2019年5月11日土曜日

小学6年生~高校卒業までに経験した、ゲームから得た人生の教訓。

そういえば、昔のゲーム動画見てて思い出した。

同じ市内で学校が違うから、名前は知らんのだけど。
クソ生意気なヤツでゲームがすごく上手い奴がいた。

こいつ、同学年くらいだったと思うけど。
アーケードのゲームかなりやり込んでたらしくて、ファンタジーゾーンや源平討魔伝とか知ってるんで。
FCでファンタジーゾーン出ても、あっさりクリアしてしまうレベルだった。

しかも「あそこが違う、ここが違う」となんやらウルサイ。
月風魔伝も「これは源平討魔伝のパクリだ」とウルサイ。

PCも持ってるらしく、PCゲームにも詳しい。
FCのドラゴンスレイヤーⅣについても、うんちくがあって、しかもやっぱゲームが上手い。

FCファザナドゥについて、文句を言っていた連中の中で、一番記憶に残ってんのもコイツ。w

FCを所有するのが精一杯な家が多かった時代に、マークⅢやマスターシステムなど、ゴロゴロセガハードも買ってもらえてたようで。
ま、どこかのボンボンなんだろ。

中学生くらいになると、PCも持ってるから、当然ベーシックやDOSの知識もある程度ある。
88から98に乗り換える的な話も聞こえて来るし。

「こういう奴が将来ゲーム作ってたりするのかなー?」という感じすらした。

けどねー。
高校生くらいの時だったかな?
立ち位置が逆転する。

たまたまオイラはゲームショップで店長と知り合い、暇だったのもあって適当に店を手伝い続けてた。
ある時、その光景を来店した時にチラチラとこちらを見てて、たぶんだけど羨ましかったんだろうと思う。

というのも。
これは店長から後で聞いた話なのだけど。
誰かが「ここでアルバイト出来ませんか?」とやって来たらしい。
勿論、アルバイトを募集などしてないのだから断ったらしいけど。
そこまでは「ふーん」だったのだけど。

店長曰く「お前知ってるやつだろ」と。
オイラ「誰?」(;・∀・)である。

風貌を聞く限り、たぶん、上記のヤツしか思い当たらない。w
「そもそも、学校が違うので名前も知らん」というと、「あ、友達じゃないんだ」って話になって。
一緒に絡んだことはあっても、名前すら知らないし、いつもクソ生意気なんで、話が合わなかった。w

そうしてるうちに、近所に別の中古ショップが出来た。
すごく裏道に近い所なんで、目立たない所だった。
「ここ儲かるんか?」という感じだったけど。

近所のガキンチョがたくさん押し寄せていた。
玄関口付近には停められないほどの自転車で溢れかえてたし。

店は狭くて、オイラが行ってた中古ショップの半分以下くらいかな。
そこにネオジオ筐体まで置いてあった。
年に何度か行ってるうちに、気づけばパソコンソフトも扱うようになっていて「迷走してるのか?手広くやる必要があるのか?なんか理由がありそう」ってのがオイラの見立てだった。

そして、例の子がかなりの頻度でその店にいた。
最初はネオジオ筐体でずっと金をつぎ込んで遊んでたわ。
たぶん、ずっと通い続けてインカム入れまくるから、店長と仲良くなったんだろ。

オイラとは真逆の出会い方をしてる感じがする。

オイラ金無かったからねー。w
バイトしてギリギリの予算でPCエンジン本体を中古で買ったくらいだし。

店に通うのも、なんかそれが縁なだけで、気づくと普通に店の手伝いやってた感じだし。w
ほとんど・・・てか、まったく金が絡んでない。w

それで、そいつが「アルバイトしたい」と店長に言って、1年くらいしてからだろうか。
気づけば、そいつはその店の店員側の席にいた。

アルバイトをしているのか、店を手伝っているのか、そこは聞いてないのでよくわからない。
しばらくは、いつ行っても店にいたけど、いつの間にかいなくなっていた。
その頃になると、店の雰囲気も変わっていて、あれだけ自転車が溢れかえってたのに、一台も停まって無かった。

ネオジオ筐体も不要な時は電源落としてて、最後くらいには撤去もされてた。
そして、いつの間にか閉店してた。

その時つくづく思ったのが「子供相手だけど、子供相手だけの商売をしてたら、ブームが終わると商売終わる」と。

というのも。
オイラのいた中古ショップって子供らに超不人気だったのよ。
だって、オーナーが子供嫌いなんで。www
話に聞いたのだと「訳も分からず怒鳴られた」とか「在庫があるのに売ってくれなかった」とか滅茶苦茶伝説の多いオーナーだったからだ。

だから「なんであんだけ不評なのに商売続けられんだろ?」ってずっと謎だった。
実際、店長と知り合って中に入ると、それらの原因はおおよそ理解できたのだけど。w

間違いなく立地はよくて、放漫経営してただけ。
しかも、そろそろブームが終わりそうだから、「店辞める」って言ってたらしい。

ここでオイラと店長が知り合って、店の片づけから始まり、気づけば右肩上がりの数字でドーン!をするわけだから、出会いって不思議。w

すごく対照的だと個人的感じたのはここで。
オイラが手伝った店は繁盛したけど、あいつが手伝ったのか、バイトしてたのかは知らんが、向こうは立地条件もあったんだろうけど、売上を上げられずに潰れた。

実は、あんまりこの話をしたことが無い、というか多分初めて他人に話すと思うけど。
理由は他人の人生と比較しても仕方が無いからだ。
けど、オイラがゲームの販売において、過去経験した中で、ここも一つの確信めいた部分として記憶されている。

「ゲームが上手くても、商売をするセンスは別」ってことで。

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