元セガの社員、黒川さんとの対談で、eスポーツについて議論になった。
元々、eスポーツに対して懐疑的だったのだけど。
より深く勉強させてもらうことになったのが、「eスポーツのすべてがわかる本」の執筆を手伝ったからだ。
んで。
オイラは「砂漠のど真ん中に大木を立てるって意味が分からない」と言っていて。
黒川さんは「それでも日本として仕組みを作るべきなんじゃないか?」と言っていた。
まあ、メーカー側からみたらわかる。
わかるのだけど。
オイラからすれば「そこにお客さんが入り込む余地がどこにあるの?」でしかないわけだ。
当然、店からしても「それで飯が食えますか?」なのだ。
つまるところ、「それメーカーの都合だよね?」になる。
景品法にしろ、賞金にしろ、スポンサーにしろ、すべて「お客さんあって」のことなのに、なぜか?「金」が前提になってるのが、おかしいと思っているわけだ。
ゲームなんてお客さんに好きなようにやらせた方がいいと思ってる。
あまり権利を行使し過ぎると、中古ショップ撲滅キャンペーンの時のように、食い扶持を自分から捨てることになりかねないと思ってる。
先日、桃鉄でコナミがyoutube動画で実況を許可したこともあり、200万本以上売れたとニュースがあった。
まさにこれで。
ユーザーにゆだねてしまえば、勝手に遊んでくれるから、勝手に売れるんだわ。
そこはお客さんが前提になっていて、結果、店も問屋もメーカーも潤うわけだ。
なので、メーカーが躍起になって仕掛けてくるのをみて「それ無理でしょ?」と思うだけで、eスポーツを否定しているのとちょっと違う。
簡潔に言えば「やり方間違えてる」ただそれだけのことを言いたいだけなのだ。
恐らく、人によって考えは様々だと思う。
意見は違って議論してこそ、新しい道が開ける。
そのためにも、ある程度必要な知識は必須だ。
この本は、そういう最低限必要な知識の元くらいにはなるとオイラは思っている。
なぜなら、自分が調べてそう思ったのだから。
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