2025年10月14日火曜日

どんな勝敗も決めるのは最後は人であるって話・・・"(-""-)"

 


パナソニックがゲーム業界で残れなかった原因については

いくつか原因が指摘されているけど

俺的に思う一番の理由は「ソフト部門が無いこと」に尽きる

あそこはどこまで行っても「製造業」であって「ハード屋」だ

作り方も、考え方も、売り方も、すべて

だから、ゲームの売り方なんてわからないのよ

3DOの時、専属営業部隊が組織され

俺が「上司連れてこい」と何度も言ってたけど

一度も姿を現さなかった

そいつの経歴は白物家電出身らしく

冷蔵庫、洗濯機、掃除機を生業としていた人だ

俺も家電量販店では白物に所属していたこともあるんでな

話せば多分、通じる部分はあると思ってたんだが

結局会う事は無かった

現場の営業の人も苦労していて

「誰の意見を聞けばいいのかわからない」と困惑していた

会社の方針、上司の方針、取引先企業(家電量販店、おもちゃ屋、中古ショップ)から、別々の意見が出るわけだ

意思統一出来ていない組織が勝てるはずがない

その点、悪質だったソニーのSCEは「洗脳」に近い状態で営業がやってくる

小売店をまるで下請け企業か?自分の会社の支店のように扱ってくるでな

そのすさまじいまでの洗脳でゴリゴリに無理難題を吹っ掛けて来る

店や現場の意見なんて一切聞かない

勝者と敗者の違いなんて、いろいろ言われるが

ハードのスペックだとか、ソフト云々とか

それも大事なんだがな

それを支えるだけの中身ってものが無ければ勝ちようもない

結局、メーカーからすれば3DOは弱いと認識されたのだろうし

小売店からすれば3DOは売れない、もしくは、売るのがめんどくさいという認識だったはずだ

表と裏、両方見てきたから思う事だが

とかく、世間は表の歴史しか見ないし、知らない

俺は裏側の歴史も見てきた

だから思うね

「やっぱ人だな」と


2025年10月2日木曜日

中古ゲームショップの草創期・・・(*'▽')

 商売やってて一番楽しい時期ってのがある

それが「草創期」


まだ何もない、途方なまでの土地だけがある状態

道も無く、建物も無い


この状態で

「売るものはある」「売れる物もある」

だと

あとは

「誰がやる?」にしかならない

誰がやってもいいのだが、誰がやっても「正解」にはたどり着かず

「思い付き」と「勘」でやるしかない

その中から小さな「正解」を見つけて

それを繰り返してゆくうちに

「大筋」という道が見えて来る


例えるならば、あちこち歩きまわって

美味しい果実を見つけては、あちこち歩き、また見つける感じ

これを繰り返すと、次第にそこへの道が出来てくるわけだ


テレビゲームの中古ショップという、まだ誰もやって無かった商売で

開始が88年か89年ごろ

俺が店に入り浸るのが90年ごろだ


この時期だと、まだ「街のおもちゃ屋さん」がそれなりの勢力を持っていた

テレビでコマーシャルをするくらいには金も持ってた様子だし

「おもちゃのお城♪きりや♪」なんてローカルCMまであったくらいだ


中古ショップは台頭したばかり

しかし、内実は「質屋」でしかない

でも、この当時の質屋ってのは、入り口と出口と二か所あって、人に見られないようひっそりと商売してた

質で買取したものは、どこかの大型会場を借り切って「質流れ品」として広告を売って大々的に売りさばくってのも、よくある光景だった


この流れを大きく変えた存在が「中古ゲームショップ」の登場だ

今では、貴金属の買取、衣服の買取他、普通に店を構えてやっているが

あれもすべて「質屋」である


どう判別するか?だが「古物商免許」が無いと商売出来ないのである

買取が出来る店はすべて古物商免許を持っているわけだから、必然的に質屋なのだ

仮にゲームショップが違う商品、本でもなんでもいいが、買取できるか?というと

恐らく拒否されるだろうが

別に買い取っても問題ない

だって「質屋」なのだからw


質屋という大筋の道はあって、商売として正解もすでに確立していた時代

「ファミコン」という新たな商品が現れて

恐らくこれを買い取った店はあるだろうし、買い取って店に並べているのもみたことがある

だが、しかし、ファミコンカセットの適正価格というものを、店主は知らない

だから、買取も販売も桁違いに場違いな値段設定が行われていた


まだ、子供同士のカセット交換(貸し借り)において、自然発生的に起きた「レート」の方がよっぽどまともな適正レートだと思えた

例えば、「スーパーマリオブラザーズ」一本借りるのに「ダウボーイ」「1942」「頭脳戦艦ガル」って三本つけても「うーん、、、」という反応になりやすく

ここに「ゲゲゲの鬼太郎」「タッグチームプロレスリング」と5本つけてようやく「まあ、いいか」というレベルで貸し借りが成立していたわけだ

さすがに子供同士で「売買」をするという程度には至っていなかったが

中学生になると、少し「売買」に近しい取引が行われていた様子だ


この時代に新たに現れた「中古ショップ」という存在は

そんな草創期に当たる

誰しも「勘」と「主観」で物事を判断してた時代に

「資本主義」が導入されたようなもんだ


特にブルートの価格設定はかなり良く

さじ加減が微妙に良かった印象だ

そしてその価格の元になるものは「在庫数」だった

在庫数に合わせて適正価格が決められてゆくわけで

これ以上の「正解」は無かっただろうと思う

それまで子供の感覚だと「人気」「売れ筋」「新作」とかだった

人気があるからレートが高い

売れ筋や新作だからレートが高い

これらを真向から否定する存在

それが中古ショップだった


俺も最初は「なんでこれがこの価格?」と困惑したが

「価格は在庫で決まる」と店長が言ってから、考えを改めるよう努めた

すぐに思考は変わらない

でも、だんだんと理解してくる

高校1年生の頃から3年生になる頃には、頭の中にだいたいの価格イメージが入っていて

「このソフト」って言われたら

「ああ、、、たぶん、3千円くらい」とかだいたいの価格が言えるくらいになっていた

この価格は常に変動するもので、今でも変動ありきで「今ならこのくらい?」という予想はしていて、だいたい合っている


展示方法についても、「前例がない」という状態なので

どこの店に行っても、陳列方法が異なる

それが店の特徴にもなっていたが

今だと「そんな売り方どこもしてないよ」と言われるだろう

例えば、ソフトを裸で買うなんて当たり前で

CDが出て来ても、裸で買取してる店が普通にあった

説明書が無いのは当たり前

あっても別売り100円とか


俺はこれが気に入らなくてな

「最初から箱説セットで買い取れよ」である

だからブルート呉店では店長に言って

箱説セットで買取する方針を導入してもらった

完品に近い状態の中古ばかりなので、お客さんからの反応はいい

中には中古には見えない新品みたいなものまである

それを買って顧客が喜ばないはずがない

「どうせ中古だろう」という残念な気持ちと

「あれ?これホントに中古か?」と思える品

どっちがいいだろうって言うまでもない

そして、ほとんどの中古ショップが前者であるわけだから

ブルート呉店が特異な存在だったと言える


ここで差別化が出来て

さらに、陳列方法についても、図書館のようなカテゴリー分け方法を導入した

あの当時は知らなかったが「日本十進分類法」ってのがあるらしい

俺は本屋を見真似て自然とこれと同じ分類をしていただけだった


参考にしたのは本屋とレコード店

どちらもいいのだけど、本屋の方法が一番近い方法だと感じた

レコード店だと「あかさたな」順になってしまうんでな

これだとカテゴリー分け出来ん

レコード店ってのは、邦楽、洋楽みたいな分け方はあるが、どっちかというと、タイトルの頭文字で管理してるのが強いのよ

逆に本をタイトルの頭文字で管理してたら「なんだこれ?」になってしまうわけだ

だから、タイトルでも管理するが、カテゴリー分けの方が強いわけね

ゲームソフトを考えると、本屋の考え方が一番近いわけだ

例えば、スーパーファミコン時代にはタイトルの頭が「スーパー○○」とつくタイトルばかりで

中身はアクションだったり、シューティングだったり、パズルだったりする

これじゃ管理できんわけだ


でもな、これも他店を見れば

「任天堂」「NEC」「セガ」みたいな区分けしかしてない店が圧倒的だった

だから、ファミコンもゲームボーイもスーパーファミコンもごっちゃに投げ込んでるような状態になる

お客さんからしたら「どれがどのソフトで、どのハードで動くのか?」さっぱりわからんわけだ

わかっているのは子供だけ

だから、中古ショップってのは、子供が入り浸るわけだが

大人がやって来ても「わからん」って思って買わずに帰るわけさ

それがブルート呉店だと「わかる」わけだから

大人ばっかりやって来て

どんどん買ってくれる

しかも大人の財布だから、PCエンジンのようなCDドライブ49800円なんてものでも、バカスカ売れるわけだ


自店と他店の違いによる差別化

その時代の背景を理解した売場

今という時代に応じた展示展開


これらを実行したに過ぎないが

よくもまあ、あんな最短で、最適解に近づけたと、今のオイラでも驚くような慧眼だったと思う


そして、それを否定せず、導入に踏み切ってくれた店長に感謝しかない


2025年9月27日土曜日

シティーハンターのゲーム化について思うこと・・・"(-""-)"

シティハンター



 「セガは龍が如くシステムを使い、シティハンターを作るべきだ」と言い続けて10年くらいか?


だが、未だにシティハンターのゲーム化を実現したのはPCエンジンのみである

基本的にローリングサンダーみたいなゲームなんだが

良いか悪いか?で言うと「微妙」w

時代的に、ハード的な制約やROM容量を考えれば仕方がない


だったら、今ならどうよ?ってなる

だから「セガは龍が如くシステムでシティハンターを作るべきだ」に繋がってくる


でもな

これを話すと、必ず言われるの

「それは日本でしか売れないからだ」と・・・


でもよ?

考えても見ろ???

ジャッキーチェン主演で30年も前に映画化されてる

日本でしか売れないのなら、世界市場向けの映画なんか作るか?である


それでもまだ言われる

「日本でしか売れないよ」と


考えてみろ?

テレビシリーズ終わった後も、テレビスペシャルの番組が作られたで?

なんども


それでも言われる

「日本でしか売れないよ」と


あのな(若干怒りがこめられつつある)w

だったら、なんで30年以上も経過して、今頃になってフランスでシティハンターの実写映画なんか作ったんな???


だんだん、トーンが弱くなる

「それでも・・・」


うるせぇなこいつら(怒)

世界市場向けの映像コンテンツ、ネットフリックスで鈴木亮平主演でドラマ化を今、やってる

しかも、アニメ版の新作映画までやったんだぞ!?


これはコンテンツとしてまだ生きているという証拠であり

日本のみならず、世界市場でもやれるという判断があったから、ドラマ化や実写映画化されたと考えるべきなのだ


さて、今どういう反応だろう???

まだ「日本でしか売れないよ」というのだろうか?

散々、オイラがずっと言い続けて来て

「売れるって」「大丈夫だって」「俺の勘がそう言ってるんだから」と

「しかも、龍が如くとの相性はバッチリなんだって」と

これで作らないセガはアタマオカシイ


20年前に龍が如くでセガの営業に「海外でも売れます!大丈夫です!僕の勘がそう言ってるんで!タイトルつけるなら、ドラゴン何たらとかじゃダメです!タイトルはズバリ!YAKUZAです!」と粘り強く説得して、海外での発売をしたら、今じゃ、セガの看板タイトルになった

もうな、あの時のレベルで「売れる」ってビンビンに感じてるんだよな


セガ「龍が如くシステムで新作作ります」

俺「お!」

セガ「北斗の拳です!」

俺「ヽ(・ω・)/ズコー ジャンプだけどそれじゃない」

セガ「龍が如くシステムで新作作ります!」

俺「今度こそ!?」

セガ「木村拓哉主演!ジャッジアイズ!」

俺「がちょ~~~~ん( ;∀;)」


いい加減にしてくれと思うのだ


考えても見て欲しい

街をさっそうと歩く姿を桐生一馬から、冴羽寮にしたら?


颯爽と青いスーツを着て歩く姿、走る姿

歌舞伎町に現れる姿を

街中で、女性に声をかけ

カラオケに行き

酒を飲み

夜のスナックで情報屋と交渉し

ゲイバーで踊って

遊びの中で仲間や情報屋をどんどん作り

とにかくユーザーを遊ばせるだけの作り込みをする


駅前の掲示板に行きXYZの文字が出ていないか?確認しに行く

XYZの文字があれば、エピソード開始

これを放置したまま、遊び惚けていると、香りが追いかけて来て、ドカンと100tハンマー

緊急クエストのような形でエピソードに強制的に戻されるw


毎回、出てくる美女がゲストで、それを中心にお話が回るから

設定やシリーズでありがちな、破綻も起きにくい


一つの美女事件が解決したら、また遊び放題

事件中も遊べるけど、香りが追いかけて来て、逃げ切れないと、強制的にマンションに戻されるw

抜け出すには、香の海坊主直伝トラップを回避しないと外に出られない


地下には射撃場があり、射撃訓練が出来て

愛車のミニクーパーで移動やカーチェイスを行い


海坊主モードでは、普段は喫茶キャッツアイで仕事をし

事件が起きたらバズーカ片手に、ジープに乗って繰り出す


アクションはパンチ、キック、ガンシューティングと豊富に用意し


ゲスト美女がお風呂に入ると、のぞきが出来て

良い所で香の100tハンマーが飛んでくるw


もう、どう考えても、頭の中に姿かたちが思い浮かぶレベルやろ?
これが「売れない」なんて思うか?である


ブルート呉店店長とオイラの位置関係・・・(=゚ω゚)ノ

 ブルート呉店におけるオイラの立ち位置は

普段を野球に例えるなら、店長が内野、オイラが外野を守ってるようなもんだった

繁忙期になるとテニスのダブルスみたいな状態で

入れ代わり立ち代わり来る客をリレー形式で流す感じ


基本的にゲームの発売日や発注はすべて店長が一人でやってた

だから、オイラはそのあたり、完全に把握しておらず

入荷してから気づくソフトもほとんどだった

まあ、学校あるし、バイトあるし

さすがに、そこまで把握するだけの余裕は無くてな


あと、電話だけは絶対取らない主義でw

「取っていいよ」って言われてたけど

「いや、いい」と言ってた

電話の内容は99%、買取価格の問い合わせなんで

店長は頭に入ってるから、即答できるけど

オイラはさすがに買取価格まで頭に入ってない

いちいち調べないとわからない

その代わり、店長が電話対応してる時にレジ処理したり、接客したりしてた

この辺の連携は上手く行っていて

特に話し合ったわけでもなく

自然とそういう風な立ち回りになっただけ


オイラも最初は「この人も普通の大人だろうな」と警戒してたんだけど

色々話すうちに

「この人、普通の大人と違うぞ」と気づいた

アニメ見るし、洋画見るし、邦画も見る

映画大好き

プロレス大好き

K1大好き

F1大好き

格闘技大好き

昔はプロテイン飲んで筋肉マッスルやってた

ラジコン、プラモデル、フィギュアやったことがあって

アニメ雑誌、洋画雑誌、映画雑誌、プラモ雑誌、自動車雑誌、バイク雑誌、なんでも定期購読してた過去があり

毎日、隣でビデオ6本くらいレンタルしまくって

毎週、なんかゲームソフト買っていて

テレビはソニーのトリニトロンブラウン管29インチ

BS内蔵S-VHSビデオデッキ

BSアンテナ

Hi-8ビデオカメラ

βビデオデッキ

レーザーディスク

コピーガード除去装置

一軒家家持

愛車は三菱自動車のパジェロ

過去の仕事は長距離トラック野郎の運転手

とまあ、このスペックは、今その辺にいる、自称「オタク」という人たちでも

こんなのはまずいないと思う


だから、話をしていて「おもしろい」という以外にないわけだ

オイラがそこにいついてしまうのも仕方がないと思う

ただゲームがあるだけじゃなく

店長の人柄がよかったのだ

そして、相性も良かったんだろうねぇ

どっちも似たような性格してるんで


店長の口癖だったのは

政治の事を話せば「出来レース」

「人の話は半分以下で聞け」

「俺は無神論者」

「キャシャーンがやらねば、誰がやる」

だったw


まあ、とにかくおもしろかったぜ

2025年9月12日金曜日

ダイイチ呉店(現エディオン)に入社した頃に聞いたお話(珍事件)・・・(=゚ω゚)ノ

 オイラが興味本位に聞いた話でな

先輩社員に「この建物で幽霊とか出ないんすか?」

なんてことを聞いてみたりしたw


先輩社員曰く「幽霊?聞いたことないな・・・」である


肩透かしで終わった感じだったその瞬間!


「幽霊は聞いたことないけど、女子トイレに7年間住んでた奴ならいたぜ」


「!!!!」

「どういうこと???」


どうやら、女子トイレには天井裏に入る点検口があり、ここに入り込んで暮らしていたそうだ


しかし、中は暗いし、天井裏なので、かなり狭いらしい

先輩社員も現場を確認したそうだが、ライトと毛布を持ち込んでいて、しのいでいたらしい

そのライトと毛布も店にある商品だったみたいw


そりゃそうだろう

懐中電灯売ってるしw

乾電池山のように積んでるしw

冬になれば電気毛布売ってるでなwww


しかし、どうしてこんな所に住んでいたのか?だが

どうやら元々ホームレスだったみたいで、外の寒さがキツイので、寒さをしのげるところが欲しかったみたい


そしてどうして7年も見つからなかったのか?だが

普通に考えればミイラにでもなりそうな展開だが・・・w


朝の開店と同時に店のスタッフが開店オープンでバタバタしてる時に、コッソリ降りて来て外出して

日中はずっと外にいたらしい


そして、店が閉店する間際に戻って来て、これまた店のスタッフが閉店作業でバタバタしてる時に女子トイレに入り込み、点検口に登ってたらしい


ちょうど点検口に登ろうとしてた最中に女子社員がトイレに行きたくなって、トイレに入ると

「え???」

という状況になったそうだw


そこからは警察が来てから、事情聴取を受けたり、いろいろあって、現場も確認するために、点検口に入り込んだりと

大変だったらしい


中を確認すると、コンロやシェーバーなど、生活に使う機器があり

これらも店から拝借しただろうことはすぐわかったそうだ

当然これらも窃盗品なので、不法侵入だけではなく、窃盗罪も成立する


とまあ、こんな感じで、呉店珍事件があったそうだ

これはオイラが入社する前の話

オイラが入社してからは、そういう珍事件は起きていない


が・・・

もう一つあったらしいwww


なんと!営業車両の軽トラックの荷台に住んでる男がいたそうだwww

普段使う駐車場は店のすぐ隣にあるのだが

ここはお客様駐車場なので、もう一つ別に営業車両用の駐車場を確保している


ここに軽トラックを数台駐車しているのだが

その中に一台だけ、ホロ付きの軽トラックがある


ここになんと、毎晩、寝てる奴が居たそうだ

理由はやっぱり「ホームレスの寒さ対策」だったらしく

雨風しのげるって大事なのな


ホロ車なので、荷台に鍵があるわけじゃない

さすがに運転席は鍵がかかって入れないがな


しかも、ご丁寧に、ホロ車の後ろには、毛布が一枚入っててなw

これ、冷蔵庫の設置に使うの

冷蔵庫を毛布に乗せたら、床だとスーっと滑らせて移動出来るんでな

超便利!


この日は社員が朝から総出で、配達しないといけないくらい忙しかったらしく

早朝から出社して、店の営業開始前から配達をしなきゃいけないかったみたい

たぶん、年末商戦あたりだろうな

お歳暮やらクリスマスやらで、結構忙しくなったりする


それで荷物を載せるために営業車両を取りに行って、車に乗り込むと

後から人の姿が見えたわけw


恐らく、バックミラー越しに、座席の後ろにある、小さい窓から見えたんじゃろ


びっくりしたそうでな(そりゃそうだ)

「なんで人が乗ってんだ???」ってなって

捕まえて白状させたら

「すみません、毎晩、ここで寝てました」だってさwww


まさか、こんな朝早くから乗られるとは思ってなかったらしく

普段は、朝になると出て行って、夜になると入り込んでいたらしい


とにかくまあ。。。

ホームレスって、広島でほとんど見たこと無いと思ってたけど

そういう生息の仕方もあるんかーと思ったのだった

2025年8月23日土曜日

赤字店舗にいた頃のオラの想い・・・(-_-;)

 謎だったのは、赤字店舗において

唯一、達成させてたのは俺の部署だけなんだけど


会社としては赤字店舗をほったらかしに出来ないので

3か月か6か月に一回くらいかな?

店長が本部に行って「社長面談」とかしてた記憶


副店長が2週間くらいガッツリ準備してて

説明するための資料を作ってんのな


俺からしたら「タダの言い訳論文」だと思ってんだがw


すべての部署が赤字で未達なら「この店限界です」って言えると思うんだけど

白物企画だけ、毎月、達成させてるわけで

これをどういう風に言い訳してたんだろう?ってのは謎である


社長だってバカじゃないんで

恐らく「白物は数字はいい」とかわかるはず

あとは全滅だけど

「これなんで?」と気づかないわけが無いと思っていて

一体どういう風にして言い訳してたんだろう???ってのは、恐らく永遠の謎になりそう


営業なんて「後付け理論」が9割だと思っていて

株主総会の資料とかも、ソニーやらトヨタやらみたけど

「ん?リーマンショックの影響で?って、何年前の話じゃ?」とか思うし

いつまでもその理由引きずるのな

今だと「コロナの影響で」って常とう句じゃん?


俺は思うんだけど

「リーマンショックだろうとコロナだろうと、同じ業種で、同じエリアで、商売やって売上と利益を稼いでいる業種や店舗はあるのに、なんでうちだけ悪いと思わない?」なの

家電メーカーだって

パナソニック、ソニー、日立、三洋、三菱電機、シャープ、といっぱいあるけど

業績悪い所と良い所、両方あるで

すべてのメーカーや業種で「赤字」ならわかる

「そりゃ無理だ」ってな

時期が悪いのか?たまたまなのか?商売やってたらそれはある


けどな、同じ時期に同じ商売やってて結果が違うってのは

目的とプロセスが違うからだと思っている

だとすると

同じ店舗内で達成と未達があるってのは、目的とプロセスに問題があると思うしかない


俺が毎月、会員カードを30件とか取ってて

他の人が0とか1とか5みたいな数しか取れないわけ

「どういうこと?」と思うのが普通で

散々聞かれたが「100回レジに立ったら、100回同じように勧誘するだけです」と答えていたが

店長とかに「なにかやってんじゃないか?」とずっと疑われていたでな

これ毎回、フロア長や直属の上司がフォローに入っていて

「宮本は、ちゃんと毎回、レジで勧誘してますよ」って一言入れてくれてた

俺からしたら「だから言ってんじゃん!!!」ってイラつくけどな

「嘘を言ってどうする?んな事すぐばれるわ!!!」である

レジなんてみんなが見える所でやってんだからな


イラつく事は多いで

・あいさつしない

・声が小さい

・客はいるのに接客しない

・カタログは無い

・古いカタログをそのまま店に置いてる

・商品が汚れても放置

・掃除しない

・処分会セールの時に展示品を売らないから、どんどんボロボロになる

・帳簿と在庫が合わない

・プライスの値段を指示通りにしてない

・機能タグ、POPを指定通りつけていない

・店の落ちてるゴミは拾うが、駐車場のゴミは拾わない

・商品知識を身に着けない


俺は思うがな

「そんな店で買い物したいと思うか?」である


だからなぁ

根本的に間違ってんのよねぇ

商売って「売る」って思い込んでて

「売れる」って感覚や考えが欠如してんの


売れる店ってのは、何もしなくても売れるで

客が勝手にやって来て、勝手に買って帰るだけwww


店長が「売れ売れ」うるさいのな

俺からしたら「上記のような点にもっとうるさくなれよ」なわけ

何年も、何十年も商売やってて、「こいつら素人か?」と思うような場面は何度も見た


で、そういう奴らの得意技なのは

・値引き魔

・言い訳が上手い

・人のせいにする、周りのせいにする、時代のせいにする

・うまくやってる奴の足を引っ張り、陰口を言う

・人が接客した商品を、その人が不在の時に接客して自分の物として売上を上げる


とにかくな、やることが「こすいねん」ってやつなのな


2025年8月21日木曜日

オイラが客層見て商売しろってのは、こういう流れからもわかると思うって話・・・(=゚ω゚)ノ

 オラがデオデオネバーランド袋町店でゲーム担当をしてる時に

PS3でイベントを企画した

内容はシャープから大型液晶テレビを借りて来て

グランツーリスモ プロローグを体験できる状態にするという物

2007年当時、まだ大型液晶テレビってのは高級品で高嶺の花だった

2011年の地上波デジタル放送に向けて、需要は活気づいていたが、多くの人はまだブランU管テレビで視聴していたし

テレビゲームをハイビジョンでプレイ出来る環境の人は、さらに一握りだった

結果から言うと、一台でやるつもりだったのだけど、シャープは大きさの違う三台を用意してくれた

当然無償だ

この時アンケートを取っていて

このアンケートを原資に、顧客情報なので、デオデオ本店の映像売場に渡すという条件にした

俺的に言うと

「客はどこからきている?」が知りたかったのもある

恐らく、郊外からやって来てるだろうことは承知してたのだけど

思いのほか、遠方からやってきていることが分かった

山口、九州、四国なんて所からも来ていて

話を聞くと「あっちは田舎だから、毎週、土日になると広島に来て遊ぶ」んだそうだ

これには俺も驚いた

場所が場所だけに

袋町ってのは、本通りの隣に位置するんで

当然、郊外からの客が多い

想定してたのは廿日市市、安佐南区、安佐北区、呉市、なんてところだ

バスがあり、JRや車での移動も可能なエリアなので

しかし、実際にやってみると、確かにこの辺りからも来ているのだが

本当に県外からの来場が多いって事が目に付くわけだ

当時、ネバーランドのようなおもちゃ専門店で、ちょうどド級サイズの店は中四国には存在しない

なので、当然と言えば当然なのだけど

イメージとしては、県外の人らが東京ディズニーランドやUSJに行くような感覚じゃないか?と思う

この時から俺の頭の中の商圏ってのは、かなり広いエリアを指すようになっていて

「これ売れるかな?」レベルのものでさえ、強気で仕入れることが出来たのは、こういう証券が広いという事がバックボーンとしてあった

しかしかな

これデータも含めて、店長、副店長、に丸投げしたんだが

分析もして、説明文も入れてな

まったく、活用されず

見たんか?見てないんか?ってレベルで「ん?」みたいな態度で終わった

あいつらな

店の数字が悪いのに、必死こいて作ったデータすらまともに見んので?

俺があいつらのことを「バカだアホだ」って言うのも

ホント、悪意ではなく、真意でわかって欲しい

ずっと「客層見て商売しろ」ってのがオイラの常套句なんで

客層観ずに商売するから、店の数字が悪く、俺の担当してる部署だけ計画達成ってことに全く気付いていない

何度も言われたが「宮本は特殊」とw

特殊でも何でもない

やってることが根本的に間違っているから計画が達成できないだけだ