2026年1月6日火曜日

米軍がベネゼェラで取った作戦行動について・・・( ゚Д゚)

独裁政権だった 大統領夫妻の逮捕、拘留がベネゼェラ国民が喜ぶか?今後どういう選択肢を選ぶか?ってのは、当事者の問題であって

世界はそこに注視するのは今だけよ


日本のテレビを付ければ「国際法違反」

ネットを見れば「アメリカの石油利権」「アメリカの財産権の侵害に対する報復」

youtuberらは「正義の執行」「国民はお祭り騒ぎで喜んでいる」

なんて、感じで放送、報道、配信されてるわけだが


世界はそこじゃなくて

大事な点を見て判断しなきゃいけない


それが新解釈である

「麻薬は大量破壊兵器」という定義だ


今回の作戦は米軍が出た軍事作戦だが

目的は侵略でも領土支配でもない

大量破壊兵器である麻薬販売のトップが国のトップだから、米軍を派遣して逮捕、拘束したという点にある


かなり平たく言えば

「麻薬販売ルートの販売店長が逮捕された」という事


これはイラク戦争と同じく、核兵器を大量破壊兵器として定義して、フセインを捕まえに行ったのと同じ理屈になる


これまでの大量破壊兵器の定義は、核兵器、生物兵器だった

ここに第三の「麻薬」が新解釈として実行されたのだ


アメリカのトランプ大統領の考えは、麻薬の製造・販売は他国からの攻撃であり

先制攻撃をされたという位置づけ

それに伴い、国民を守るための自衛権の行使に至ったわけだ


石油利権だとか、財産権の問題だとか、独裁だとか、正義の執行みたいな与太話が多いが

間違いでもないが、それが今回のような軍事作戦が出来る理由付けにはならない点に注意が必要だ


もしそれが可能ならば、いくらでも因縁つけて戦争できるでな


問題なのは、今後、国際社会は麻薬を大量破壊兵器として位置づけ出来るか?

安全保障の脅威になるのか?

自衛権の行使に至れるのか?

であって


「麻薬は大量破壊兵器」という定義を世界が認めるか?になる


高市総理が、今の所、かなり曖昧な答弁をしているのは

この点を理解してるからだろうと推察できる

国際世論と各国首脳の態度も考慮に入れて、かなり高度な判断しなければ、日本の立場は危うくなりかねず

日米同盟にも影響が出るからだ

また、日本の大阪は中国のフェンタニルと言う麻薬販売ルートとして利用されていた点もある

麻薬ルートの壊滅はまだ解決に至っていない案件であり、日本としても他人事ではないのだ


もし、世界の世論や各国の首脳が「麻薬は大量破壊兵器」と認めるならば、麻薬を製造・販売している国は他国を攻撃しているとみなされ

麻薬を製造しているとされている、中國や北朝鮮は、大量破壊兵器を製造、販売してると定義される

販売ルートとして日本の大阪が利用されていたという点においても、日本も大量破壊兵器を販売していたと定義されかねないわけだ


今後その国は国際社会から孤立し、麻薬の製造、販売は戦争の火種となりえるだろう


もし、麻薬の製造、販売を国家の主権が及び、内政問題であり、主権が脅かされないと、世界が定義するならば、中國、北朝鮮、ベネゼェラのような国は無くならない

むしろ、世界中に売りさばく事が国際的に認められたことになる


核兵器を作って売るような事をすれば

世界中から非難されるわけだが

麻薬を同じように出来るか?と世界は二択を迫られているのだ


世界から麻薬を根絶したいのなら、製造、販売を認めるわけには行かない


国内法でいくら規制しても、警察が取り締まっても

国外から流入する事を完全にふさぐことは出来んわけ


フィリピンのドゥテルテ大統領が国内の麻薬組織を一掃し、麻薬根絶のために出した「麻薬密売人の処刑命令」があったじゃろ?


基本的にはあれと同じで「超法規的措置」というべき方法をトランプは取ったわけだ


その根拠が新解釈「麻薬は大量破壊兵器」という定義づけになるわけ


また「国際法違反」と日本のテレビは大きく報道しているが

恐らく国際法について、まともに読んでも無いじゃろ?


あいつら国際法の、何条、何項について「違反」と言ってるのか?だが

明確にその点については言及していない事に注意が必要だ

恐らく下記の条項について「違反」としてると思われるんだが・・・


国際法 第2条第4項

「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない」


だとしたらここに「武力による」「威嚇・行使」「領土保全」「政治的独立」とある

定義づけするなら、この点だろう

今回アメリカ軍が作戦行動したのは、大統領夫妻の逮捕、拘束である

どの土地も国民も占領下になっておらん

ベネゼェラの政治は大統領不在になるので副大統領が対応することになっとる

なので政治的独立も担保されておる

日本の報道で「国際法違反」という文言が独り歩きしているが

誰も国際法の条文読んでない事をいい事に、たぶん理由付けと根拠がこれなんだよね


前述のオラの「麻薬は大量破壊兵器」「他国からの先制攻撃」「自衛権の行使」という前提でアメリカ軍が軍事作戦で、ベネゼェラの大統領夫妻を逮捕、拘束するのが作戦目的と説明したわけだが、これ当てはまると思うか?


軍隊動かした点だけ、かなりグレーな気もするんだが、条文にかすりもしねぇのな

そして、他国のトップを自国の警察が逮捕しに行けるわけがなく

それだけの装備も訓練も支援も無いからな

一つ間違えば、現地の軍と衝突しかねん

だとしたら、アメリカ軍が投入されるわな


別の角度から考えてみると

日本でも3.11で原発が事故になり、本来であれば消防が作業に当たるべきものを

十分な装備と訓練と支援が無い為、現地での給水や鎮火のような事を自衛隊が出動して対応に当たったことがあるよな


これと同じで警察権限では対応しきれない場合は、軍隊が出て来るってのは当たり前となる

イラクにフセイン逮捕で警察を送り込んでも、装備も訓練も支援も無い中、相手は軍隊で待ち構えているわけで、警察では捕まえる事は不可能に近い


人質にされた自国民を相手国から救出する場合も、基本的には警察ではなく軍隊が出動するよな?

つまり、軍隊なんて戦争だけしてるわけじゃないってことだ


「あらゆる状況に応じた対応可能なプロ集団」が軍隊なわけ

だから、災害時に道路も作れるし、重機の操縦も出来る精鋭ばかりなの


まあ、自衛隊員は日本国内では公務員扱いになってるんで、軍隊か?と言うと微妙ではあるが

世界的に見れば、まあ、軍隊だと思うで

控えめに言っても「軍隊に準じる装備と訓練と支援が可能」くらいは言えるでな


話を元に戻すと

麻薬を大量破壊兵器と定義できるならば、今回の作戦行動は前例のあるものに様変わりする

そして、世界から麻薬という存在を否定し、駆逐する糸口にもなりえるわけだ

また、今回の逮捕で、取り調べを受け、売人ルートや重要人物が判明し、芋づる式に犯罪者を見つける事もあるかもしれない


石油利権が間違っても無いが目的でもないという点においても

ベネゼェラの石油を押さえると、中國への輸出を止められる

結果的にエネルギー問題を中国は抱える事になるので、台湾有事への牽制にもつながる

以前から、麻薬の製造国として中国をトランプが名指ししてることからも、麻薬製造(フェンタニル)の牽制にもなるだろう


これら総合的に判断された結果だと思われ

単一の正義感だとか、領土支配なんて与太話にオラは「付き合いきれん」と半ばあきれ気味なのだ



2025年12月26日金曜日

宇宙の外理論について・・・(=゚ω゚)ノ

 「宇宙の外はどうなってるんだろう?」という話が飛んできて

オラが思うのは

宇宙と言うものを一つだと仮定してるから、限界や外って考えに至るんだと思うの

また、宇宙は膨張しているという

これも細胞と同じようにとらえたらわかりやすく

核から細胞分裂によって増えるのと同じ理屈だと思う

つまり核分裂はビッグバンに相当し

細胞分裂は宇宙の膨張と同じ

だとすれば、いずれこの宇宙は終わりを迎える

細胞の終わりと同じ

でも、宇宙と言うものが細胞と同じなら

宇宙の隣には、別の宇宙が存在するはずだ

宇宙と宇宙は細胞のように隣にあり

生まれては拡張、膨張し

そしてまた衰退して消えて行く

これを繰り返していると思うの

では、その宇宙細胞ともいえる物から

さらにその外は?というと

恐らく、概念そのものが変わる

宇宙というものがある世界は三次元だが

その外は四次元以上の多次元構造だと思うの

でも、三次元で四次元を観察する事は難しいと思っていて

これは二次元で三次元を観察できないのと同じ理屈だ

平面の二次元では裏側は見えない

同じく三次元では四次元以上は観測出来ないという考え

二次元で書かれた美少女イラストがあったとして

そのイラストの紙とこの世界の三次元の境目はどこにあるか?と考えるとわかりやすいだろう

紙は紙として存在しており

それは我々三次元から見れば、一枚の紙にしか見えない

そこに境目や境界線は無いのだ

つまり、多次元から三次元を見た場合、それもまた同じ理屈になる

境目や境界線は無い

2025年12月5日金曜日

Youtubeで出て来る数多くのテレビゲーム動画について思う事・・・(-_-;)

 テレビゲームの動画で「セガサターンの歴史」とか「スペック紹介」とか「比較」なんてものがたくさん出て来るが

俺的に思うのは「セガサターンでのゲームの作り方講座」みたいなのは、一切出てこないという点だ

用意された開発ソフトを使って、プログラミングの基礎から、扱えるデータの単位まで詳細に紹介したような動画は全く見られないということ


何が言いたいか?と言うと

「所詮、素人が素人目線で勝手に作った動画」というのがオイラの考え

まあ、そうなんだが

なんつーか、もう少し上の情報や実践的な資料みたいなのも見てみたいわけよ

今の動画は大学の授業にすら使えんレベルのものばかりで

酷いのになるとwikiから拝借したままを動画に乗っけてるだけである

具体的に「三角ポリゴンを作成して、動かして、このように応用できる」なんて

本当の講座みたいなのが無いわけだ


需要はあるかどうかは知らんw


が、「本来Youtubeってそういうもんだろ?」ってのが俺の考えで

今の動画のほとんどが、収益化を狙ったものであるのは事実だろうし

素人でも食いつきやすいテーマと内容になってるのも理解はできる

でもな

「それはテレビと変わらんで?」と思うのな

テレビと同じような事をして、それを見て満足してるなら

「テレビだけ一生見てろ」って思うのな

テレビじゃやらんような事をするから面白いわけで

「誰だよ?こんなマニアックな動画作ったのは?w」と言えるくらいが俺的にはちょうどいい

同じような事で言えば、ゲームの流通について語られた動画もほぼないし

これも流通にかかわって無ければ、誰も知らないから作りようが無いからだ


でも考えても見ろである

「鰹節の作り方」とか「醤油の作り方」みたいな動画は一定数再生されて

マニアックだけど、見る人に知らない裏側を見せているわけだ

テレビだってこういうのは、民放じゃなくNHKみたいな所でしか放送してなかったでな

視聴率は稼げないが、一定の人らから見られるという点では似ている

本来、テレビやネットというものは、現地現場に行かないと観れない、知れないものを、自宅で見ることが出来る装置だ

俺はそういう風に解釈している


なのでな

ありふれたゲーム動画は見てて心地いいが、イマイチつまらんか?情報量の少なさに飽き飽きする

そして、制作講座から、本当に旧ハードで新ソフトを作り上げる人が世に現れる事を、どこか期待しているのである

2025年12月4日木曜日

足がつった時、こむら返りの時、そのほか、体の各部でつった場合の対処法・・・これは劇的に効く方法だ(=゚ω゚)ノ

 つった時の対処法

・息を吐く

・肺にある空気をすべて出す

・息を吸わない

・酸欠になるくらい吐き続ける

・つり状態が止まるまで息を吸ってはいけない

・コツは肺の空気を吐き出す事

・間違っても腹の空気を吐き出してはダメ

・腹ではなく、肺の空気を吐き続けて酸欠になること

・時間としては30秒くらい


これが瞬時にできるようになると、つった後の足が信じられないくらい普通の状態に戻り

つった時特有の歩けない痛みもまったく出ない

足だけではなく、体の他の部位でつった場合でも応用可能だ


もし失敗したならば、息の吐き方を間違えている

吐き出すのは「肺」の空気だ

ここだけは間違えてはならない

2025年11月27日木曜日

セガのドリームキャスト発売時期あれこれ・・・(-_-;)

 


ドリームキャスト発売の頃

俺は「負けハードに用は無い」と断罪していて

発売日当日から「売れない」と言っていた

理由は「でかいコントローラーのハードは売れない」である

この持論は、ファミコン~セガサターンまでの流れの中で出た答えである

ここからの持論は一切ブレずにここまでいる


で

この時期、ソニーが勢いをつけていてPS2も目前だった

恐らく俺の予想ではPS2の方に軍配があがる

それも「コントローラーを不用意にデカくしなければ」だ

この頃のプレイステーションは発売前のプロトタイプは、毎回コントローラーの形状をコロコロと変えていて

「これで出すんか?これだと駄目だと思うが???」だった

でも、結果は見ての通り、ほぼそのまま

だから「あ、これは売れちゃうわ」である


さて、問題外になっているこの頃の任天堂は

ニンテンドー64を投入したあと

目立つタイトルはマリオカートくらい

どうぶつの森とかも出てたはずだが

知名度が全くない

ハードをけん引するほどの人気もこの頃はまだない

そして大問題なのは「コントローラー」である

俺は「でかい・・・デカすぎる」である

任天堂は袋小路に入り込んでいて、サードパーティーのソフトを絞る方針だったため

そのまま出るソフトが少ない状態のまま推移し


セガは連続で赤字決算を続け

ソニー独り勝ち状態


そういう中で、不穏な動きである「中古ショップ撲滅キャンペーン」をソニーは光栄、スクウェア、エニックス、コナミ、カプコン、セガらと集中的にしかけてくる


番外編で言えば、松下はM2計画断念で脱落

SNKによるネオジオの影響も微妙になりつつ、ネオジオポケット投入しても再奮起できず

バンダイから出たワンダースワンは一定の成功は治めるが、シェア拡大には至らず

市場ではテレビゲームより、遊戯王カードの方が熱気を帯び始めていた

かなり混沌としていた状態だったことは記憶している


小売店側から見ると、八方ふさがりのような状態の中

プレイステーション2が発売され、次期新作ファイナルファンタジーやドラゴンクエストが期待される中

中古ショップのトップを走っていたブルートが倒産

中古ショップ協会JAGも空中分解となり、主導権はどこも持てないままバラバラになる


コンビニ販売をやっていたデジキューブも破産手続きに入り

スクウェアはCG映画「ファイナルファンタジー」で大赤字

スクエニとエニックスが合併し

集英社と組んで書籍出版事業を強化してくる


ゲーセンで有名だったシューティングメーカーは軒並み倒産続き

誰が?どこが?業界をリードするのか?さっぱりわからなくなり

指標となるべきものが見当たらなくなる


90年から始めたセガのプロジェクトであるアミューズメント計画も

ここらが限界で

GIGOの撤退

ジョイポリスの苦戦

ナムコは計画通りワンダーエッグを閉鎖

両者の状況は明暗ハッキリした頃だ


外を見ればWindows95から始まったPCブーム

携帯電話販売自由化によって様変わりする携帯電話市場

ADSLとISDNと光回線による高速インターネット市場の登場

ネット接続料金の定額化

NTTdocomoからiモードが発売され、ミニゲームや情報掲示板として利用者が爆増する


このタイミングならドリームキャストを投入すると状況は違ってただろうが

あまりにも投入時期が早すぎた

もうこの頃になるとセガは大川会長もいなくなって

CSKから切り離してサミーに渡る

ドリームキャストの設計思想は素晴らしいものだと思っているが

経営陣の「銀行から金を借りるために、新ハードを投入せねばならない」という要求を飲んだのが間違いだと思う

技術はあるが経営は下手だったと思うでな


ただ、この時の社長、ホンダからやってきた入交さんは

多数の子会社を設立して、元ホンダの人を連れて来てトップに据えたが

ゲームに疎い人ばかりで、逆効果となった

入交さんが唯一、セガで一番の功績だったのは、身売り先をサミーにしたことだ

たぶん、他だったら今頃セガは消滅している


2025年10月14日火曜日

どんな勝敗も決めるのは最後は人であるって話・・・"(-""-)"

 


パナソニックがゲーム業界で残れなかった原因については

いくつか原因が指摘されているけど

俺的に思う一番の理由は「ソフト部門が無いこと」に尽きる

あそこはどこまで行っても「製造業」であって「ハード屋」だ

作り方も、考え方も、売り方も、すべて

だから、ゲームの売り方なんてわからないのよ

3DOの時、専属営業部隊が組織され

俺が「上司連れてこい」と何度も言ってたけど

一度も姿を現さなかった

そいつの経歴は白物家電出身らしく

冷蔵庫、洗濯機、掃除機を生業としていた人だ

俺も家電量販店では白物に所属していたこともあるんでな

話せば多分、通じる部分はあると思ってたんだが

結局会う事は無かった

現場の営業の人も苦労していて

「誰の意見を聞けばいいのかわからない」と困惑していた

会社の方針、上司の方針、取引先企業(家電量販店、おもちゃ屋、中古ショップ)から、別々の意見が出るわけだ

意思統一出来ていない組織が勝てるはずがない

その点、悪質だったソニーのSCEは「洗脳」に近い状態で営業がやってくる

小売店をまるで下請け企業か?自分の会社の支店のように扱ってくるでな

そのすさまじいまでの洗脳でゴリゴリに無理難題を吹っ掛けて来る

店や現場の意見なんて一切聞かない

勝者と敗者の違いなんて、いろいろ言われるが

ハードのスペックだとか、ソフト云々とか

それも大事なんだがな

それを支えるだけの中身ってものが無ければ勝ちようもない

結局、メーカーからすれば3DOは弱いと認識されたのだろうし

小売店からすれば3DOは売れない、もしくは、売るのがめんどくさいという認識だったはずだ

表と裏、両方見てきたから思う事だが

とかく、世間は表の歴史しか見ないし、知らない

俺は裏側の歴史も見てきた

だから思うね

「やっぱ人だな」と


2025年10月2日木曜日

中古ゲームショップの草創期・・・(*'▽')

 商売やってて一番楽しい時期ってのがある

それが「草創期」


まだ何もない、途方なまでの土地だけがある状態

道も無く、建物も無い


この状態で

「売るものはある」「売れる物もある」

だと

あとは

「誰がやる?」にしかならない

誰がやってもいいのだが、誰がやっても「正解」にはたどり着かず

「思い付き」と「勘」でやるしかない

その中から小さな「正解」を見つけて

それを繰り返してゆくうちに

「大筋」という道が見えて来る


例えるならば、あちこち歩きまわって

美味しい果実を見つけては、あちこち歩き、また見つける感じ

これを繰り返すと、次第にそこへの道が出来てくるわけだ


テレビゲームの中古ショップという、まだ誰もやって無かった商売で

開始が88年か89年ごろ

俺が店に入り浸るのが90年ごろだ


この時期だと、まだ「街のおもちゃ屋さん」がそれなりの勢力を持っていた

テレビでコマーシャルをするくらいには金も持ってた様子だし

「おもちゃのお城♪きりや♪」なんてローカルCMまであったくらいだ


中古ショップは台頭したばかり

しかし、内実は「質屋」でしかない

でも、この当時の質屋ってのは、入り口と出口と二か所あって、人に見られないようひっそりと商売してた

質で買取したものは、どこかの大型会場を借り切って「質流れ品」として広告を売って大々的に売りさばくってのも、よくある光景だった


この流れを大きく変えた存在が「中古ゲームショップ」の登場だ

今では、貴金属の買取、衣服の買取他、普通に店を構えてやっているが

あれもすべて「質屋」である


どう判別するか?だが「古物商免許」が無いと商売出来ないのである

買取が出来る店はすべて古物商免許を持っているわけだから、必然的に質屋なのだ

仮にゲームショップが違う商品、本でもなんでもいいが、買取できるか?というと

恐らく拒否されるだろうが

別に買い取っても問題ない

だって「質屋」なのだからw


質屋という大筋の道はあって、商売として正解もすでに確立していた時代

「ファミコン」という新たな商品が現れて

恐らくこれを買い取った店はあるだろうし、買い取って店に並べているのもみたことがある

だが、しかし、ファミコンカセットの適正価格というものを、店主は知らない

だから、買取も販売も桁違いに場違いな値段設定が行われていた


まだ、子供同士のカセット交換(貸し借り)において、自然発生的に起きた「レート」の方がよっぽどまともな適正レートだと思えた

例えば、「スーパーマリオブラザーズ」一本借りるのに「ダウボーイ」「1942」「頭脳戦艦ガル」って三本つけても「うーん、、、」という反応になりやすく

ここに「ゲゲゲの鬼太郎」「タッグチームプロレスリング」と5本つけてようやく「まあ、いいか」というレベルで貸し借りが成立していたわけだ

さすがに子供同士で「売買」をするという程度には至っていなかったが

中学生になると、少し「売買」に近しい取引が行われていた様子だ


この時代に新たに現れた「中古ショップ」という存在は

そんな草創期に当たる

誰しも「勘」と「主観」で物事を判断してた時代に

「資本主義」が導入されたようなもんだ


特にブルートの価格設定はかなり良く

さじ加減が微妙に良かった印象だ

そしてその価格の元になるものは「在庫数」だった

在庫数に合わせて適正価格が決められてゆくわけで

これ以上の「正解」は無かっただろうと思う

それまで子供の感覚だと「人気」「売れ筋」「新作」とかだった

人気があるからレートが高い

売れ筋や新作だからレートが高い

これらを真向から否定する存在

それが中古ショップだった


俺も最初は「なんでこれがこの価格?」と困惑したが

「価格は在庫で決まる」と店長が言ってから、考えを改めるよう努めた

すぐに思考は変わらない

でも、だんだんと理解してくる

高校1年生の頃から3年生になる頃には、頭の中にだいたいの価格イメージが入っていて

「このソフト」って言われたら

「ああ、、、たぶん、3千円くらい」とかだいたいの価格が言えるくらいになっていた

この価格は常に変動するもので、今でも変動ありきで「今ならこのくらい?」という予想はしていて、だいたい合っている


展示方法についても、「前例がない」という状態なので

どこの店に行っても、陳列方法が異なる

それが店の特徴にもなっていたが

今だと「そんな売り方どこもしてないよ」と言われるだろう

例えば、ソフトを裸で買うなんて当たり前で

CDが出て来ても、裸で買取してる店が普通にあった

説明書が無いのは当たり前

あっても別売り100円とか


俺はこれが気に入らなくてな

「最初から箱説セットで買い取れよ」である

だからブルート呉店では店長に言って

箱説セットで買取する方針を導入してもらった

完品に近い状態の中古ばかりなので、お客さんからの反応はいい

中には中古には見えない新品みたいなものまである

それを買って顧客が喜ばないはずがない

「どうせ中古だろう」という残念な気持ちと

「あれ?これホントに中古か?」と思える品

どっちがいいだろうって言うまでもない

そして、ほとんどの中古ショップが前者であるわけだから

ブルート呉店が特異な存在だったと言える


ここで差別化が出来て

さらに、陳列方法についても、図書館のようなカテゴリー分け方法を導入した

あの当時は知らなかったが「日本十進分類法」ってのがあるらしい

俺は本屋を見真似て自然とこれと同じ分類をしていただけだった


参考にしたのは本屋とレコード店

どちらもいいのだけど、本屋の方法が一番近い方法だと感じた

レコード店だと「あかさたな」順になってしまうんでな

これだとカテゴリー分け出来ん

レコード店ってのは、邦楽、洋楽みたいな分け方はあるが、どっちかというと、タイトルの頭文字で管理してるのが強いのよ

逆に本をタイトルの頭文字で管理してたら「なんだこれ?」になってしまうわけだ

だから、タイトルでも管理するが、カテゴリー分けの方が強いわけね

ゲームソフトを考えると、本屋の考え方が一番近いわけだ

例えば、スーパーファミコン時代にはタイトルの頭が「スーパー○○」とつくタイトルばかりで

中身はアクションだったり、シューティングだったり、パズルだったりする

これじゃ管理できんわけだ


でもな、これも他店を見れば

「任天堂」「NEC」「セガ」みたいな区分けしかしてない店が圧倒的だった

だから、ファミコンもゲームボーイもスーパーファミコンもごっちゃに投げ込んでるような状態になる

お客さんからしたら「どれがどのソフトで、どのハードで動くのか?」さっぱりわからんわけだ

わかっているのは子供だけ

だから、中古ショップってのは、子供が入り浸るわけだが

大人がやって来ても「わからん」って思って買わずに帰るわけさ

それがブルート呉店だと「わかる」わけだから

大人ばっかりやって来て

どんどん買ってくれる

しかも大人の財布だから、PCエンジンのようなCDドライブ49800円なんてものでも、バカスカ売れるわけだ


自店と他店の違いによる差別化

その時代の背景を理解した売場

今という時代に応じた展示展開


これらを実行したに過ぎないが

よくもまあ、あんな最短で、最適解に近づけたと、今のオイラでも驚くような慧眼だったと思う


そして、それを否定せず、導入に踏み切ってくれた店長に感謝しかない