2019年1月31日木曜日

また動画パクられたで。

人の動画パクるとか、どーいう神経してんだろ?っていつも思うわ。

あのな。
こちとら全部実費でやっとんじゃ!( ̄▽ ̄;;)

しかも、しんどい身体を引きずって足使ってやってる。
なので、他人の動画をパクりまくるヤツって、どうしても許せんのよねぇ。

しかも、それで収益化までしてるし。。。
「お前の為に撮って来たんじゃねーぞ!」て言いたい。

観たけりゃyoutubeでタダで見れるものを、わざわざ盗むとか、頭オカシイ。

それを「見つけました!」とか、「長いので編集しました!」とか、「誰もお前に頼んどらんで!(怒)」って思う。

今回被害に遭った動画は「番外編’94東京おもちゃショーへGO!」ってヤツ。
これ当時、一日歩き続けて撮影したもの。



この動画をアメリカ人らしきヤツが見つけたらしい。
それで、1時間越えなのと、各メーカーブースの内容も若干バラバラなので、それを分割したわけだ。
内容的には朝から夕方までの時系列のままとなっている。

コイツの英文を翻訳すると↑のような事を書いてあった。

なので、著作権侵害の報告をした。
それで、一軒目はyoutubeで著作権侵害で削除されたのだけど。

二件目を報告し、三件目を報告しようとしたら、削除してやがる。
どうやら、「ヤバイ」と気づいたらしい。

てかな、コイツゲーム関連でファミ通とかのDVD映像とかも丸パクリしてんのよね。
ほとんど病気・・・
2006年からのアカウントらしいけど、ゲーム関連の動画でいっぱい。

別にそれは良いのだけど、他人の著作物くらい理解してるやろ。
理解してるから、youtubeで削除されたからあわてて消したんだろうし。

とりあえず、URLは分かっているので、すでに停止済みの動画URLを添えて、三つ目の著作権侵害報告をしておいた。
こればかりは、youtubeがどのように判断するか?だな。

今後も動画をパクるヤツがいたら、問答無用で報告をする。

次回
https://aozoradiary.blogspot.com/2019/02/blog-post_91.html

2019年1月29日火曜日

パナソニック版ゲームキューブ、Qってのがあるんだけど。

Qってゲーム機の動画を見て、いろいろ思い出したので、メモ代わりに残しておく。

当時店頭で販売してたけど、誰も見向きしなかったよ。
そもそも販売戦略上の事を言えば、まともにCMすら打ってないし。
新聞、雑誌などの広告も無い。

M2計画がとん挫したパナソニックであり、任天堂はソニーフィリップスと揉めて、信用を無くし協力関係を結べなくなったんだろうと推測しているんだけど、まず光ディスクを採用出来ない状況から、パナと組む事となったと思う。

すでに、パナでは3DO事業は黒歴史扱いに近く、誰も本気でやろうとは思ってなかったんだと思う。
わざわざゲームの事業部まで作ったんだけどね。。。遅れてだけど。
それも解散してしまい、MSX、3DOでの失敗や経験が全く生かされないまま、こんなものを作ったのだから、ほぼゼロベースでやってるのと同じだったと思う。

特にひどかったのは3DOで、それまで冷蔵庫や洗濯機を担当してた白物家電出身が急に担当させられてしまい、ちんぷんかんぷんな事を言って、ゲームの歴史や事業について勉強もせず、現場に出向く事も下っ端にさせて報告させてるだけで、後手後手に回った挙句なんでな。

だから、これは憶測だけど、Qを出すとしても、誰も担当になりたがらなかっただろうと思う。
大量の在庫抱えたまま、苦労した記憶もまだ残ってたはずだし。

それがそのまま、本気度を示す結果となり、無難に販売できる量しか作らなかったんだろうと思うよ。
ソニーが本気でやったのとは対極ではある。
さすが、音楽や映像を専門でやってた会社を持ってたからだな。

ハード屋とソフト屋ってのは、相互理解って得られにくいのは昔からだし。
同じようなものだと、パイオニアから出ていたレーザーアクティブってのがあったが。
パイオニアは「コンテンツが無ければ普及しない」って名言してて、積極的にLD版ゲームの開発をソフトメーカーに依頼してたんだけど、実写やアニメと同時進行でゲームを制作するって、スケジュール的に厳しいのよ。

しかも、参入メーカーは色々あったと思うけど、ソフトは思ったほど出なかった。
実写やアニメを依頼するにも、金や外部企業との協力関係が必要だし、監督やメイク、演出やシナリオなど、ゲームのノウハウだけでは作れないってんで、弱小ソフトメーカーだと、更に厳しいわけだ。

そうしているうちに、次世代ゲーム機戦争に突入し、PS、SSが登場。
そこまでは、業界全体が動画圧縮技術による実写、アニメが主流になると踏んでた。
だから、PC-FXやプレイディアってのが出てくるわけで。
けど、実際にはポリゴンへ向かってしまった。
その決定打になったのが、メタルギアソリッドで、CGで別デモを作ったり、アニメパートや実車パートを作るという発想から、すべてローポリゴンで作り、後はカメラワークだけで作れると証明してしまった。

と言う事で。
単にDVD機能が搭載されているか?されていないか?という単純な問題だけではもう無くなっていた。
まあ、PS2でDVDの普及もひと段落した後なんで、魅力が薄いってのはあるんだけど、すでに顧客のニーズは「DVDで録画」という方向に向いていた時期に差し当たっていた。
PSXがあまり売れなかった理由も、このQに似ていて、別々のハードを合体させたことで、操作に一貫性が無いとか。
動かないソフトが一部あるなど、見えにくい部分で不評だったんでな。

で。
この時も確かパナは「これはゲーム機ではありません」とかほざいてたんでな。w
3DOの時から、何も学んでなかったわけだ。

対局に位置するソニーは「ゲーム機、おもちゃと言われたくないが、今はそう言われても仕方がない。いずれそう言われないようになる」と意味深な事を初代PSで言っていて。
それがPS2で実行され、PS3のようにメディアプレイヤーという設計により近づくわけだ。

まあ、過渡期だったとはいえ。
今しか見なかったパナと先を見据えた事業展開を現実にやったソニーって感じで。
この当時「とは言え、ソニーも口だけで終わるんじゃないか?」と思ってたくらい。
ちょうどゲームの年齢層(第二次ベビーブーム)が20代にシフトアップしたんでな。
就職などで可処分所得が増え、趣味に金を出せる世代になった事も大きい。
たまたまだろうけど、見事にその戦略が当たったわけだ。

とはいえ、業界内ではキューブの方がゲームが作りやすく、グラフィックについてはPS2より上っていう事で評価は一致していた。
しかし、一度勢いがつくと、性能云々だけで決まらないのがこの業界の歴史。
FF、DQが無く、それに代わる看板タイトル不在だったのは間違いない。

最後に、個人的には「コントローラーがデカイハードは売れない」というジンクスを25年も前から言ってるんだけど。。。ね。

2019年1月28日月曜日

油は使い分けるもの。

長い事一人暮らしをしていて、油は使い分けるものだと気づいた。

三年前から鉄のフライパンに切り替えたので、特に油を変える事で食材の仕上がりが違う事に気付いた。
こびりつかないテフロンとかだと、あまりわからないかもしれない。

基本的にキャノーラ油はあんまり使わない。
油を使い分けてわかるのは、あれは臭い。w
冷めた後の天ぷらはベタベタするし。
安いのが取り柄だ。
後、鉄のフライパンでコーティングをするにはこちらが向いている。
オリーブオイルだとサラサラしているので、コーティングが弱いのだ。

しかし、オリーブオイルで揚げ物を揚げるとサラっとしてて味も良い。
食材の風味が主なんで、油臭さを感じない。
冷めても油特有の劣化した味もしないし、べたつかない。

カレーの食材などの他、肉や魚、野菜など、焼く、炒めるなど、基本調理はほぼオリーブオイルを使っている。
モヤシ炒めもオリーブオイルだと酷くべたつかず、サラっとした仕上がりになる。

最近の揚げ物は、こめ油を使っている。
これがカラット仕上がって、味も香ばしいのだ。
しかも上品なので、てんぷら専門店で揚げたような感じになる。
当然冷めても味が落ちにくく、べたつきにくい。

強い香りが欲しい場合はゴマ油が向いている。
目玉焼き、チャーハンなど。
目玉焼きは、塩コショウ無しでも食べられる感じになる。

もう一つチャーハンに向いてるのは、ラードだろう。
これだと味が香ばしい。
中華飯店のような感じになる。
こちらは少し多めに入れるべきだな。
普通ならベタベタする量でも、ラードだと米がテカテカ光る感じになる。

オムライスだとバターが良かった。
あれは相性の問題だな。
プロがバターを使う理由も納得だった。
プロが料理する時は、バターを大量に入れていた。
少ないとダメらしい。

通常であれば、オリーブオイル、こめ油、ゴマ油、などは値段が高いので、料理に使うには倦厭されやすい。
しかし実は、これだけ油を使い分けていると、油の消費が分散するので、一度買いそろえると、なかなか減らないのだ。

全ての料理をもこみちみたいにオリーブオイルだけで作ると、そりゃコストは上昇する。
しかし、キチンと食材や料理に合わせて使い分けをしていたら、結構長持ちするのでそれほど痛い出費とは感じられないのだ。

2019年1月26日土曜日

なぜか?急に再生回数伸びてんだけど・・・w

この10時間ほどで、なんか急に再生回数が伸び始めた。w

なんでやろ?
てか、そんなに再生されるんなら、長い動画なんでタイムテーブルを入れてみるか。

「~目次~」からすぐ飛べるようにしてみた。
実は、アップした最初にやろうとしたのだけど、あまりにもヒットしないんで。w
「こりゃ放置やな」って思って、途中まで作ったけど、止めたのよね。

これで少し様子を見てみよう。

2019年1月11日金曜日

今年は恵方巻の販売について農水省が文書で通達したらしい。

今年は恵方巻の販売について、農水省が「需要に見合う販売を」と業界団体に呼びかけ、初めて文書で通達をすることとなったらしい。

まあ、スーパーもだろうけど、コンビニも酷いしな。
フードロスを削減するためにも、必要な措置だろう。
また、コンビニオーナーからすれば、「廃棄する量=損」そして本部からすれば「仕入れ量=利益」なので、この歪んだ構図にもメスが入って欲しいものだ。

年がら年中セールしてた家電量販店は商品が腐らないけど、あれもやり過ぎると、旬を過ぎたり、売り場担当者が疲弊するんだよな。

そのくせ「適正在庫」「月内在庫」「キャッシュフロー」って言うのに「本部一括」でジャンジャン仕入れて来るし。。。

在庫を圧迫している原因が本部からの仕入れだという。w
さらに、その商品はメーカー共同開発だったり、オリジナル商品だったりするから、仕入れを止めるわけにも行かない。

結果、押し売りのような販売が一部のお店で起きたりする。
これは担当者の怠慢だと思ってるのだけど、「あるもの販売」って単語があって、ある在庫を優先して販売するという手法なのだけど、本部一括が絡むとこの傾向が強まるのよ。
オイラは、それが起きない程度に在庫をコントロールしてたけど。
ホント、性能や機能的に優位でないオリジナル商品は作らない方がマシだと思えた。

とはいえ。
電器屋のオリジナル商品ってのは、粗利が高いのが魅力なだけなので。
「お客さんの為に作りました。」と言いつつ、実態は会社の儲けの力学が一番大きいのだ。

稀に、メーカーの思惑と本部の思惑と店の思惑と、顧客のニーズが合致する時があるくらいで。
各メーカー毎に、オリジナル商品を開発してたら、全体の在庫量を調整するのが大変になるわけだ。

だが、在庫量の調整は常に店側にあり、また担当者に委ねられたものだったので、在庫が多い責任は店の責任だったのだ。
これが、いつからだったか?
本部一括だけではなく、すべての商品の仕入れを本部でするようになってからは、在庫の責任は本部となった。

そうすると、「店は売るだけ」になるし、「売る事に集中出来るだろ」という理論なわけだ。
が・・・、実態として、その地域のニーズってあるのよ。

そこを把握して仕入れを強化する部分ってのは、本部ではわからないわけね。
全店のPOSデータ見てるだけなんで。
ここに気付かない現地の担当者は、地域ニーズに鈍感となり売り上げを落とす結果になる場合がある。

しかし、店側としては、少ない人員でカバーし合っているので。
本部としては「少しでも店側の労力を下げる」って名目でやってるわけだ。
が、これもある意味建前も含まれていて。
「計画仕入れ」「計画販売」って何度言っても出来ない社員は多かったし。
パート比率が引き上げられてからは、パートさんに任せる範囲が増えて行ったから、教育が追い付かなかったり、POS(PC)の使い方が分からない主婦などもいるので、いつまでも在庫コントロールが上手く行かないお店が無くならないわけだ。
このため、本部で一括交渉した方がメーカーからお金が取れるってんで、店側で発注するのは客注や足りない在庫分を仕入れるだけになったわけだ。

自分にしてみれば、若干、手足を取られたに近い状態だけど。
発注を禁止されたわけでも無いので、それと元々在庫コントロールをずっとしてたから、本部一括、自動発注、目視発注とうまく使い分けてた。

だいたい、本部もほとんどは機械任せな発注をしているし。
余程メーカーと商談した商品でない限り、異常な仕入れになることもないのだ。

だから、ある程度予測は可能だった。
問題は、ある一部の商品に偏りのある仕入れが起きてる時くらい。
たぶん、金が絡んでる。w
決算とか、利益とか、ボーナスとか、etc

おかしな話で。
メーカーにオリジナル商品作ってもらってるのに、在庫が滞留してメーカーはそれに原資を乗っけて仕入れてもらうなど、変な取引も行われていたようだった。
そもそも、粗利高いはずなのに・・・である。

そこはメーカーも泣く泣く対応してた感じ。
オリジナル商品から外れたら年間の売上を大きく落とすと分かったので。
多少無理でも付き合わなくてはならなくなったわけだ。

なので「んなこと、ずっと続けてたら、必ず破たんするで」って言ってたわけだけど。
気づけば、その一つが東芝であり、シャープなんだな。。。これが。

商品開発能力が低い商品だと、エンブレムやシールを貼っただけとか、色が違うだけとか、そんなレベルでオリジナル商品があった。
まあ、良くて「抗菌仕様」ってくらいだったり、、、
自社製品なのに、家電量販店ごとにオリジナル商品を開発してるメーカーもあり、ラインを振り分けるだけメーカーの利益も目減りするってものだ。
だから、「差別化」と言う割には、それほど大きな違いにならなかったりすると、販売力を強化するのが目的なのに、商品の魅力が薄れてしまう結果となることもあった。
まあ、あくまでもこれは一部だけどね。
ほとんどの商品は、オリジナルの機能や性能が施されているから、ちゃんと魅力ある商品作りに貢献している。

逆にオリジナル商品開発に乗らなかったメーカーだと、富士通ゼネラルのように市場から撤退する企業もあったわけだ。

国内では90年代以降、家電量販店の販売政策に乗っからないと、まずメーカーが生き残るのは厳しかった。
なぜか?っていうと。
ずっと大昔は、メーカーが主導的に顧客ニーズを掴んでヒット商品を生み出していた。
持ち運べるウォークマンだったり、優雅なステータスの代名詞ステレオだったり、娯楽の王者テレビだったり、時代のニーズであるビデオだったりしたわけだ。

それがいつしか、顧客ニーズを忘れて、「市場データ」や「売上高」に気を取られて、「前年」を意識し「株主」に文句を言われるようになった。
大量生産の弊害として、価格の下がり方も早くなってしまい、商品が出せる利益のサイクルは短くなった。
だから、小手先の新商品ばかりで、まともなヒット商品を生み出せる環境ではなくなったと思う。

また、windows95からPCとネットブームが到来して、販売の主役も交代したのも要因だった。
パソコン、プリンタ、ネット回線のセット販売などが新たな収益源となったし、携帯電話の販売自由化で携帯電話市場が一気に膨れ上がった。
これらにうまく乗れなかったメーカーも、大きく売り上げを落とすこととなった。

しかし、家電量販店ってのは地域に根差した販売をしていたので、ここに乗っかればメーカーは生き残れた。
多少無理なお願いであっても、オリジナル商品開発に乗り出したし、販促費として原資も多く費やされたし、チラシ商材として使ってもらう為に価格交渉も強気で行われた。
それも、2011年の地デジまでで。
そこからは、家電量販店も地域ニーズより「地デジ化」に邁進してた為に、足元が疎かになってしまい、大きく売上と利益を落とし始めた。

気づけば、太陽光発電、新築・リフォーム、化粧品、おもちゃ、ゲーム、自動車、不動産、生鮮食料品、など、あちこち手を出して少しでも売り上げと利益を稼げる為の部署を立ち上げたが、どれも異業種なので、本部担当者の未熟さや業界に無知であることなどから、中身は難航している。

また、企業が持つ歴史と文化の集大成である、POSシステムがそもそもその異業種に向いた仕様になっておらず。
正確なデータ抽出も出来ず、分析も出来ず、暗中模索状態のまま、何年も営業してるわけだから、ずっと売上も利益も足を引っ張る部署になっているのが現状だ。

そもそも、問題を提起しても、理解出来ない首脳陣にも問題あるのだが。
問題を数字に置き換えて、正しく分析し、全員で共有できるPOSという存在が機能していないのだから、そりゃ間違った経営判断に至るのも当然だと思う。

よく「ネット通販に押される家電量販店」という見出しの記事を見かける事があると思う。

これについては「Amazon」を筆頭とした、ネット通販の拡大があるわけだが。
同じように異業種に手を出している家電量販店がなぜ苦戦しているのか?というと、在庫を持つ、持たないという問題だけではないと思っている。
恐らくだが、オイラの推測だと、Amazonなど急伸しているネット通販って会社は、すべてPOSデータで正確なデータ抽出と分析が行われていると思っている。

つまり、あらゆる業種で、その業種に合ったデータの分析が行われているから、経営判断を見誤ってないと思うのだ。
例えば、CDや書籍など、趣味趣向品で使われるデータ分析だと「ロングテールの方式」ってモノを使うんだが。
家電量販店の場合だと、家庭用必需品の集中販売をするので「ABC分析」ってモノを使うのだ。

ABC分析の他に「2:8の原理」だとか、とかく集中販売をする理論ばかりなので、これを趣味趣向品に置き換えてデータ抽出すると、とんでもなく大間違いな判断を下すことに繋がる。

例えばだけど、「仮面ライダーベルトが売れている!」という事になると、ABC分析上ではトップに上がる。
通常であれば、この商品をたくさん仕入れて、品切れを起こさないようにすれば、売上と利益が確保できる仕組みだ。
しかし、おもちゃで売り上げのトップと言えば、「次回入荷未定」「メーカー配分」となるので、思うように仕入れが出来ない。
仮に、ブームが一巡して通常仕入れが可能になって「仮面ライダーベルト」を大量仕入れすれば、たまごっちブーム終焉と同じく、在庫が市場に滞留して、在庫負担が増えて在庫倒産しかねないのが趣味趣向品の特徴なのだ。

この他、詳しい説明は長くなるので省くが、データ分析に興味のある人は調べてみるといい。
また、ネット企業の場合は「クリック率」や「インプレッション」「CPI」など複数の指標を持っているので、顧客ニーズの動きに敏感ってのも伸びている要因だろう。
これまでは、メーカーや地域販売店が経験則から無意識に人海戦術でやってた事を、機械的にデータ化し分析して活用しているのだから、そりゃ分の悪い戦いをしている。

ということで。
自分たちが使っている分析ツールをそのままにしておいて、異業種をドンドン取り込んでいったら、そりゃ経営の足を引っ張ることになるのは「あ・た・り・ま・え」なのだ。

と言う事で。
恵方巻の話から少しそれてしまったが「腐らない商品」を扱っている仕事をしていても、実態として「腐る」って現象はあるのだ。
それを「滞留」とか言うのだけどね。
そのために、データってのは重要性がある。

また、データは過去の販売実績の積み重ねなので。
「これがこれだけ売れている」とか抜かしている売り場担当者、さらには店長や経営者だとしたら「タダのアホである」。
先ほども話したように、本部がごり押しで仕入れた在庫を担当者が馬車馬のように販売に注力をしていたら、「そのデータ(顧客ニーズ)は本物ですか?」ってことになりかねないわけね。

このことから、データ至上主義者は、データによって在庫の滞留を招いてしまうのだ。

データはあくまでも過去販売実績の積み重ね。
その中身については、担当者にしか分からない。
そして、その中に顧客ニーズが潜在的に含まれている。

ここを見落とすと「腐らない商品」を扱っているのに「商品が腐る」という現象、つまり滞留が起きるわけだ。

2019年1月1日火曜日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。