1986年にファミコンディスクシステムが発売されて。
1987年にはPCエンジンが発売されて。
1988年にはメガドライブが発売されてんだけど。
1995年にはwindows発売でPCとインターネットが爆発的に普及し。
携帯電話も個人で持つのが当たり前になってる。
たった10年くらいで世の中変わり過ぎたよな。
そりゃ、ネットや携帯電話のマナーだとかが一般に普及しないわけだ。
それからさらに10年後の2005年にはyoutubeがアメリカで生まれて、ネットで動画を視聴する時代がやってくるわけだ。
そして、さらに10年後の現在。
AIと自動運転などで、ゲームならTASやチートが行われ、デジタルデータは安易にコピーされ、SNSが流行し、政府やマスコミの嘘は暴露される時代になった。
日本人に関わらず、「人間のモラルが崩壊した」とよく目にするのだが。
よくよく考えれば、「モラルが崩壊した」のではなく、「人間のモラルが時代に追いつけなくなった」だけなんじゃないかな?
新しいサービス、新しいテクノロジー、新しい体験ばかりなので、そりゃ追いつくわけがない。
人間の適応能力ってのは、個人では早い人は数年だけど、大衆を前提にした場合は20年は掛かるからな。
ここで「なぜ20年なのか?」だが。
長年営業をやってお客さんを観察して分かった事だが。
世代が一つ繰り上がり、世間の常識となるには20年という歳月が必要だと感じた。
古い世代の人は去り、新しい世代は社会へ進出するわけで。
これが一巡するのに約20年って所だ。
掃除機や洗濯機を買ってもらうのに「主婦が怠ける」と言われた時代もあったわけだしな。
そう言われなくなる時代になるまで20年。
その頃には二層式洗濯機が当たり前になっていたわけで、当時は全自動洗濯機を買うには「主婦が怠ける」と同じような事が言われた。w
さらに20年後にはドラム式洗濯機を買うには「主婦が怠ける」と言われ、今じゃ購入時の選択肢として充分認知されている。
みんなの意識が変わるのに、だいたいこれだけ時間が掛かるわけで。
ネットマナーが悪いとか、携帯電話マナーが悪いとか、まだ登場して、ようやく20年くらいなんだよね。
当時はそれを持つ事が「贅沢」と言われたんだよ。
ようやくPCや携帯電話を持つ事が当たり前になった。
価格だけの問題じゃない。
大衆の意識ってのは、変革を受け入れるのにそれだけ時間が掛かるモノなんだ。
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