中小企業の倒産件数がバブル期並みの低水準らしい。
でも規模が違い過ぎると思う。
あの時代は、あちこちに支店があったよね?
中小企業だって、工場も第二工場とか第三工場とか、全部フル稼働してた。
今じゃ、動いてない工場や売却した工場ばかりになってる。
本社、支店、工場で働く人員も、下手したら数千人や数万人規模で違う。
辛うじて倒産に至ってないだけで、内情はギリギリじゃないの?と思う。
電気代などの光熱費を切り詰めたり。
事務員も5人いたのを2人にしたり、そういう風に切り詰めてるだろう。
経費節減も大事だけど、行き過ぎた削減は、企業体力が無い証拠だと思う。
節約志向を歓迎するにも限度があるわけよ。
それに、利益を出しても、以前のバブル期なら社員へボーナスなどで還元してたけど、今は大企業を見習って、内部留保に走ってるじゃろ?
それは、銀行がいつ貸し渋りを始めるか?分からないからだ。
この20年、銀行の貸し渋りで生殺与奪を握られて、倒産の挙句、社長が自殺したとか、ザラにある話だったのだから、自衛手段を身に付けるのは当然だよね。
しかし、逆の見方をすれば、適正価格で納入し、従業員へ利益を還元するようなまともな会社は潰れて、買い叩きに遭い、サービス残業を強いて、儲けた利益も内部留保するブラック企業だけが生き残った・・・とも言える。
そうじゃないと、世の中から聞こえる話で、良い話より悪い話が多いのには、バランスが悪くて、おかしいと感じるのよね。。
政府は「一億総活躍社会」とか言ってるし。
これじゃ、戦時中の大日本帝国時代と変わらんよ。w
「すすめ!一億火の玉だ!」とのスローガンがあり、「欲しがりません。勝つまでは。」という鉛筆節約の歌まであった。www
そして、死にゆく企業戦士に向かって「100時間程度の残業で死ぬとは情けない」と営業経験も無い財務畑出身の大学教授がSNSで発言する時代だ。
それは貴族や地主出身で、現場経験のない将校が無能な指揮をして、兵士に無能だと言いつけてるのと同じだよ。
日本の自殺者は多い。
戦争やってる国より多いらしい。
日本はこの理不尽な経済戦争、通貨戦争、IT情報戦争のど真ん中に居るわけで、学校の勉学だけで社会に出るようじゃ、生きる方法を知らないわけで、簡単に精神的にも肉体的にも、病的にやられてしまう。
学校で教えてくれる程度の知識なんぞ、竹槍一本で機関銃持ってる連中と戦いに行くようなもんじゃ。
今こそ、国民は賢くならなければいけないと思うのよ。
そうじゃないと、自分の家族を守れないのでね。
大企業の脱税まがいの節税対策にメスを入れ、従業員へ還元させて可処分所得を上げ、国内の内需が復活するようにしなけりゃならない。
消費税のような逆進性の高い税制より。
儲けた人や企業は、所得に応じて納税するべきだ。
総資産2兆円規模も持つ社長や会長なんぞ、現代の貴族や財閥にしか見えない。
昔は林業、造船、鉄道、銀行などが重要なインフラだったが、今じゃ通信、通販、ネット銀行の時代だ。
政治家のスポンサーは企業だという事を知る必要がある。
金持ち個人や、企業が献金をしてるから、政治家は選挙に出れる。
スポンサーの言い分は、どんなことがあっても政治家は全うする。
それは、ランナーやプロ野球選手が、スポーツ選手である為には、スポンサーが居なければ続けれないのと同じなのよ。
だから、スポーツ選手も観客の声も聴くけれど、一番はスポンサーの意向には逆らえないわけね。
監督や選手が、スポンサーの意向に逆らえるとしたら、スタジアムやスタンドに観客が毎回満席になるくらいじゃないとダメなんだ。
だから、カープが強かったのは、そういう事なんじゃないか?と思うわけね。
つまり、企業に都合のいい法案はどんどん可決されるし、国民の都合のいい法案は先送りされるか、議論さえされないまま国会が閉会する。
それに対抗しうる方法は、国民全員が選挙へ行く事だ。
いくらお金があっても、選挙で当選しなければ、政治家になれない。
ここが政治家、最大の弱点だ。w
国民の生活をよりよくしてくれる人に投票しよう。
居なければ、その代表者を作って国政へ送り出せばいい。
移民を実行に移す政治家を落とそう。
移民が欲しいのは、さらに安く雇える人が欲しい企業だ。
奴らの発想は貴族社会と奴隷制度だ。それは、新たな貧困問題を作り出す。
国民の可処分所得が増えれば、人口減少の原因になっている、人工中絶数が減るはずだ。
もし、本来生まれて来るはずだった子たちが生まれていたら、人口減少は食い止められる。
生まれた後の子供の待機児童問題は、大きく取り扱うが、本来生まれて来るはずだった子たちを救う方法は、従業員の低賃金を無くすことだ。
マスコミの流す情報、その情報源たる官僚が作り出した数字や指標に惑わされちゃいけない。
いつの時代も悪人は表舞台には出てこない。
裏でコソコソと糸を引いてるだけだよ。
SNSが発達した時代だからこそ、その悪人を引っ張り出す事が可能だと思う。
悪人を見つける方法は、お金の流れを辿り、人との交流を紐解けば、必ず点と点が結びつく。
今も昔も、人間のやる事は基本的に変わっちゃいないのだから。