長い事一人暮らしをしていて、油は使い分けるものだと気づいた。
三年前から鉄のフライパンに切り替えたので、特に油を変える事で食材の仕上がりが違う事に気付いた。
こびりつかないテフロンとかだと、あまりわからないかもしれない。
基本的にキャノーラ油はあんまり使わない。
油を使い分けてわかるのは、あれは臭い。w
冷めた後の天ぷらはベタベタするし。
安いのが取り柄だ。
後、鉄のフライパンでコーティングをするにはこちらが向いている。
オリーブオイルだとサラサラしているので、コーティングが弱いのだ。
しかし、オリーブオイルで揚げ物を揚げるとサラっとしてて味も良い。
食材の風味が主なんで、油臭さを感じない。
冷めても油特有の劣化した味もしないし、べたつかない。
カレーの食材などの他、肉や魚、野菜など、焼く、炒めるなど、基本調理はほぼオリーブオイルを使っている。
モヤシ炒めもオリーブオイルだと酷くべたつかず、サラっとした仕上がりになる。
最近の揚げ物は、こめ油を使っている。
これがカラット仕上がって、味も香ばしいのだ。
しかも上品なので、てんぷら専門店で揚げたような感じになる。
当然冷めても味が落ちにくく、べたつきにくい。
強い香りが欲しい場合はゴマ油が向いている。
目玉焼き、チャーハンなど。
目玉焼きは、塩コショウ無しでも食べられる感じになる。
もう一つチャーハンに向いてるのは、ラードだろう。
これだと味が香ばしい。
中華飯店のような感じになる。
こちらは少し多めに入れるべきだな。
普通ならベタベタする量でも、ラードだと米がテカテカ光る感じになる。
オムライスだとバターが良かった。
あれは相性の問題だな。
プロがバターを使う理由も納得だった。
プロが料理する時は、バターを大量に入れていた。
少ないとダメらしい。
通常であれば、オリーブオイル、こめ油、ゴマ油、などは値段が高いので、料理に使うには倦厭されやすい。
しかし実は、これだけ油を使い分けていると、油の消費が分散するので、一度買いそろえると、なかなか減らないのだ。
全ての料理をもこみちみたいにオリーブオイルだけで作ると、そりゃコストは上昇する。
しかし、キチンと食材や料理に合わせて使い分けをしていたら、結構長持ちするのでそれほど痛い出費とは感じられないのだ。
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