オイラが営業をやっていて、あまりひどく外した経験が無いってのは、何度も話をしているけど。
自分でなんで?と考えると。
「たぶん、いつも先のことしか考えてないから」だと思う。
歴史と事象は地続きなんで。
今決めたこと、今日やったことが将来で決定されてくる。
これにはタイムラグというものがあって、ある程度までなら未来予測は可能なのだ。
しかし、突発性というか、自然発生的というか。
ブームや事件というものは起こりえるわけで。
これは予測できない。
仕掛けた企画が不発に終わるってのも、恐らく、考えた時は正解なんだろうけど。
企画を発表したり、世に出した頃には時代遅れなんだと思う。
これもタイムラグのなせる業だ。
これをいかに回避するか?が重要になってくる。
なので「直近」という言葉をよく使っていて。
ある一定の近くまでなら「大丈夫」という判断と。
ここから先は「わからない」という判断を常にしてたわけだ。
まあ、経営者の視点に近いかもしれん。
一般的に、人の都合を聞いて「来年の都合は?」なんて聞くバカはいないだろう。
来年までスケジュールいっぱいの人って、どこ売れっ子アイドルや?www
およそ来週くらいで十分、スケジュールは都合つくはずだし。
1か月もあれば十分だろう。
世間というか、世の中というものは、ほぼそれくらいのスパンで安定的に動作している。
ただ、ある時、何らかの原因で、この安定した動作に支障が起こる場合がある。
例えば、現在進行形の「新型コロナ」だし「戦争」だって同じこと。
テクノロジーの未来を語る研究者や技術者を見るたびに「10年後、このようなことが実現できます」とか言ってると「そりゃ、その間に戦争とかなにもなければね!」と思っていた。
同じく事業を始める人にも、将来設計で「毎日これくらいのお客さんが来て、客単価がいくらで」というが。
「それもやってみないとわからないし、急にトレンドが変わったり、店主が病気になったり、戦争起きたりすることもあるで?」と言っていた。
まあ、そんなことを言ってたら何もできないのだが。
あらかじめ想定くらいしておくべきなのだ。
仕事をしていて下手を打たないってのは、そういう「有事」にも柔軟に対応できる。
考えが硬直化してないんでな。
過去、消費増税、リーマンショック、ほか、いろんなことあったけど。
あんまり売り上げで困った覚えが無いの。
これは会社がうまくコントロールしてくれたのも大きい。
が、、、そんなとき、閉店していったお店もグループ内にはあるのだ。
だから、「現場力」ってのはすごく大事。
会社の方針だけ従順で、何も考えず売ることだけやってたら、たぶんいつか潰れる。
現場で常に知恵を働かせ、顧客から必要とされ続けないと、店は絶対つぶれるのだ。
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