2018年7月15日日曜日

災害復旧までの道のり

今回の災害は初めての経験で、情報が混乱していたり、現場で混乱も起きているかと思います。

災害時にはいくつかルールが存在します。

まず、災害の初動は「自助」と「共助」です。
行政や民間業者が動けるには少し時間が掛かります。

初動の3日間で生命の危険のある人を優先的に救助します。
また、食料や飲料などが一番不足する時期でもあります。

現在は、発生後一週間が経過していますので、食料や飲料水などは回復傾向にあると思います。

今後は自衛隊、海上保安庁、警察、消防、市町村役場の職員の増員が見込まれて、道路復旧、う回路の整備、食料、水の行き届いてない所へ支援が回ります。
また、罹災証明書の発行も集中的に増えて来る時期です。

ボランティア活動も活発化してくる時期です。
ボランティアは必ず地元の社会福祉協議会、ボランティアセンターで登録が必要です。
また、自己完結できる装備で現地に来る必要があります。

地元で人が必要な人はボランティアセンターへ連絡をして、ニーズのマッチングをしてもらってください。

SNSなどを通じて野良ボランティアを募集しない事。
これは、過去の震災からの経験で、事故、怪我、病気、事件、など様々な問題が起きた事から、名札の着用、身分証明書の携行、保険加入などをするようになっているからです。

また、まだ災害復旧が始まっていない所、多分島しょ部などでしょうが。
大型の重機、土砂を運ぶトラックなどを入れ替わりで運搬する必要がありますので、手前の道路が整備されてないと入れません。

至急、難所の道路復旧の場合、自衛隊が行う事が多いです。
その後、民間の業者が入り復旧が加速します。

とにかく、慌てない、急がない、情報を集め、必要な行政と連携をすることを念頭においてください。

そうは言っても、大変お辛い状況だと思います。
外部からの支援が届くまでは「自助」「共助」で乗り切るしか無い為、地元のみなさんで協力をしあい、外部(行政)と連絡を取って、支援を待ってください。

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