もう古い記憶ってのは、人から何か質問でもされないと蘇って来ねーな。www
某テレビゲーム中古ショップのFC加盟店の闇とでもいうか。
そんな事を思い出した。
本部には加盟金、毎月の加盟料が必要だった。
買取と販売は、日報になっていて、毎日閉店後、FAXをしていた。
繁忙期や買取が多かった日は、数十枚程度送らなきゃいけなかったので、FAXが終わるまで帰れないって感じだった。w
これがのちにPOSシステムに切り替わる。
POS導入後は、上記の費用に加えPOS保守費用や管理費なども徴収されるようになる。
月のリースはいくらだったか?
チョット忘れたが、5~10万円の間だったように思う。
これが結構、お店にとっては負担が大きいわけで。
古参のショップは導入をためらっていた。
なので、FAXで日報を送るお店もまだあったのだけど。
新店で開店するお店はposシステムありきの契約だった。
しかし、新規開業間もないお店って、脱サラしたような30代くらいのオーナーが多くて。
銀行からお金を借りて、退職金を合わせたりして、工面したものだからお金が無い人が多かった。
さらに、ゲームに疎くて、儲かりそうなビジネスモデル?ってくらいの認識だったから、さあ大変。www
仕入れ経験ゼロなわけで、問屋にバカにされるし、本部に騙されるし、もう売れないソフトだけ持って営業してるようなもんだった。
かくして約一年くらい自転車操業を行った後、これ以上借り入れも出来ないとなり、店をたたむわけだ。
そうして、たたんだお店の在庫は本部が安値で買い取る。
本部からは、中古ソフトの在庫調が送られてきて、各お店から要請が来るようにFAXを流す。
勘のいいオーナーなら、「ああ、この在庫は恐らく〇〇店の在庫だろうな」と気づくわけだ。
開業した。閉店した。という情報は、何故か本部ではなく、いつも問屋経由で知る事が多かった。www
そのくらい都合の悪い事は本部は言わない。
「開業して儲かりますよ」とアナウンスするだけだ。
そして、1号店を開けば、2号店を開くように勧めるわけだ。w
もはや悪魔の所業としか言いようが無かった。。。
「坊主丸儲け」ではなく「本部丸儲け」とよく言ったものだ。
それでも、本部が存在する所まではFC加盟店として、まだ何とかなってたのだけど。
本部が潰れてから、どうにもならなくなってきてしまった。
本来、本部からしか仕入れが出来ない構造だったので、問屋から直接の仕入れは厳禁されていた。
まあ、実際には勝手に仕入れてたオーナーは多かったのだけど。
本部が消滅した事で、後ろ盾を無くしたので、問屋も仕入れを厳しくしだした。
それまで継続的に仕入れていたお店も、本部が潰れてからはさらに多くの補償金を要求されたところも多い。
当然、そんな無茶な事簡単に応じれるわけがない。
かくして、ほとんどのオーナーはこの事業に見切りをつけ、店をたたんで行く。。。
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