2018年3月14日水曜日

また、アムウェイを精力的に活動してる連中が出て来てるのかもしれない。

何度もやって来ては、台風一過のように過ぎ去って行くのだが。w
一時期、ある地域で「アムウェイ」という単語がやたらと聞こえて来る時期がある。
震源地を探ると、だいたい東京から地方へ足を延ばしてる事が多い。

恐らく、もう関東地方ではこれ以上人を伝って営業する事が困難になっての事だろう。
悪評が広まったとか、これ以上知り合いがいないとか、トラブルを抱えているとか、まあそれらの複合だったりするのではないか?と個人的には推測している。

これは、過去に自分が体験した事なのだけれど。
もし誘われているのであれば、参考にして欲しい。
自分の人生(時間と金と身体と信頼)は有限であることも知って欲しい。

さて、20年くらい前に友達2人がアムウェイやらない?と誘われて、その当時は知らなかったのだけど。
とりあえず、とあるアパートの一室へ話を聞きに行った。

どうやら本人も迷っていらたしく、誘われたのは二つ上の先輩夫婦だったらしい。
さらに、その上に親格になる人もいたらしいのだけど。w
説明をする時に、その親になる人もやって来ていた。
かなり口先の立つ人がやって来るらしい・・・という事だったので、先輩夫婦がわざわざ呼んだらしい。www
後で聞いた話だが、本人曰く「自分では判断しきれず、たぶんあなたなら販売力もありそうなので、一緒にやればなんとかなるかも?」と思ったらしい。

しかし、当日聞いたぶんでは、実演も含めて、洗剤の話、浄水器の話を聞いたのだけど。
あらかたすべてを聴くのに2時間ほどずっと沈黙していた。

全てを話し終わった後。
「質問はありますか?」と聞かれ。
一番気になったのはまず「値段」だった。
これが恐ろしいくらい高い。www
市販品の洗剤と比べると、2.5倍くらいだったかな?
性能が良いとしても、高すぎる。
なので「日常的な消耗品なので費用対効果が薄い」と断言した。
また「これって途中で親がマージン取ってるから、2次問屋、3次問屋、4次、5次・・・と中抜きと同じでしょ。そう考えると原価は一般市場品と変わらないはずだ。」と。
「性能が良いから高いのではなく、途中に介在している人がいるから、だから、高いのだ。」との言い分にもまともに反論出来なかった。

さらに、海外に行ったり、優雅な食事をとりながら花火を見てる人の映像も見せられたけど。
やたら年収とかの話はするのだけど。「この人って、いつからやっていて、何年やってここまでなれたの?」という問いに対して、明確に応えることは出来なかった。

そして、もう一つ、その時説明に来ていた親に当たる人に聞いてみた。
「話を聞きたいという人がいたら、どこへでも行くんですか?」と。
そうしたら「先日も九州へ行って来た。」とか全国を飛び回っているような口ぶりだった。

さて、ここで確信的質問をした「アムウェイで生計を立てるのに、一体何人の人と出会いましたか?1,000人ですか?10,000人ですか?」と。「毎月何人の人にこの話をしていますか?」と。「そして、毎月何件成約していますか?」と。
さらに「移動に掛かる月の交通費はどのくらい掛かっていますか?」と言う点だ。

営業の世界では当たり前だが。
顧客との接点、つまり接客数が成約率に結び付くわけで、その成約率を知りたかったわけだが、まるで答えない。www
交通費に関しても「月によって違う」と話を濁すだけだった。
しかし、移動の費用対効果も十分必要な情報だ。

仮に1,000人必要だったとしても、自分の周りの友達を1,000人も話をする当てなどない。www
となれば、そもそも論として「友達」は無理な線だ。
ということは、誰をターゲットにするのか?という点も見つからない。
店に立って自分の顧客を作るのに1,000人なんて何年かかるか分かったもんじゃない。w
そのくらい、人と接点を持つ事と、自分の顧客を作るのは、ハードルが高いのよ。

結局、その一部始終を見た友達が帰りの車中で「やっぱりダメかね?」と切り出した。
まだ調べてなかったから断言は避けたいけれど、「ダメだと思う。あれは生半可な気分じゃ成功しない。まだ店に立って営業した方が食っていける。これは、成功か?失敗か?ではなく。食っていけるという話だ。」と話をした。

家に帰って、まだ未発達だった時代のインターネットで検索をしたけれど。
これがバコバコ情報が出てくる。www
新聞、個人、係争中、あらゆるソースで。

なので、後日電話で「結論。ありゃねずみ講だ。止めとけ。」と話をした。
正確には、「ねずみ講の疑いがある」なのだが、裁判になってもいるのだけど「ねずみ講」とは判断されてなかったのよ。
それで、友達はその勧誘を断ったらしい。
1年後、「そーいえば、あの先輩ってどうしてる?」と聞いたのだけど「いや、あの後何度か電話があって、少しでもいいから買ってくれと言われたけど、無理って言ってたら、いつの間にかいなくなってた」という。
どうやら、住んでいたところも引き払ったようだった。

果たして、どのようになったかは知らない。。。
現在生計を立てているYoutuberですら、毎日の更新に血眼になっている。
そして、詐欺を行う犯罪集団すら、毎日電話、メール、はがきなどを使って、精力的に騙そうと頑張っている。(間違ったがんばり方だが。www)

つまり、この世に楽して儲ける方法は無いのだ。

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