2020年12月30日水曜日

RPGというゲームジャンルについて思うこと・・・(+_+)

 80年代のRPGって「なに?」ってのが当時の感想で。

ファミコンで出てたのは「ハイドライドスペシャル」「頭脳戦艦ガル」「キングスナイト」「ワルキューレの冒険」「ドルアーガの塔」とかだった。

どう見てもシューティングだし、どうみてもアクションなのだけど。

「パワーアップさえすれば、RPGなのか?」と思うほど、よくわかんねぇしろものだった。

ここにさらによくわからないものが登場する。

それが「ドラゴンクエスト」

これまで発売されたRPGとは、どれとも似ても似つかず。

「どこがRPG?」なわけだ。

しかも、その後ディスクシステムで「ゼルダの伝説」が出てくる。

これもどう見てもアクションなのだけど。

「成長するか?」なわけで。

単にアイテムを集めて、できることが増えるだけ。

せいぜいHPのハートが増えるくらいしか、成長要素ってない。

恐らく、誰も統一した見解を持ってなかった時代で。

記事に書かれてることすらかなり適当だったし。

世間でのRPGって評価もさまざまだった。

ここにさらにPCゲーマーが表れて「RPGを指すならザナドゥだ」とか「いや、ウィーザードリィーこそRPGだ」って、さらに混迷する。

んじゃ、アーケードは?と思うと。

それっぽいものは出てなくて。

90年ごろにようやく、それっぽいものが出たのが「マジシャンロード」くらい。

確かあれ、カードにゲーム情報記録できたはず・・・

けど、もうこのころになると、アクション要素があるものは、RPGとは誰も呼ばなくなってたし、「ドラゴンクエスト」がRPGの代名詞になってたんで。

「ファイナルファンタジー」もヒットしていて、おおよその方向性が出てた頃。

80年代の終わりくらいには、各社「ドラクエに続け」みたいな感じで、「インドラの光」とか「ヘラクレスの栄光」とか。

このころになって、ようやく「ターン性」とか「マップ」とか「ストーリー」って概念があってそれを長時間プレイして完結まで導くってのが、大筋のRPGってことになってゆく。

たぶん、映像的手法、数値管理、容量的制限、ゲームで物語を進行させるひな形がなかったために、当時主流だったアクション、シューティングを使って、RPGっぽく仕上げたかったのかもしれない。。。

ただ、あの当時の人らが何を考えて作ってたのか?

さっぱり情報がないんで、わからんことだらけ。

ただ、子供心に「意味わからん」だったのだけ覚えている。

これもPCゲーマー勢が言ってたことだけど。

「あれはウルティマだ」って話で。

見た目的に「ドラゴンクエスト」って「ウルティマ」に似てるってことだった。

のちのち、「ウルティマ」と「ウィザードリィー」を掛け合わせたものが「ドラゴンクエスト」ということが公式に言われ始めて、ようやく落ち着いた感じだけど。

それまで「なに作ってんの?」でしかなかった。

「ドラゴンクエスト1」は横で見てただけなんで、あんまりいい記憶はなくて。

自分でプレイしたのは「ドラゴンクエストⅡ」から。

しかも、ちゃんとパーティー制で戦略が増したものだったんで、確かに面白かった。

(ヒントがどえらい少ないけど・・・)

一番の苦悩は「長いパスワード」で。

「ぱ」と「ば」の区別がつきにくいとか。

30分くらい悩み続けて、ようやく判明したこと何度もある。

なので「これからRPGってこんな修行みたいなことばっかりするんか?」だった。

けど、案外、長いパスワード方式は、あっさりと終わりを告げる。

バッテリーバックアップの登場によって。

オイラ、あのころ「セーブできるディスクシステムなら、問題ないんで、ディスクシステムに重点的に発売されるか?」と思ってたくらい。

当時、誰に聞いたのだったか?

「なんでカセットにこだわるん?」と聞いたら「ディスクシステムじゃ容量が足らん」って言われたことだった。

そこは「枚数増やせばいいじゃん?」なのだけど。

今から思えば、ディスクの枚数増やして、ゲームを管理してたら、どえらい面倒だと気付く。www

当時は技術的な壁ってわかんないんで。

ほぼ理屈だけで考えてた頃。

まあ、パソコンゲームはフロッピーが主体だったんで、フロッピー枚数が増えてゆくんだけど。

同時にRPGより18禁ADVにシフトしていって、あれならストーリーは一本道なんで、ディスク管理はまだ楽だと思う。

結局、PCよりも先に家庭用でCD-ROMが普及しちゃうんで、RPGの方向性ってのは、どんどんビジュアルシーン重視になってゆく。

この頃になると、そこそこ早いCPUと大容量CD-ROMで、パソコンからの移植も可能になったし。

SLGのような複雑な計算と大量のデータを扱うことも、家庭用でできるようになっていた。

気づくと「シュミレーションRPG」って作品が増えていて。

「どっちやねん?」な感じで思ってた。

個人的にはSLRPGは苦手な部類で。

あれは移動の自由度が全くなく、兵器としての移動しかできない。

基本的に、ストーリーも一本道になりやすく、そのために、出会う人物や仲間になる人物などによって、物語が変化するというものだった。

なので、「ありゃ単に兵器を人物に置き換えてるだけやん」ってのが、個人的な感想で。

兵器は成長しないけど、人物は戦闘によって成長するってだけの違い。

SLGは昔から苦手だけど、「ネクタリス」とか「提督の決断」とかは、なぜか好きなほう。

まともにクリアまでやったのは「ファミコンウォーズ」くらいだし。

「ラングリッサー」も「ファイヤーエンブレム」も「シャイニングフォース」も、よく売れたけど。

あれらだけは、一切手を付けなかった。

それくらいなんか苦手。。。

という感じで、思い返してみても。

二転三転した歴史で。

ちょっと20年くらい前でも「悪魔城ドラキュラⅩ月下の夜想曲」なんて、「どう見てもアクション」だけど、経験値とレベル概念があるんで「アクションRPG」という位置づけになってる。

というんで、RPGって、ほかのジャンルと親和性高いのか?

それとも、ゲームってRPG要素に当てはまりやすいのか?

「なんとかRPG」って代名詞は、延々と続いてきたと思う。

結果、今はだいぶジャンルが整理されたけど。

これ店頭並べるとき「アクション?RPG?シュミレーション?」って区分けに、毎度苦労する。www

延々と長いこと書いたけど。

要は「どこに置けちゅうねや!!!」ってのが、販売員の気持ちだったりするのだった。w

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