2025年5月25日日曜日

テレビゲームと言う大きくなった産業が向かう未来と向かってはいけない方向性について・・・"(-""-)"

 オイラ的考察なのだけど

任天堂が目指している企業の姿は、恐らくディズニーやハリウッドなんだろうけど

たぶん、まっすぐそっち方向に行くと失敗する

90年代、同じような事が言われていて

ディズニーやハリウッドをゲーム業界が目指すってよく言われていた

それにおだてられたのか?

テーマパークに手を出して

コンパイルはつぶれた

目指す姿が東京ディズニーランドだったんだろう

似たようなアプローチをしたのが、ナムコとセガだった

ナムコは期間限定とし

計画通り期間内で終了した

土地の建物はすべて処分され、まっさらになった土地には団地が建った

セガは世界初ともいえる商業施設を完成させ

商業ベースでほぼ初めてVRの導入まで行った

が、、、すべてそれが仇となり

企業の業績を揺るがすまでに至った

最終的にはGIGOやジョイポリスも手放すことになる

この時の思想は間違っていたとは思わない

しかし、東京ディズニーランドやUSJのようなテーマパークをお手本として、目指す方向をそっちに向かった事が間違いだったと思っている

そういう中で期間限定で行ったナムコが正解だったと思うのだ

ナムコは近年もVRなどテーマパークのようなものを作っても期間限定で終わらせている

そう

テレビゲームやそれを作る会社が同じ土地でずっと営業し

顧客を飽きさせず、満足を提供させ続けるのは「無理」だという事だ

思い出して欲しい

テレビゲームほど「根無し草」なジャンルやコンテンツは無い

客層が固定されない

ファンやコア層はいても、その時の中心ジャンルは変わる

STG時代、格闘ゲーム時代、脳トレ時代と、つまりそういうことだ

そして、その時その中心にいる人たちは入れ代わっている

話を元に戻すと

任天堂が今、USJでコンテンツを提供しているが

あれも多分正解

自前でやらないことだ

今日のミュージアムは自前になるだろうが

恐らく、あれもある程度の時期になるとリニューアルや建て替えが起きると思う

ずっとあのままだとは思えない

そして、任天堂が目指すのは

「物販」だ

これは昔からその傾向がある

ファミコン時代から

でも、直接手を出さなかった

それが近年、直接手を出し始めた

任天堂ミュージアムやswitchのHPなどで小物アイテムを売り始めた

アミーボなんかもいい例だろう

安定した売り上げと利益をずっと模索し続けている様子でな

そりゃゲームなんて出すまで赤字

出さなきゃ結果はわからない

ほとんど博打みたいなところがある

映画にも積極的になったし

IPを専門家に任せるという点ではこれも正解だろう

直接手を出したスクウェアのFFはコケタが

ハリウッドに任せたカプコンのバイオハザードは成功した

もし、ディズニーのように直接映画に手を出し

テーマパークを出して、アイテムを売る

なんてことを目指したら、たぶん、任天堂でもコケる

そして、少し前に子会社化したジェスネットとアジオカだ

物流を完全に抑えたが

同時にDL販売に注力している

これも予測だが

任天堂はゲームはDL、小物物販は問屋流通と二段構えになると思う

当然本体も流通に乗せるには問屋は不可欠だしな

任天堂は昔から電話回線、BS放送、ディスクシステムやSFメモリによる書き換えサービスなど

DL販売に近い事を模索し続けてきた

だから、DL販売は悲願ともいえる

いずれすべての販売をこれに置き換え

中古市場を駆逐するつもりだろう

しかし、これも何度も言うが

テレビゲームと言うものは、新品、中古と言う巨大な渦のような流通で成り立っていて

売りと買いが両立しているから日本でこれだけの大きな産業になった

販売リスクを問屋や小売店に肩代わりさせ

メーカーのリスクを極力小さくした

今後、DL販売に切り替えた場合、利益はすべて自社になるが

負債もすべて自社になる

誰も肩代わりなどしてくれん

任天堂もソニーもDL時代に「負け」を経験していない

市場で負けハードになったら、DL販売は会社の存続すら危うくなると思うで

それから顧客をよく観察しているか?と思う

現状、まだコアゲーマーからライトユーザーまでは「現物主義」「所有欲」を持った人が大半だ

ここが市場を大きく形成している

ただな

一番多い顧客は「一般層」一番ゲームをしない、買わない、売らないという層よ

この一般層ってのはかなり厄介でな

売れるときは爆発的に売れるが、売れない時は全く見向きもされない

そして「あればいい」「遊べればいい」という層でな

ここが一番の肝なんだが

つまるところ「現物主義や所有欲」って物がほぼない

究極「遊べればいい」なわけだ

ゲームの大衆化、ゲーム人口の拡大、これら歯向かうべき方向性なんだが

同時に問題になるのは一般層が増えた場合

市場形成が大きく変わるということ

具体的には「映画、ドラマなど」が参考になる

つい最近まで王道のコンテンツだったが

周りを見渡せば、サブスクや配信が主流だ

レンタルビデオは淘汰されたし

この根幹は何か?というと「観れればいい」なわけ

それこそ「現物主義、所有欲」というものが無い

テレビの放送を見るだけ、録画してるだけでも十分な人が多いのだ

だから90年代にオラが言ってたのよ

「真っ先に消えるのはレンタルビデオ」と

もし、テレビゲームが今後「遊べればいい」という流れが出来たら

新品を売る店も、中古を売る店も、大多数が淘汰される

残るのはコアな「現物主義」な人たちだけだ

しかし、現状ではまだ一般層ですら現物主義だと思える

データ上、DLの販売本数は右肩上がりのようだが

俺はココでも断言する

「それをしてしまうと、その方向に偏ると、自分の首を絞める事になるぞ」と

結果が出るのは20~30年後だろうがな

その頃には、オラはもういないだろう

いろいろ言ったけど、テレビゲームと言うコンテンツや産業が衰退しない事だけをオラは望むだけよ

2025年5月4日日曜日

PC統合版Windowsでマインクラフトにサインイン(ログイン)できなかった場合の対処方法 v1.21.73

 どうも、また、マインクラフトで不具合が出てるらしい


調べると「ログインできない」「サインインできない」ということで

オイラも何度サインインを試みてもダメだった


修復ツールやバージョン情報の確認、Windowsやアプリのアップデート

xboxLiveやHubだとか、Mincraft Launcherだとか、ログイン状態など、いろいろ調べた

どれも原因の特定になっておらず


はてさて・・・

なのだが、ようやく突き止めた


状態

マインクラフトのトップ画面でサインインをクリックすると

マイクロソフトアカウントにはサインイン出来たが

マインクラフトには連動してサインインが出来てない状態のようだ


エラーコード

ドラウンド

(サインイン中に不明なエラーが発生したことを意味します)


原因

XboxLiveのアプリが壊れていた可能性がある


解決方法

Windowsボタンから右クリックで「システム」をクリック

左のタブから「アプリ」を選択

右側に出たタブから「インストールされているアプリ」をクリック

この中から「XboxLive」「Xboxコンソールコンパニオン」を見ると右側にあるはずの容量表示が抜けていた(写真はすでに修正後の状態)

容量表示が抜けているアプリの「・・・」をクリックし「詳細オプション」を選択
「修復」というボタンをクリックすると容量表示が復活していた

この状態でマインクラフトを起動すると、普通にログイン状態になりサインイン出来た

オイラの調べた限り、このやり方で直ったという報告は見られなかった

もし、この状態になったら、ぜひ試してみてくれ

なお、今回のバージョンはWindows PC統合版 v1.21.73である

異色のブルート呉店、箱説セットで買取、販売を提案したのは俺だった件・・・(=゚ω゚)ノ

 ブルート呉店において

PCエンジン、メガドライブ、スーパーファミコンは「箱説セットで買取と販売を行う」と提案したのは僕だ


この件について店長はオーナーと協議して了承を得ている


店長曰く「ファミコンは今更、無理だけど、PCEとMDとSFCなら、まだ出たばかりだから、修正が効く」って事だった


同じくゲームボーイ、ゲームギアも対象となった


この状態でしばらくしてオイラはちゃんと聞いた

「箱説セットで買取や販売にして、問題は起きてない?」と


店長の回答はこうだった

「たまに箱説無しで持ってくる人がいる程度で、元々そんなに問題はなかったのよ」とのこと


さらに「持ってくるのは大人がほとんどだから、きちんとしてるしね」だった


あの店は子供があまり寄り付く店ではなく

オーナーが不評でな

みんな「あのハゲ」とか言ってたくらいw


オーナーも店長も子供が好きじゃなかったのも要因だろう

とは言え、店長は普通に相手してたがな


それからしばらくして数年後

店に常連が増えた

どうやら箱説セットで買取、販売をしていることに疑問をもってるらしいのがいるってことだった


誰だかわからない

しかし、だいたいあいつだろうくらいは察するw

なので、名前は伏せるが

そういう考えのもいるわけだ


この時、よく言われたのが「宮本は完璧を求めすぎている」だった


これはその人の解釈の問題だと思ってるんだけど

確かに完璧主義な一面はあるが、必ずそれには理由があるし

理由もない完璧主義ならまだしも、「売れる理由」に直結するから俺が提案しているに過ぎない


お客さんってのは、基本的に「あればいい」わけよ

それが中古だろうが、新品だろうが

しかし、中古で完品状態とソフトのみ、両方あった場合、どっちを選ぶか?

当然、誰だって完品状態のものを買うに決まってる


これが値段が一緒だとなおさらだし

価格も違ってもせいぜい200円しか変わらないのだ

完品があるのに200円を惜しむような人は少数派だろう


また、プライスも違うなら、複数用意しなければならなくなる


しかも、完品と不完全品の両方が混在していると

在庫管理が大変になる事は目に見えている


お客さんにいちいち「箱説いりますか?」と聞くことになるし

逆に両方あると「こっちは箱説無いです」って言わなきゃいけなくなる


仕舞う場所も一つのタイトルを一か所に置けなくなる

固めておくと形状がバラバラなんで、場所を取るだけだし

形状を考えて、箱説はココ、ソフト単品はココってなると、すべてのソフトを把握しづらくなる

数百本レベルになると、覚えてられんでな


だから、「出来るだけ、箱説はセットで買取と販売に切り替えた方が良い」と言う考えだし

すでに時代はコントローラーのボタンが増える方向性

しかも、ゲームシステムも複雑化しており

説明書無しでプレイすることが困難になりつつあった


ここまで店長に説明をして「わかった。オーナーに聞いてみる」って事で決まった事だった


90年代に箱説セットで買取と販売に注力した店など

恐らく、全国を探してもほぼないと思う


それくらい、カセット、箱、説明書のバラでの買取、販売は常識と言えば常識だった


で、もう一つ僕が懸念してたのが「在庫回転率」だった

恐らく完品の方が回転率はいいと踏んでたの

実際、完品状態に切り替えてから、商品の売れ行きは良くなったと体感的に感じていて、「回転率上がった?」と思えるほど


売上実績だけで言えば

最初の年「前年、いくらこの店売ったの?」に対して

店長は「1億3千万くらい」とのこと

翌年、同じ質問をしたら「2億」と言っていたので、間違いはない


そういう成功体験から、「やってよかった」となったわけだ


しかし、オーナーが店を売却して、店長が引き継いだあと

誰がそそのかしたのか?店長がどういう意図で始めたのか?イマイチわからんが、箱説バラで買取、販売を始めてしまった


その頃から、回転率が落ちたように感じた

客足がパッタリと止まった


実際、目の前で「カセットだけならいらない」と突き返された事が2度ほど覚えている

こんなことは初めての事だった


一応店長に聞いたが

「少しでも多く在庫を持って売り上げを上げたい」と言っていた

恐らくそれは本心だろう

借金してまで手に入れた店だ

早く完済したいに違いない


だけど俺は「急がば回れ」と言ったのだけど

どうしても聞き入れてもらえなかった


この頃の店長の心理的、肉体的な状態はよろしくなかったと感じていて

家に帰れば嫁姑戦争

仕事に出れば休みもなく365日出っぱなし

仕入れに金はかかるし、借金の返済も頭にある

そこに僕の提案が入る余地は無かったのだろうと推測できる


時はちょうど最悪のタイミングがやって来て

ブルート本部から「プレイステーションの中古の買取、販売をしない宣言」が出される


これに店長は従うという

俺は「本部のやり方なんか、蹴ってしまえ!」と言っていたが

これも聞き入れてもらえなかった

店長曰く「吹けば飛ぶような小さな店に、本部や天下のソニーさんには逆らえません」だった


そういう中で、ブルート本部が倒産をする

悪い事がすべて重なった挙句

ブルート呉店も閉店となる


本当に悲しかった

俺の人生で最も、後悔というか、悔しいというか、強い念が残っているのはここで

他にもたくさんの提案をしたのだけど「あの時、あの店を何とかできなかった」という一点なのだ


2025年2月13日木曜日

安易に他店を真似たりしても素人がやっても無駄だという話・・・"(-""-)"

 デオデオに在籍してた頃

ほとんどの店長が言ってた事があって

それが「店内をお客さんが回遊するような工夫をしろ」だった

つまり「楽しさ」「面白さ」の演出ってことね

言ってることはわかるんだが

実例として出すのが「ドンキーホーテみたいな、探すようなワクワク感」とかだった

俺は心の中で「は?何言ってんの???ドンキとうちの商売の仕方違うやんけ!展示方法もレイアウトもまったく別なのに、それやったらただ店がカオスになるだけ」と

そう思っていた

んで、実際、それっぽくしたいんだろうな

なにをやるかといえば、メインの通路に商品をワゴンで置きだすわけよ

もうな

これに俺は腹立っててな

「これじゃ歩くの邪魔やんけ!!!」って

「子供連れたベビーカーだと店内移動できんべ」と

そもそも、2000年ごろから大型店に店を移転してオープンした

その時導入したのがバリアフリーやスペースの広いエレベーターとかよ

車椅子の人で自由に店内を回遊できるように設計されている

それら根本的設計思想を全否定するような

アホな展示方法を店長自ら率先してやってたりするわけよ

会社的にどういう視点か?というと

「PI値アップ」とか言っていて

これは複数点数の購入を促す販売手法でな

これ自体は間違いじゃないんだが

通路に飾って「ついで買い」みたいな発想なわけ

なんつーかな

根本的な会社の方向性や店の設計思想を理解しておらず

他店と自店との違いも理解していない

そういう店長や本部が実在していて

俺は「マジイラつく」だった

ちなみに、そういう売り方をして売り上げが上がったような形跡は見られない・・・