2017年1月3日火曜日

AIの活用が進むから思う事。

AIの活用が進むと、人間は考えなくなる。覚えなくなる。創造しなくなる。
それは過去から学び実践する。と言う人間が持つ基本的機能を捨て去せ弱体化させる。

自動車によって足腰が弱ったり、食のインフラが整って肥満になったのと同じようなことになるだろう。

それは平和なのか?堕落なのか?家畜生活なのか?
人によって取り方はまちまちだろう。

一つ言えるのは、強靭な肉体や頭脳明晰な人は減るだろうって事だ。
それは同時に精神的な弱体化も進む。

モノを考えない、失敗しない、挫折しない、道に迷わない、不安と戦わない。
それらを実践せず、AIがすべて解決してくれる世界とは、人間が生きる意味を失い、知恵を得て克服し成長するチャンスさえ無くす。

自然災害で全ての電源が落ち、Aiによる社会インフラが崩壊した時、人は生き残る術を持ってるだろうか?

全ての問題解決をAIに任せた人間に危機的状況を克服することは出来ないだろう。

それに、不完全な人間が完全なAIを作ったと自負するなら、それは思い込みだと思う。

不完全な人間からは、不完全なAIしか生まれないと思う。
けれど、その不完全さは世界のゆらぎだと思う。

文化や価値観、そして倫理観もルールも時代によって変化する。
それもゆらぎの一つだ。

その不完全なAIが世界のゆらぎをコントロールできるわけが無い。
もし、コントロールしたとするならば、強制的にコントロールされた管理世界だ。

AIはフレーム問題を解決出来ていない。
仮に現在のフレーム問題を解決できたとしても、地球や宇宙のゆらぎまではコントロール出来ない。

だから、AIは箱物を作るのは得意なのだから、徹底した箱物管理世界なら作れる。

そこに入れないイレギュラーは排除の対象(エラーやバグ)でしかないだろう。

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