2019年5月23日木曜日

コンビニの弁当処分でポイントで無くても補填はできる。

コンビニが弁当の処分に5%分のポイント還元をするという話ですけど。
生鮮食料品を扱ったことがあるからわかるけど。

5%ポイント還元で処分品を売るとか「お前らど素人か???」って話ですよ。

あのですね。
食い物の場合、処分するなら半額シールです。
ハッキリ言ってこれしかありません。

5%なんて単にセールやってるくらいのレベルなんで、なんで賞味期限の近いものを買わなきゃいけないのか?って話になります。

しかも、弁当で競合するならスーパーがあります。
スーパーの処分は半額が基本ですよ。
たまに、2割、3割ってこともありますが、はっきり言って閉店までにすべての商品を売り切ることはできていません。

半額が基本というのは「すべて売り切る」という大前提にありますし、「すべて現金化する」ということが目的です。

飲食店の利益はだいたい60%~80%と言われていますから、半額でもギリギリ利益は出るのではないでしょうか?
仮に40%の利益で10%ほど赤字になっても、30%の現金が残ることが企業体力を温存しますし、廃棄する量が増えれば業者に支払う金額も上がることになるはずです。
要は「現金化」という点が非常に意味のあることなのです。

また、消費行動というものは面白く。
半額弁当を目当てにお客さんはやってきますが、もう一品別の商品を買うなど、購買意欲が高まります。

店のブランディングを保つことには同調しますが、弁当の販売において、すべて現金化するという趣旨を徹底しなければ、オーナーの利益は守れません。

全店舗をPOSで統合されているコンビニであれば、値引き分の補填を店に入れることはできます。
別にポイントでないと補填できないということはありません。

現実に家電量販店では、直営店が主ですが、FCも含めて、本部指示による値引きはコード番号で処理さえしておけば、あとから補填金額が振り込まれます。

また、後日ポイントを使って処理をした場合、そのポイント分を本部が補填をするわけですから、やってることは同じなのですよ。

やればできることをやっていないのは明らかにコンビニ本部だといえるでしょう。

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