2025年9月12日金曜日

ダイイチ呉店(現エディオン)に入社した頃に聞いたお話(珍事件)・・・(=゚ω゚)ノ

 オイラが興味本位に聞いた話でな

先輩社員に「この建物で幽霊とか出ないんすか?」

なんてことを聞いてみたりしたw


先輩社員曰く「幽霊?聞いたことないな・・・」である


肩透かしで終わった感じだったその瞬間!


「幽霊は聞いたことないけど、女子トイレに7年間住んでた奴ならいたぜ」


「!!!!」

「どういうこと???」


どうやら、女子トイレには天井裏に入る点検口があり、ここに入り込んで暮らしていたそうだ


しかし、中は暗いし、天井裏なので、かなり狭いらしい

先輩社員も現場を確認したそうだが、ライトと毛布を持ち込んでいて、しのいでいたらしい

そのライトと毛布も店にある商品だったみたいw


そりゃそうだろう

懐中電灯売ってるしw

乾電池山のように積んでるしw

冬になれば電気毛布売ってるでなwww


しかし、どうしてこんな所に住んでいたのか?だが

どうやら元々ホームレスだったみたいで、外の寒さがキツイので、寒さをしのげるところが欲しかったみたい


そしてどうして7年も見つからなかったのか?だが

普通に考えればミイラにでもなりそうな展開だが・・・w


朝の開店と同時に店のスタッフが開店オープンでバタバタしてる時に、コッソリ降りて来て外出して

日中はずっと外にいたらしい


そして、店が閉店する間際に戻って来て、これまた店のスタッフが閉店作業でバタバタしてる時に女子トイレに入り込み、点検口に登ってたらしい


ちょうど点検口に登ろうとしてた最中に女子社員がトイレに行きたくなって、トイレに入ると

「え???」

という状況になったそうだw


そこからは警察が来てから、事情聴取を受けたり、いろいろあって、現場も確認するために、点検口に入り込んだりと

大変だったらしい


中を確認すると、コンロやシェーバーなど、生活に使う機器があり

これらも店から拝借しただろうことはすぐわかったそうだ

当然これらも窃盗品なので、不法侵入だけではなく、窃盗罪も成立する


とまあ、こんな感じで、呉店珍事件があったそうだ

これはオイラが入社する前の話

オイラが入社してからは、そういう珍事件は起きていない


が・・・

もう一つあったらしいwww


なんと!営業車両の軽トラックの荷台に住んでる男がいたそうだwww

普段使う駐車場は店のすぐ隣にあるのだが

ここはお客様駐車場なので、もう一つ別に営業車両用の駐車場を確保している


ここに軽トラックを数台駐車しているのだが

その中に一台だけ、ホロ付きの軽トラックがある


ここになんと、毎晩、寝てる奴が居たそうだ

理由はやっぱり「ホームレスの寒さ対策」だったらしく

雨風しのげるって大事なのな


ホロ車なので、荷台に鍵があるわけじゃない

さすがに運転席は鍵がかかって入れないがな


しかも、ご丁寧に、ホロ車の後ろには、毛布が一枚入っててなw

これ、冷蔵庫の設置に使うの

冷蔵庫を毛布に乗せたら、床だとスーっと滑らせて移動出来るんでな

超便利!


この日は社員が朝から総出で、配達しないといけないくらい忙しかったらしく

早朝から出社して、店の営業開始前から配達をしなきゃいけないかったみたい

たぶん、年末商戦あたりだろうな

お歳暮やらクリスマスやらで、結構忙しくなったりする


それで荷物を載せるために営業車両を取りに行って、車に乗り込むと

後から人の姿が見えたわけw


恐らく、バックミラー越しに、座席の後ろにある、小さい窓から見えたんじゃろ


びっくりしたそうでな(そりゃそうだ)

「なんで人が乗ってんだ???」ってなって

捕まえて白状させたら

「すみません、毎晩、ここで寝てました」だってさwww


まさか、こんな朝早くから乗られるとは思ってなかったらしく

普段は、朝になると出て行って、夜になると入り込んでいたらしい


とにかくまあ。。。

ホームレスって、広島でほとんど見たこと無いと思ってたけど

そういう生息の仕方もあるんかーと思ったのだった

2025年8月23日土曜日

赤字店舗にいた頃のオラの想い・・・(-_-;)

 謎だったのは、赤字店舗において

唯一、達成させてたのは俺の部署だけなんだけど


会社としては赤字店舗をほったらかしに出来ないので

3か月か6か月に一回くらいかな?

店長が本部に行って「社長面談」とかしてた記憶


副店長が2週間くらいガッツリ準備してて

説明するための資料を作ってんのな


俺からしたら「タダの言い訳論文」だと思ってんだがw


すべての部署が赤字で未達なら「この店限界です」って言えると思うんだけど

白物企画だけ、毎月、達成させてるわけで

これをどういう風に言い訳してたんだろう?ってのは謎である


社長だってバカじゃないんで

恐らく「白物は数字はいい」とかわかるはず

あとは全滅だけど

「これなんで?」と気づかないわけが無いと思っていて

一体どういう風にして言い訳してたんだろう???ってのは、恐らく永遠の謎になりそう


営業なんて「後付け理論」が9割だと思っていて

株主総会の資料とかも、ソニーやらトヨタやらみたけど

「ん?リーマンショックの影響で?って、何年前の話じゃ?」とか思うし

いつまでもその理由引きずるのな

今だと「コロナの影響で」って常とう句じゃん?


俺は思うんだけど

「リーマンショックだろうとコロナだろうと、同じ業種で、同じエリアで、商売やって売上と利益を稼いでいる業種や店舗はあるのに、なんでうちだけ悪いと思わない?」なの

家電メーカーだって

パナソニック、ソニー、日立、三洋、三菱電機、シャープ、といっぱいあるけど

業績悪い所と良い所、両方あるで

すべてのメーカーや業種で「赤字」ならわかる

「そりゃ無理だ」ってな

時期が悪いのか?たまたまなのか?商売やってたらそれはある


けどな、同じ時期に同じ商売やってて結果が違うってのは

目的とプロセスが違うからだと思っている

だとすると

同じ店舗内で達成と未達があるってのは、目的とプロセスに問題があると思うしかない


俺が毎月、会員カードを30件とか取ってて

他の人が0とか1とか5みたいな数しか取れないわけ

「どういうこと?」と思うのが普通で

散々聞かれたが「100回レジに立ったら、100回同じように勧誘するだけです」と答えていたが

店長とかに「なにかやってんじゃないか?」とずっと疑われていたでな

これ毎回、フロア長や直属の上司がフォローに入っていて

「宮本は、ちゃんと毎回、レジで勧誘してますよ」って一言入れてくれてた

俺からしたら「だから言ってんじゃん!!!」ってイラつくけどな

「嘘を言ってどうする?んな事すぐばれるわ!!!」である

レジなんてみんなが見える所でやってんだからな


イラつく事は多いで

・あいさつしない

・声が小さい

・客はいるのに接客しない

・カタログは無い

・古いカタログをそのまま店に置いてる

・商品が汚れても放置

・掃除しない

・処分会セールの時に展示品を売らないから、どんどんボロボロになる

・帳簿と在庫が合わない

・プライスの値段を指示通りにしてない

・機能タグ、POPを指定通りつけていない

・店の落ちてるゴミは拾うが、駐車場のゴミは拾わない

・商品知識を身に着けない


俺は思うがな

「そんな店で買い物したいと思うか?」である


だからなぁ

根本的に間違ってんのよねぇ

商売って「売る」って思い込んでて

「売れる」って感覚や考えが欠如してんの


売れる店ってのは、何もしなくても売れるで

客が勝手にやって来て、勝手に買って帰るだけwww


店長が「売れ売れ」うるさいのな

俺からしたら「上記のような点にもっとうるさくなれよ」なわけ

何年も、何十年も商売やってて、「こいつら素人か?」と思うような場面は何度も見た


で、そういう奴らの得意技なのは

・値引き魔

・言い訳が上手い

・人のせいにする、周りのせいにする、時代のせいにする

・うまくやってる奴の足を引っ張り、陰口を言う

・人が接客した商品を、その人が不在の時に接客して自分の物として売上を上げる


とにかくな、やることが「こすいねん」ってやつなのな


2025年8月21日木曜日

オイラが客層見て商売しろってのは、こういう流れからもわかると思うって話・・・(=゚ω゚)ノ

 オラがデオデオネバーランド袋町店でゲーム担当をしてる時に

PS3でイベントを企画した

内容はシャープから大型液晶テレビを借りて来て

グランツーリスモ プロローグを体験できる状態にするという物

2007年当時、まだ大型液晶テレビってのは高級品で高嶺の花だった

2011年の地上波デジタル放送に向けて、需要は活気づいていたが、多くの人はまだブランU管テレビで視聴していたし

テレビゲームをハイビジョンでプレイ出来る環境の人は、さらに一握りだった

結果から言うと、一台でやるつもりだったのだけど、シャープは大きさの違う三台を用意してくれた

当然無償だ

この時アンケートを取っていて

このアンケートを原資に、顧客情報なので、デオデオ本店の映像売場に渡すという条件にした

俺的に言うと

「客はどこからきている?」が知りたかったのもある

恐らく、郊外からやって来てるだろうことは承知してたのだけど

思いのほか、遠方からやってきていることが分かった

山口、九州、四国なんて所からも来ていて

話を聞くと「あっちは田舎だから、毎週、土日になると広島に来て遊ぶ」んだそうだ

これには俺も驚いた

場所が場所だけに

袋町ってのは、本通りの隣に位置するんで

当然、郊外からの客が多い

想定してたのは廿日市市、安佐南区、安佐北区、呉市、なんてところだ

バスがあり、JRや車での移動も可能なエリアなので

しかし、実際にやってみると、確かにこの辺りからも来ているのだが

本当に県外からの来場が多いって事が目に付くわけだ

当時、ネバーランドのようなおもちゃ専門店で、ちょうどド級サイズの店は中四国には存在しない

なので、当然と言えば当然なのだけど

イメージとしては、県外の人らが東京ディズニーランドやUSJに行くような感覚じゃないか?と思う

この時から俺の頭の中の商圏ってのは、かなり広いエリアを指すようになっていて

「これ売れるかな?」レベルのものでさえ、強気で仕入れることが出来たのは、こういう証券が広いという事がバックボーンとしてあった

しかしかな

これデータも含めて、店長、副店長、に丸投げしたんだが

分析もして、説明文も入れてな

まったく、活用されず

見たんか?見てないんか?ってレベルで「ん?」みたいな態度で終わった

あいつらな

店の数字が悪いのに、必死こいて作ったデータすらまともに見んので?

俺があいつらのことを「バカだアホだ」って言うのも

ホント、悪意ではなく、真意でわかって欲しい

ずっと「客層見て商売しろ」ってのがオイラの常套句なんで

客層観ずに商売するから、店の数字が悪く、俺の担当してる部署だけ計画達成ってことに全く気付いていない

何度も言われたが「宮本は特殊」とw

特殊でも何でもない

やってることが根本的に間違っているから計画が達成できないだけだ

2025年8月18日月曜日

俺はサラリーマンに向いてないというお話・・・(-_-;)

 高校三年生の頃思っていたのは

「俺はサラリーマンには向いてないと思うのよな」で

実際、サラリーマンを20年ほどやってたわけだが

もう一つ思っていたのは「やろうと思えばやれんことはないけど、向いてないと思う」という点で

そもそも論「根回しがめんどくさい」って人

なので、よく言われていたのが「たまに宮本が暴走する」って言葉でな

俺からしたら「暴走なんかしてねぇよ」でしかなく

「正しくは根回ししてねぇだけだろ」だった

あれは管理能力の低い店長の言い訳だと思っていて

自分が把握してないことをやっていると、暴走だと決めつけるわけだ

でもな、俺もバカじゃないんで

重要な所への根回しというか、確認だけはしてやってる

それは直属の上司と本部MDへの承認

俺からしたら「店長関係無いがな」と思っている

というのも、売場内だけの問題なんで、上司の了解さえ取れていれば

店長の了解なんていらない

取扱商品群については本部MDの範疇なんで

本部MDへ確認を取って

「これ扱ってもいいですか?」とか

そのレベル

最終決定権は店長にあるわけだが

それを報告してない上司の方が問題だろ

俺一人の責任にされてもおかしな話なわけだ

なので、だいたい、途中で上司のフォローが入る

上司のフォローが入ってくると、店長は文句を言わなくなる

だって上司は「許可したのは俺です」と申告するでな

大きな会社ほど、この傾向はあると思っていて

「隅々まで根回ししてたら時間がもったいないし、そんな悠長なことを営業でタイムリーにやる奴は暇人」とさえ思う

中には「先に企画書を出せ」なんてのもたまーにいて

「はぁ?いちいち、企画書書くの???」と思うが

店長は最低でも「来月、これやります」程度の企画書(毎月、一応提出する予定のものだが、店長によっては、時間の無駄だから書かなくていいという方針の人もいる)を書いてから、計画通りにやれという

でもな

例えば「展示入れ替えします、〇日にします」と書いたところで

実際にやれるか?というと

接客しながら、営業しながらなんで、ほとんど空いた時間にやるしかない

大規模な展示入れ替えを提案したら「それ本当に必要なんか?」と言われた事すらある

この場合、メーカーセールスマンを呼んで、閉店後、残った社員らもかき集めてやるような大規模なもの

テレビ売り場の奴はよくこれやってたが

俺がやろうとしたら、だいたい却下食らってた

理由は「残業代がかかる」だw

そして「空いた時間にやれんのか?」という

これ何度も食らったんで、途中から申告するの止めた

時間の無駄にしかならんのでアホらしい

そしてもう一つ言われたのが

「展示入れ替えをする前と、した後の数字について把握しろ」というもので

数字が改善されてないと、やった意味がないということらしい

でもな

テレビ売り場の奴って、数字が悪いと展示入れ替えをする癖に

展示入れ替えしても、たいして数字に変化なかったりするんでなw

俺からしたら「自己満足か?数字が悪い事への隠ぺい作業じゃねぇか?」とさえ思う

それに比べて俺の場合は、数字は劇的に改善するでな

だいたいの場合、転勤してすぐの事で、前の前任者が本部の指示通りに売り場を展開してないのが原因で数字が悪い

だから、本部の指示通りの売場に戻そうって魂胆なわけだ

これを口で説明したけど、上記のように「暇な時間見つけてやれんのか?」と一蹴されたんで諦めた次第

しかし、今度は売場を手直ししてたら、「いつまで作業してんな」と文句を言われて

「いや、だから、時間が足らんし、人も手も足りてない」と発狂気味に言うと

渋々、「じゃあ、早くやって終わらせろ」って言いだすくらい

もうな、二進も三進もどうにもならない

俺は一人しかいないし、部下はパートさん一人だけだし

定時になったらパートさん上がるし

閉店後やってたら、早く帰れと言われるし

日中やってたら「接客しろ」なんで

どうにもならんわな

なので、最終的に「煩い!蹴る!」って事に決めたwww

もう、どう考えてもサラリーマンに向いてないわなwww

他の人だったどうだろう?と考えたことあるけど

たぶん「はい」って言って終わり

この会社は店長にイエスマンでいないと昇進できないのでな

この「どうにもならない」という状況を作り出す店長という存在

マジで、管理能力が低い店長の典型的な特徴だった

そういう店長ほど、店の数字が悪いまんまなのよね

改善点が見えてないし、やってることの意味や目的も理解できないし

出てくる言葉の指示は、明後日の方向向いてるし

それでいて、本人の言う言葉は明後日なのに、本部から出てくる現実的な指示も同時に言えるわけで

「んー、、、どっちな?ハッキリせーや」とさえ思う始末

会社の方針と自分の言ってることが真逆だと気づいてないのか?それともバカなのか?アホなのか?という状態

例えば

「今月も値引き率2%以内ですが、値引き率が4%と高いです、安易な値引きはしないように!」と朝礼で言ってるわけだが

一方で

「勝負に出るときは勝負に出て、他店と競合するなら値引きしてでも売れ」というわけだ

俺は「お前アタマダイジョウブカ???????」とずっと思ってた

んでな

値引き率が高いなら、値引き魔を名指しで「お前が値引き多い」と言えばいいのに

それは言わない

そして、値引き率の多い、値引き魔が、売場の長だったり、副店長だったりするから、誰も文句が言えねぇわけよ

構造的欠陥を持ったまま、その原因に手を付けず

全体に対して「直せ」という状態

一部上場企業の店長と言えども、中身の程度はこの程度の人が、まあまあいる

そう思うといつも「なんでこんなのを昇進させたんかねぇ?どこかの店長や営業本部長の一本釣りで、店長になれたんかもな」と思う次第

ちなみに、おもちゃ売り場の店長、副店長も、初代店長の一本釣りで、マネージャー(売場の長)から、副店長→店長に昇格しただけの人

「あんなのが上司だと部下は不幸だ」というのが俺の格言になったわけだ

2025年8月17日日曜日

アクトレイザーの表記でエインシャントって書かれてない件について・・・"(-""-)"

 


アクトレイザーの表記に会社名であるエインシャントって書いてないという話

うーん、、、どうもな

この頃は、古代祐三って、日本ファルコムからバイト辞めて

独り立ちして事務所は作ってたように思うけど

ほぼ、個人作曲家のような立ち振る舞いだった記憶で

会社名とか、表に出してなかったはずなのよね

エインシャントって1990/4/1設立にはなっているけど

wikiで見ると、セガのスーパー忍の作曲をするのに

会社名が無いと取引出来ないからってある

だとすると

スーパー忍の発売は1989/12/2なんで、これまた日付が合わなくなる

時期的に考えれば、開発はそれより前になるんで


なので、取引上、必要に応じて事務所を会社として扱い取引をしていて

事実上の登記は1990/4/1になったんじゃね?としか思えん

これは独立して、会社設立となると、それなりに準備が必要なのでな

個人が請け負うだけとは、状態が異なる


良い所に目を付けたと思うが

個人営業から、取引上、会社設立に至ったってだけに思うのな

それに、最初からやれると判断してるとは思えず

会社登記の頃に「これからはやって行ける」と判断したとしか思えん


てか、そういう話をどこかの雑誌で読んだ記憶なんだよなぁ

アクトレイザー発売後に、アクトレイザーの組曲的なCDを出していて

それが販売好調だったから、独立して会社設立してやれると判断したとかしないとかって話だったような・・・・

記憶違いか???



 ゲームもアニメも漫画も

「前例がない」という時代が一番面白く


作る側もある程度自由に作れるが

見る側も自由に「こんなのあったらいい」と思いながら見ている


「アクションゲームとシューティングゲームをカセットを入れ替えて遊ぶのではなく

一つのゲームで遊べたらいい」とか


「ゲームの中で人生を楽しめたらいいな」とか


そんなことを思っていたのは30数年前の出来事だ


今では思ったままのものを作ることが可能で

AIの進捗次第では、ゲームも指示命令だけで、ある程度のゲームが作れる時代になるかもしれない


ただな

それって「面白いか?」と感じる


出来るか?出来ないか?の境界線だから面白い


「出来る」だけになると

あとは「やる気」だけになるんでな


そんな現実的な所に持ち込まれたら「夢」じゃなく「現実」なのな


その現実と向き合える人だけが「クリエーター」になれるわけで

現実と向き合えない人はいくら夢想しても「クリエーター」にはなれないのだ


これは営業にも言えていて

仮説を立てて、その仮説に基づいて商品展開、展示展開、訴求展開を行う

いくら「あれがあればいい」「これがあればいい」と言ったところで

現実を知らない人(素人)には、『タダの思い付き』にしかならない


この「タダの思い付き」という事を自覚することなく

プロと同等の立場に立っていると勘違いしている人は多く

どこまで行っても「真似事」でしかない


真似ているだけで、その神髄には近づいてもいないし、触れてもいない


職人の域に達するには、それ相応の時間と経験が必要で

そこにセンスというものまで必要とする


過去、俺自身を思い起こせば

「ゲームを作りたい」と思ったが

現実的に「では?なにを?」と自問自答すると

答えが出ない


幼少期の俺は「なにものなのか?」まったくわからなかった

そりゃそうだ

小学校、中学校、高校では、自分が何者かを知るような基準となる指標すらないし

そういう事も教えてはくれない


勉強は嫌いだし、宿題もやらない、走ってもドンケツで、運動はどれもパッとしない

身長は高く、体格はいいので、「運動できそう」とか

眼鏡をしているので「頭良さそう」とか言われるが

中身は「全然」なわけだ


でも、営業をやると

「あれはこうでないと売れない気がする」

「汚い店には悪い客しか集まらない」

「でかい声であいさつする店には活気が出て、万引き客や悪い客層は逃げ出す」

なんて、事を考える奴で


それを考えるだけではなく、実行に移してしまう

それを高校生の時代からやっていて

その思考はすでに小学校、中学校からあったわけだけど

「職場」「売場」という場所には入れなかっただけなのだ


ここはセンスだったとしか言いようがない

しかし、センスだけだった高校生

「売れる」「売れない」の二択判断ばかりしていたが

ブルート呉店の店長は「にぎやかし」とか言って

余分に新作の発注数を増やす


俺には理解しがたかったが

今思えばあれが正解だと思う

正しくは「新作をばら撒かないと、中古として帰って来ない」だ

新作の販売は1本1回こっきりだが

中古の販売は販売、買取、販売、買取の繰り返しになる

ある程度の数を市場にばら撒かないとこれは成立しない


店長がそこまで考えていなかったことは、言葉からもわかる

「にぎやかし」つまり、新作発売日に数が少ないと寂しいという意味だ

けれど、神髄に近い事をやっていたわけだ


俺はこれを高校生の時に経験していてよかった

頭を勝ち割られるような衝撃を何度か受けていたからだ


ゲームショップの売場についても

まだ、秩序が存在しない時代だった

コーナーに「ファミコン」「メガドライブ」「PCエンジン」なんてだいたい区分けされた程度で

看板すらない


店によっては「任天堂」「セガ」「その他」みたいな区分けすらあった

これだと、ファミコンもゲームボーイもスーパーファミコンも同じ棚に入ってたりな

店規模も小さかったから、そんな店はゴロゴロあった


RPG、STG、ACTなんて風にジャンル分けもしてない


この時代に「ジャンル分けしない?」とか提案してたわけだ

商品の棚の並べ方も規則性は無く

そこに「本屋やレコードショップみたいな並びを参考に」とか言っていて

結果から言えば本屋のような並びが正解だと気づいた


レコード店は「あかさたな」準だが

本屋は「十進部類法」に基づいている

図書館とかはこの方法で区分けされている程


当時、「十進分類法」なんて言葉すら知らなくて

単純に「これがわかりやすい」ってだけで見つけた方法だ


頭の中にあった展示例は本屋、レコード店、レンタルショップ、家電量販店、スーパーとかだったが

最有力だったのが、本屋とレコード店だった


これに気づくのは「センス」以外に言葉が見つからない


他にも一番売り上げを稼ぐ(数が出るソフト)と一本しか売れないけど、その他になるようなソフトの区別をどうつけるか?と考えていて

これも後に「ロングテールの法則」と合致する事に気づく


だらだろうが

ブルート呉店ではブルート全店でトップクラスの売上を叩き出していたし

デオデオ時代のネバーランドでも、俺が在籍していると達成率で全店トップクラスの成績だった


このやり方は30年ずっと変わっていない


他にもこの30年で言い続けていたことがある


・デカいコントローラのハードは売れない

・3Dは一過性

・VRにもう金脈は無い

・eスポーツは日本には根付かない

・ダウンロードのゲームは焼き畑農業

・メーカーが中古市場を否定する事は自分の首を絞める

・客層を広げる事を考えろ

・日本のメーカーは日本のセンスでゲームを作るべきだ


これらを言い始めた頃、必ず「そんなことはない!」と真正面から言われたものばかりだが

今見てどうだろう?逆に反論の余地は無くなりつつあるのではないだろうか?


これらを真逆の事をしてくれて、結果的に俺の考えが正論だったと証明してくれたようなもんだ


早い段階で、何度も、ずっと、言い続けていて

ようやく、世間が、会社が、ユーザーが、みんな気づき始めている


たぶん、俺みたいな現場職の人間がいくら言っても聞く耳持たないらしい

恐らく、学歴があって、有名大学でも出たのが、論文でも書いて、ようやく認められるんだろうが

俺からしたら「すでに出た結果をまとめた論文だろうが!」とさえ思うw

誰もが反論してくる時代に、これらの持論を展開してた人の言う事の方が、よっぽど有能だろうがな


ここ最近でも発売前に発言してたのは


・switchは売れる、たぶん、売れる、恐らく、売れる、売れる要素しか見当たらない、これで売れなかったら、俺は二度とゲーム売り場に立てない

・PS5言う程売れんと思うで?

・switch2は最初から売れる事が分かっているから、前ほど混乱しない、すぐに収束するし、5万円もするハードがポンポン売れ続けるわけがねぇ


これらも直近のハードの販売傾向だが、ほぼ当たっている


俺が見ているのは市場と客層

ここだけ見てたら、だいたいの予測はつく


さて、ここまでの事を誰かに継承出来ればいいのだけど

誰にも継承できないってのは残念だ


これらの経験、センス、すべて自分の中だけで完結しそうなのね

世の中には、これらを欲しがる人は少ないだろうけど、いるはずなんだけど

少なすぎて、見当たらないw

2025年8月16日土曜日

キャッシュレスをやる、やらないで、勝ち負けが決まる世界なんてどこにあるんだ???って話・・・( ゚Д゚)

 


ホリエモンが中国のキャッシュレスは屋台まであるけど、日本にはそこまでキャッシュレスが普及してないから負けてるとか言ってるらしいんだが


あいつ、だんだん、アホになったんか?それともメッキが剥がれて来たか?だな


キャッシュレスなんて、絶対やるべきものじゃなく

「やれるならやれば?」くらいのもの


ハッキリ言って、客の都合に合わせて支払い手段を用意するだけなんでな


しかも、日本のキャッシュレスは種類が多い

端末は一つで済むようになったが

オーぺレーションとしては負担が増える


人的にも時間的にも手数料的にも、すべてにおいて負担増だ


「キャッシュレス便利」なんて言うが

便利かねぇ???


俺はそうは思わん


キャッシュレスなんてものは、日本銀行券、米券、ギフト券、酒券、図書券をデジタル化したに過ぎない

しかも、キャッシュレスには有効期限があるが

これらの券には有効期限が無い事を考えると

「キャッシュレス本当に便利か?」とさえ思う


あれは思うに「現金を持ちたくない派」の人たちが「便利」と言ってるだけで

・イチイチ銀行に寄ってお金をおろす行為が無駄

・小銭をちゃらちゃら出して清算に時間をかけるのが無駄

・財布がパンパンになるが嫌

・何も持ちたくない


ってな考えの人たちのはずで

要するに「わがまま」「自己中心的」と自己都合の塊な人だと思う


今時、金を下ろすなんてコンビニで出来るし

大手のスーパーや百貨店なら必ずATMがある

クレジットカードも普及しているし

使える店も多い


そして、店側にはクレジットカードもキャッシュレスもすべて店側に利用手数料がかかる仕組みなんで

店側はそれだけの客数を見込めないとやるメリットが無い


最近は小さな飲食店でもクレジットカードを扱いだしたのは、手数料が下がったからだし

キャッシュレスが普及したもの、安い手数料だからだ


しかし、キャッシュレスが普及した途端、手数料を引き上げてきた

だから、キャッシュレス決済を止める店が出てきている


なのでな

「キャッシュレスやらないから負ける」は間違いにしかならない

もし、キャッシュレスを止めた店が倒産しまくるならわかるがなw

そんな店は聞いたことも無い


前述のとおり

・やれればやれば?

・人的コストの負担に耐えられる

・導入コストを上回る客数が見込める

って事ならやっても良いが


むやみやたらとやるべきか?と言えば

・そこまでの必要性は皆無

・店のスタイル、客層に合わせてやるのが正解

となる


こんなこと商売やってたら普通に理解できる範疇だし

素人でも理解できるだろう

もし、この理屈が分からないと言うなら

商売に向いてない

そんなに決済手段が多くないと商売にならんというなら

円、ペソ、ドル、マルク、ユーロ、人民元、他、すべての通貨で決済できるようにしたら?とさえ思う

そんなのありえんじゃろ・・・

現金だって、違う通貨を扱って、すべて円にする場合、手数料かかるでなw

それをやるだけのメリット(客数)とかが見込めるならやるべきだが


実際、海外で外国人旅行客の多い観光地では、現地通貨以外でも決済可能な店は存在する

しかし、それはメリット(客層)に合わせているからだ


クレジットカードが広く普及しているのも

海外では現地通貨じゃなくても決済が可能で

後日、現地通貨のレートで円にして請求が来る仕組み

しかも、販売手数料のみだから、レート変換による現金手数料より安いわけ


ちなみに中国のペイペイは中国でしか使えないらしく

日本のペイペイも日本でしか使えないらしい

Alipayは訪日外国人向けに利用出来て、自国キャッシュレスを日本でも使えるらしいが・・・

このように扱うキャッシュレス次第で条件がコロコロ変わる


クレジットカードならJCBだろうとマスターカードだろうと、せいぜい違うのは手数料くらいだ

どっちが本当に「便利」か?

ここまで説明したらだいたいわかるだろ?


この理屈が分からんのだとしたら「アホ」としか言いようがない