2022年7月7日木曜日

思い出したこと・・・(-_-メ)

 とあるTLで「プレイしてて腹が立つと、ゲーム機を投げつける」って話が飛んできて。

一つ思い出した。


これは僕が小学5年生の頃。

1年ほど前に近所の公園で遊んでいて、知り合いになった幼稚園児がいて。

公園の隣のマンションの最上階に住んでる子だった。


家に上がった事もあって、ジュースやお菓子を母親が出してくれた。

二人で一緒にファミコンして遊んだのだ。


それから1年後。

小学一年生になった時。

それまでも何度かお互いに家に上がり込んで、ファミコンで遊ぶとかしてたのだけど。


その日は、何を遊んでたか?忘れたが、その子がゲームをプレイしていて、負けたか、上手く操作が出来ないかで、僕の家のファミコン本体を持ち上げて、投げつける手前まで行ったのよ。


すぐさま制止して。

「やめろ!」と静かな低い声で叱った。

「自分が何をやってるのか?正確に理解してやってるのか?」とさえ諭した。

そしたら、本体を元に戻して、泣いて帰って行った。


それから数か月後。

「どうしてるかな?」と思ってたんだが。

ある時、公園で目にしたので声を掛けてみた。

しかし、一向に振り向かない。


無視されたのかな?と思っていたら、「気づかなかった」と言っていて。

「そんなことないだろう?」と不思議に思ったわけ。

それで話を聞くと「左耳が聞こえなくなった」と言っていて。

「なんで?」と聞いたら「お母さんに叩かれた時、鼓膜が破れた」と言っていた。


元々、何度か家に上がって、顔は見知っていたけれど、「金は持ってそうだし、身なりもいいのだが、なんか引っかかる親だな?」と思ってた。


親としてはかなり問題のある親だったと思う。

ただ、外面は良いので、すぐわからない。

僕が違和感を感じたのは、たぶん、そこ。


あの時代、子供が多かった。

様々な子を見たし、様々な家に上がり込んで親も見た。

子供に何らかの癇癪持ちがいたら、たいていの場合、親に問題がある。


嘘を平気でつく子もいたし、人をいじめる子、窃盗のような悪さをする子、など、問題児の家と親を見れば一目瞭然だった。


荒れている家庭の特徴ってのがあって。

玄関口、ベランダに物がたくさんある、もしくは散乱してても放置してるとか。

家の中に何もないとか。

異なる香りの芳香剤を使っているので、家の中で科学的異臭がするとか。

階段や床に埃が溜まったままとか。

金持ちだと、家は大きく部屋も庭も小奇麗だけど、親が常に居ない状態が多く、子供に大金を渡し好き勝手にやらせてるとか。


まあ、だいたい、こんな感じの家を見たら要注意だ。

必ず「なんかある」。


上の4つは、生まれた時から、そういう環境で育つと、幼稚園児、小学生低学年で問題を起こしてる事が多く。

最後の5つめだと、小学生の頃までは育ちのいいお坊ちゃんやお嬢様のだが、中学生くらいになると途端に不良と絡んで遊びほうけたりする。


むしろ、親が病気で伏せっている事が多かったり、早くに亡くなったような子は、他人に優しい。

そして、なにより、精神的にタフ。


親の影響ってのは、子供にとっては100に値する。

言われたこと、見せられたこと、されたこと、教わったこと、それは世界のすべてとなる。

だから、子供の育て方は難しいし、大変なのだ。

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