2016年9月3日土曜日

ワンセグケータイで受信料の支払いは不要らしいが・・・

NHKの放送受信料ってのがありますよね。

テレビを持ってなくても、ワンセグケータイを持っているだけで、受信契約が必要とずっと言われていましたが、さいたま地方裁判所において、「NHKの受信料を払う義務はない」という一審の判決がでたようです。

これは、放送法64条1項に定められている「放送を受信できる受信設備を設置した者」と規定されているのですが、「設置ではなく携帯しているものだ」との主張を認めたという事だそうです。

これを受け、NHKは控訴する構えです。

日本の裁判は三審制ですから、負けた方が2週間以内に控訴しなければ判決は確定。
2週間以内に控訴した場合は、2審、3審の最高裁まで争うことが出来ます。

通常、最高裁まで争うとなると3年くらい掛かりますから、まだ先は長いですね。
NHKがこの判決が2審で出ても、諦める事は絶対ないでしょうから。

さて、その3年くらいの間にも、ワンセグケータイだけを持ってる人には、NHKから執拗な催促が来ると思います。
また、職員は「まだ最高裁で判決が出てない」と言うでしょう。

しかし、1審とは言え判決が下されたわけで、これは重く受け止めなければなりません。
また、そういう態度ですと、反発を招くだけなので、一応民間企業という事になってますから、やはり好ましい態度とは言えませんよね。w

さて、今回の判決は「当たり前」と言えば、それまでですが、驚くべきことに今回の裁判を起こした人は弁護士を雇っていません。w

所謂、本人訴訟というヤツです。
しかも、NHKは凄腕の弁護士を3人も雇って負けたわけです。www

これは、素人がプロ野球選手と試合して、コールドゲームで勝ったくらいの快挙ですわ。www

さて、本人訴訟をした背景を調べてみますと、「NHKから国民を守る党の党員、朝霞市議の大橋 正信氏」が訴訟を起こしたそうです。

ん?変な団体?とも思ったのですが、やってる事と言ってる事は、とりあえず合理的です。
しかも、NHKと総務省のズブズブの関係も、かなり裏を取っての行動らしいです。

そんな中、高市総務大臣は「携帯受信機も受信契約締結義務の対象と考えている」と言う発言を行い、ネットでは大炎上中であります。w

まず問題なのが3権分立を否定するような発言だという事ですね。
行政が司法の判断を「重く受け止める」ならわかるのですが、「義務の対象と考えている」ですからね。w

この人は司法に対して喧嘩でも売る気なんでしょうか?w
てか、すでに多くの国民を敵に回してしまったようで、大臣としては国民に奉仕するという意識が低い人なのかもしれません。

多くの国民がNHKに対して不信感を抱いていますし、公共放送の公平負担と言う名目で、無理やり受信契約を結ばされたなど、いくつも問題を起こしていますからね。

ちょっと頑張ってほしい所です。

ちなみに、オイラはNHKはスクランブル化を推進するべきだと思っています。
理由は、公共放送を必要と考える国民が居るように、不要と考える国民が居る以上、選択肢は国民に無ければいけないという考えです。

また、現在「NHKから国民を守る党」では、ワンセグケータイのみで受信契約を結ばされている人を、NHKを相手取り訴訟をするお手伝いを無償で行ってくれるそうです。

難しい事は全部教えてくれるそうですし、書面の書き方もひな形を作ってくれているそうです。
中々、頼もしいですね。

この活動はHPだけではなく、youtubeの動画でも発信されているので、興味のある人はちょっと覗いてみてはいかがでしょうか?

NHKの闇が色々と見えて来て、社会勉強になります。w

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