2024年3月31日日曜日

一般層とコア層の見分け方と店での立ち回り方法論について・・・(-_-)

 メーカーや開発者は「高画質・高音質」にこだわるのだけど


実際のお客さんの家に上がって、実態を見れば「え???」なことばかりだと思うの


例えば、VHS時代

S-VHS搭載しててもVHS録画3倍で録画してる人がほとんどだったし


1本のテープを何度も繰り返し録画してる人がほとんどだった


CDの時代になっても

カセットテープ使ってる人も多く

MDになってもカセットが淘汰されることはなかったわけよ


テレビだってな

水平解像度400本だとか1000本だとか

んなことを言っても

お客さんは「チンプンカンプン」なわけ


要はな

「見れればいい」わけで「面白ければ」それでいいのよ


テレビゲームの中古市場も同じ

「新作」ってこだわったり、考えるのは、ゲーム好きな人で

一般層は「これおもしろいん?」ってことしか考えない

新しい、古いって認識すら持ってない


ファミコンだろうと、スーパーファミコンだろうと

「遊べれば」それでいいわけ


Youtubeだって

画質は荒く、編集も拙く、素人が作ったとわかるものでも

再生回数はプロが作った映像より多かったりするわけよ


クオリティってのは、高いに越したことはなく、必須ではないってことだ


クオリティや高音質・高画質にこだわる人は一定数いて

そっち向けは、そっち向けで作ればいいが、どのみち、大多数ではない


本当に追うべき顧客を見逃さないのが重要で

ここをないがしろにしている会社は多いと感じる


僕がゲーム売り場でうまく立ち回れたのも

「一般層」を最優先にしてたからで

「ゲーマー」を最優先にしてたら、売り上げ的には先細りするのは目に見えていた


これはゲーマーを無視するのではなく

一般層を最重要と位置づけ、ゲーマー向けの売り方、売り場、品揃えは、個別に用意するって方法論だ


レンタルビデオショップに例えれば

アニメ、洋画、邦画などは、一般層向けだけど

アダルトになると別格のコーナー作ってしまうって論法に近い


これがアダルトビデオ専門ショップだとどうだ?

一般層来ると思うか?w


ここまで言えば、素人でもわかるだろう


アダルトコーナーの商品は、手堅く、コアな客層を取り込める

売り上げも堅調だろう

だが、それだけで飯食えるか?っていうと、やっぱり少ないわけよ客数としては


だから、コアな客層ではないけど、客数の多い一般層向けの品ぞろえは必須なわけ


しかし、これを多くの人に説いても、聞いたときは「そうかも」って言うけど

実際に骨身に染みてまで理解してる人は、なかなかいない


同じ商売やっても成功する人と失敗する人の差はここだろうなと思うわけ

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