ほどプレイしてみた。

驚くほどよくできていて、「これは面白い!」と僕も当日、すぐ買った。

当初は10本程度仕入れるつもりだったらしいけど、「なんか動きが良さそう」ってんで30本か40本か追加したらしい。

それだけ追加しても、当日完売だった。

もちろん、近郊店でMDを本気で扱う店など他に無い時代なので、他店は午前中には完売してたらしい。

恐らく数本しか仕入れてなかったのだろう。

かくして、「シャイニングシリーズ」という伝説は始まったのである。

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