2020年12月8日火曜日

1995年末、なぜ?セガは日本で一位になれたのか?・・・当時を解説する!(* ̄▽ ̄)ノ

まず、これを書いた理由から説明しよう。

現在「セガゼミ」がyoutubeで公開している。



これを踏まえて、当時の状況を説明、補足を行って行きたい。 

1994~1995年年末までの、セガサターンで発売されたゲーム発売リストは、後世の教科書に残したいほど素晴らしいものだった。

2014年11月22日セガサターン本体発売

同日発売

「バーチャファイター」発売時キラーソフト

1995年

1/20

「ビクトリーゴール」3/18よりJリーグ開幕

4/1

「デイトナUSA」春のキラーソフト

4/14

「柿木将棋」定番アイテム、名人戦4~6月

4/28

「三国志Ⅳ」光栄からSLGキラータイトル

5/19

「極上パロディウスだ!DELUXE PACK」コナミからSTGキラータイトル

5/29

「完全中継プロ野球グレイテストナイン」4/1パ・リーグ公式戦開幕

5/26

「スーパーリアル麻雀PV」ACヒット脱衣麻雀の移植

7/14

「バーチャファイターリミックス」7/20頃から夏休み

7/28

「実況パワフルプロ野球’95開幕版」8/7から第77回全国高等学校野球選手権大会

8/11

「アイドル麻雀ファイナルロマンス2」脱衣麻雀追加

「ウイニングポストEX」光栄から定番育成SLG、7~8月は競馬レースなし

「卒業II 〜Neo Generation〜」PCヒット、ギャルゲーの移植

8/25

「AI将棋」定番ソフト、王位戦7~9月

「ファイプロ外伝ブレイジングトルネード」プロレスのヒット作シリーズ

9/1

「実戦麻雀」非アダルト麻雀の登場

9/14

「レイヤーセクション」ACレイフォースの移植

9/15

「将棋まつり」定番ソフト、王座戦9~10月

9/22

「マスターズ~遥かなるオーガスタ3~」定番ゴルフ

「ワールドアドバンスド大戦略~鋼鉄の戦風」定番SLG

9/29

「シムシティ2000」PCヒット、サンドボックスSLG

「永世名人」定番将棋、竜王戦10~12月

「出たなツインビーヤッホー!DELUXE PACK」コナミのヒットSTG

「信長の野望:天翔記」光栄から秋のキラーSLG

10/27

「ぷよぷよ通」パズル落ちモノヒット作、秋のキラーソフト

「プリンセスメーカー2」PCでヒットした育成SLG

11/17

「ドラゴンボールZ真武闘伝」ヒットアニメの格ゲー

「野茂英雄ワールドシリーズベースボール」当時の大人気選手起用と10/21からペナントレース開幕

(以下、クリスマス需要時期

11/27

「バーチャコップ」ACヒットから早期の移植

12/1

「バーチャファイター2」期待の年末キラーソフト

12/15

「ダライアス外伝」最新ダライアスの移植作

11/22

「機動戦士ガンダム」バンダイの定番ガンダム作品

12/25

「真・女神転生デビルサマナー」ヒットRPGシリーズ

12/29

「セガラリーチャンピオンシップ」AC絶賛稼働中のレースゲーム

ざっと一年で動きのあった覚えのあるタイトルがこれ。

(さらに詳細はwikiを参照してもらいたい。)

ほとんど、時系列的に社会の動きと連動してんのよ。

あと、必要な定番ソフトを挟むように発売している。

これ以外も含めて、1995年だけで144タイトルが発売された。

そりゃ、年末年始勝てて当然。

ほぼ毎月、山場となるソフトが出ていて、重要な繁忙シーズンにキラータイトルや有名タイトルを入れてるとか。

これホント、お手本にした方がいいレベル。

今成功しているSWITCHもほぼ同じような感じ。

あれ出すタイミングが上手い。

それを3年続けてるんで。

セガはこの1年しか出来なかった。

翌年から、これら定番やシリーズ、ヒット作の移植に恵まれなくなってくる。

これはセガが主導したわけではなく、単に運よくこの順番になっただけだと思うけど。

任天堂はいつもこの時期をよく考えて、ソフトを投下してる印象がある。

「ハードウェア戦争」「次世代機戦争」とはよく聞くだろうが、それはいつも「スペック」を指標に語られることが多い。


しかし、「実際には発売されたゲームソフト、時期、タイトル、などで、大きく本体の売上を伸ばす事が出来るか?出来ないか?」だ。


過去、市場で大きなシェアを握ったハードほど、ソフトに恵まれたのが要因としかオイラは思わない。

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