最近不倫ネタ多いですね。。。てか、昔からか。

この国では、なぜか？
他人の性行為や不貞行為に対して、国を揺るがすようなスキャンダルとして報道される不可思議な国です。

しかも、テレビの報道時間は真昼間の9～12時、13～16時くらいに集中していて、しかも、その発端となる週刊誌はコンビニで一般紙と同等の扱いを受け、販売されています。

そして、電車のつり革には、その週刊誌の過激なタイトルが踊り。
誰の目にも留まるようになっています。

これは子供のころから「おかしい」とずっと思っていまして。

だって、エロ本一つでも見つかった日には、ＰＴＡが鬼の首を取ったように大騒ぎするじゃありませんか？？？

ゲームやアニメで暴力的な表現があると、「犯罪を犯す！」とまで断言する馬鹿な学者や、自称専門医が現れて、大バッシングを始めます。。。

”よくよくお考え下さい。”

あくまでも架空のお話しで、創作物で、誰も被害者はいませんし、当事者も存在しません。

”しかし、週刊誌の報道は当事者が存在しますし、被害者もその家族もいます。”

そして、そういう人たちに向かって、カメラを向け、マイクを突き付け、「どんなお気持ちですか？」とどアホゥな質問をしているのですよ？？？
さらに、犯罪の詳細な手口を披露してしまうので、模倣犯まで出てきます。

しかも、幼稚園児や小学生が見えるような時間帯にもバンバン再放送で流していたり、お前らの正義は「子供の健全な育成の為」って事で都条例まで作り、架空の作品の表現の自由を奪っているのに、現実に起こっている事件で、被害者が居て、家族もいるのに、そちらは規制しないんですか？？？と思うのです。

不倫をしている人にも家族は居ますよね。
だいたい子供もいますよね？
子供を守るんでしょ？？？
その子供は、学校でいじめられたりしてますよ？
もしくは、騒動で学校へ行く事すら出来なかったりしますよ？

だって、玄関前に記者が張り付いてますものね。。。

それって社会的制裁を受ける対象ですか？
その家族も被害者でしょ。

架空の漫画は悪書と呼び、燃やすほど過激に排除するのに、週刊誌のような書物はなんていうんですか？？？ｗ
そんなに堂々と販売出来るものなら、子供の頃から読ませたら良いんじゃないですか？？？
タイトルに「妻からの絶縁状」とか「ゲス不倫辞職議員」とか書かれてますけど？

オイラは「週刊誌こそ悪書であり、教育上最も好ましくないモノだ」と思っています。
あんなものは読んではいけません。

頭が悪くなります。
性格も悪くなります。
心がけがれます。
読解力が落ちます。
時間の無駄です。
お金がもったいないです。

「他人の不幸をあざ笑い、金銭を得る。」それが週刊誌の実態です。

では、漫画やアニメ、ゲームはどうでしょうか？
確かに、過去の作品に問題とされるような作品もありました。
しかし、そういう作品は逆にユーザー間の議論も活発で、本当に良くないという意見や結論が出たら、二度と市場へ出せなくなります。
作ったクリエーターの名前が出る世界なので、責任は創作者であり、そこは明確です。

しかし、不倫報道などにそんな議論はたいてい出てきません。
近所のおばちゃん同士のネタにされたり、あの人が悪い、この人が悪いって話に終始しています。
記事を書いたライターの名前なんぞ、まず出る事もなく、誰が責任者なのか？さえ曖昧です。

酷い時は誤報や作り話も入っているのが週刊誌です。

こんな責任者の所在も不明確で、仮に名誉棄損で訴え勝訴した所で、数百万円程度の慰謝料や罰金ですよ。
相手は億単位で儲けてる企業なので。。。そりゃ懲りないですわ。

それから不貞行為だろうと、そんなものは個人間の問題なので、他人は一ミリも関係ありません。
オイラはいつも言ってるのですが「俺の人生に一ミリも関係ねー。」と。

他人に興味を持つくらいなら、自分の家族に興味を持ちなさい。
その方が、家族円満ですよ。

悪書と私は呼びますが、悪書週刊誌を読むなら、その時間で自分の為になる本を読みなさい。
知識と知恵は自分を助けます。

他人の不幸を知っても、自分は幸せにはなりません。
この世から早く、週刊誌、ワイドショーのような悪意ある報道や存在が無くなるべきで、それが無理なら、都条例で週刊誌の販売規制・販売年齢制限と確認をするべきです。
テレビは放送法の改正でワイドショーの放送時間を深夜帯に変更などをする事が急務だと思います。