93年4月入社して94年5月からパソコン売り場に変わったのだけど
この時、すでにWindows3.1が発売されていて
売場にはPC98が5~6台展示されてたかな?
ノートもあったように思うけど、まだ白黒だった
展示台数も1~3台程度
売れ残ったFMタウンズが1台あっただけ
まあ、さみしいPC売場よ
元々が総合家電量販店だったので、PC売場なんてこんなもん
で
僕が来る前にWindows3.1が発売されていたので
そのころの話だと
「メーカーはGUI搭載で画期的な操作になるから売れるというけど、発売が延期されたのもあって、イマイチヒットしなかった」という
どうも現場レベルでは
「これまでもX68000やFMタウンズでGUIを搭載したが、決定打になったことが無いので、Windowsもそれほどヒットしないだろう」というのが、当時の売り場感覚の共通認識だったらしい
それがWindows95が発売されるちょっと前になると
「たぶん、この次のOSは来る」ってちょいちょい言い始めていて
この時でさえ、意見は半分に割れていた感じだ
発売日の状況をテレビが報道して
一気に情勢が覆った感じがある
それまでは「まだワープロの時代は続くよ」と思われていた
それと「GUIはヒットしたことが無いから、まだDOSコマンド」というユーザーもいて
俺からしたら「それは今までPC使ってた人の理論で、これから使う人の事を考えたら、GUIは必須やろ」って思ってた
だけど、これも売場、ユーザーの共通認識だったのだけど
「GUIを搭載するには高解像度モニターが必要で、CPUも高速処理が求められ、メモリもこれまで以上に必要になる。便利になってもそんなの高くて誰も買えんで」と言われていた
だから、95年を境にPCが値下がりするなんて、だれも予測してなかったのよ
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