2025年10月14日火曜日

どんな勝敗も決めるのは最後は人であるって話・・・"(-""-)"

 


パナソニックがゲーム業界で残れなかった原因については

いくつか原因が指摘されているけど

俺的に思う一番の理由は「ソフト部門が無いこと」に尽きる

あそこはどこまで行っても「製造業」であって「ハード屋」だ

作り方も、考え方も、売り方も、すべて

だから、ゲームの売り方なんてわからないのよ

3DOの時、専属営業部隊が組織され

俺が「上司連れてこい」と何度も言ってたけど

一度も姿を現さなかった

そいつの経歴は白物家電出身らしく

冷蔵庫、洗濯機、掃除機を生業としていた人だ

俺も家電量販店では白物に所属していたこともあるんでな

話せば多分、通じる部分はあると思ってたんだが

結局会う事は無かった

現場の営業の人も苦労していて

「誰の意見を聞けばいいのかわからない」と困惑していた

会社の方針、上司の方針、取引先企業(家電量販店、おもちゃ屋、中古ショップ)から、別々の意見が出るわけだ

意思統一出来ていない組織が勝てるはずがない

その点、悪質だったソニーのSCEは「洗脳」に近い状態で営業がやってくる

小売店をまるで下請け企業か?自分の会社の支店のように扱ってくるでな

そのすさまじいまでの洗脳でゴリゴリに無理難題を吹っ掛けて来る

店や現場の意見なんて一切聞かない

勝者と敗者の違いなんて、いろいろ言われるが

ハードのスペックだとか、ソフト云々とか

それも大事なんだがな

それを支えるだけの中身ってものが無ければ勝ちようもない

結局、メーカーからすれば3DOは弱いと認識されたのだろうし

小売店からすれば3DOは売れない、もしくは、売るのがめんどくさいという認識だったはずだ

表と裏、両方見てきたから思う事だが

とかく、世間は表の歴史しか見ないし、知らない

俺は裏側の歴史も見てきた

だから思うね

「やっぱ人だな」と


2025年10月2日木曜日

中古ゲームショップの草創期・・・(*'▽')

 商売やってて一番楽しい時期ってのがある

それが「草創期」


まだ何もない、途方なまでの土地だけがある状態

道も無く、建物も無い


この状態で

「売るものはある」「売れる物もある」

だと

あとは

「誰がやる?」にしかならない

誰がやってもいいのだが、誰がやっても「正解」にはたどり着かず

「思い付き」と「勘」でやるしかない

その中から小さな「正解」を見つけて

それを繰り返してゆくうちに

「大筋」という道が見えて来る


例えるならば、あちこち歩きまわって

美味しい果実を見つけては、あちこち歩き、また見つける感じ

これを繰り返すと、次第にそこへの道が出来てくるわけだ


テレビゲームの中古ショップという、まだ誰もやって無かった商売で

開始が88年か89年ごろ

俺が店に入り浸るのが90年ごろだ


この時期だと、まだ「街のおもちゃ屋さん」がそれなりの勢力を持っていた

テレビでコマーシャルをするくらいには金も持ってた様子だし

「おもちゃのお城♪きりや♪」なんてローカルCMまであったくらいだ


中古ショップは台頭したばかり

しかし、内実は「質屋」でしかない

でも、この当時の質屋ってのは、入り口と出口と二か所あって、人に見られないようひっそりと商売してた

質で買取したものは、どこかの大型会場を借り切って「質流れ品」として広告を売って大々的に売りさばくってのも、よくある光景だった


この流れを大きく変えた存在が「中古ゲームショップ」の登場だ

今では、貴金属の買取、衣服の買取他、普通に店を構えてやっているが

あれもすべて「質屋」である


どう判別するか?だが「古物商免許」が無いと商売出来ないのである

買取が出来る店はすべて古物商免許を持っているわけだから、必然的に質屋なのだ

仮にゲームショップが違う商品、本でもなんでもいいが、買取できるか?というと

恐らく拒否されるだろうが

別に買い取っても問題ない

だって「質屋」なのだからw


質屋という大筋の道はあって、商売として正解もすでに確立していた時代

「ファミコン」という新たな商品が現れて

恐らくこれを買い取った店はあるだろうし、買い取って店に並べているのもみたことがある

だが、しかし、ファミコンカセットの適正価格というものを、店主は知らない

だから、買取も販売も桁違いに場違いな値段設定が行われていた


まだ、子供同士のカセット交換(貸し借り)において、自然発生的に起きた「レート」の方がよっぽどまともな適正レートだと思えた

例えば、「スーパーマリオブラザーズ」一本借りるのに「ダウボーイ」「1942」「頭脳戦艦ガル」って三本つけても「うーん、、、」という反応になりやすく

ここに「ゲゲゲの鬼太郎」「タッグチームプロレスリング」と5本つけてようやく「まあ、いいか」というレベルで貸し借りが成立していたわけだ

さすがに子供同士で「売買」をするという程度には至っていなかったが

中学生になると、少し「売買」に近しい取引が行われていた様子だ


この時代に新たに現れた「中古ショップ」という存在は

そんな草創期に当たる

誰しも「勘」と「主観」で物事を判断してた時代に

「資本主義」が導入されたようなもんだ


特にブルートの価格設定はかなり良く

さじ加減が微妙に良かった印象だ

そしてその価格の元になるものは「在庫数」だった

在庫数に合わせて適正価格が決められてゆくわけで

これ以上の「正解」は無かっただろうと思う

それまで子供の感覚だと「人気」「売れ筋」「新作」とかだった

人気があるからレートが高い

売れ筋や新作だからレートが高い

これらを真向から否定する存在

それが中古ショップだった


俺も最初は「なんでこれがこの価格?」と困惑したが

「価格は在庫で決まる」と店長が言ってから、考えを改めるよう努めた

すぐに思考は変わらない

でも、だんだんと理解してくる

高校1年生の頃から3年生になる頃には、頭の中にだいたいの価格イメージが入っていて

「このソフト」って言われたら

「ああ、、、たぶん、3千円くらい」とかだいたいの価格が言えるくらいになっていた

この価格は常に変動するもので、今でも変動ありきで「今ならこのくらい?」という予想はしていて、だいたい合っている


展示方法についても、「前例がない」という状態なので

どこの店に行っても、陳列方法が異なる

それが店の特徴にもなっていたが

今だと「そんな売り方どこもしてないよ」と言われるだろう

例えば、ソフトを裸で買うなんて当たり前で

CDが出て来ても、裸で買取してる店が普通にあった

説明書が無いのは当たり前

あっても別売り100円とか


俺はこれが気に入らなくてな

「最初から箱説セットで買い取れよ」である

だからブルート呉店では店長に言って

箱説セットで買取する方針を導入してもらった

完品に近い状態の中古ばかりなので、お客さんからの反応はいい

中には中古には見えない新品みたいなものまである

それを買って顧客が喜ばないはずがない

「どうせ中古だろう」という残念な気持ちと

「あれ?これホントに中古か?」と思える品

どっちがいいだろうって言うまでもない

そして、ほとんどの中古ショップが前者であるわけだから

ブルート呉店が特異な存在だったと言える


ここで差別化が出来て

さらに、陳列方法についても、図書館のようなカテゴリー分け方法を導入した

あの当時は知らなかったが「日本十進分類法」ってのがあるらしい

俺は本屋を見真似て自然とこれと同じ分類をしていただけだった


参考にしたのは本屋とレコード店

どちらもいいのだけど、本屋の方法が一番近い方法だと感じた

レコード店だと「あかさたな」順になってしまうんでな

これだとカテゴリー分け出来ん

レコード店ってのは、邦楽、洋楽みたいな分け方はあるが、どっちかというと、タイトルの頭文字で管理してるのが強いのよ

逆に本をタイトルの頭文字で管理してたら「なんだこれ?」になってしまうわけだ

だから、タイトルでも管理するが、カテゴリー分けの方が強いわけね

ゲームソフトを考えると、本屋の考え方が一番近いわけだ

例えば、スーパーファミコン時代にはタイトルの頭が「スーパー○○」とつくタイトルばかりで

中身はアクションだったり、シューティングだったり、パズルだったりする

これじゃ管理できんわけだ


でもな、これも他店を見れば

「任天堂」「NEC」「セガ」みたいな区分けしかしてない店が圧倒的だった

だから、ファミコンもゲームボーイもスーパーファミコンもごっちゃに投げ込んでるような状態になる

お客さんからしたら「どれがどのソフトで、どのハードで動くのか?」さっぱりわからんわけだ

わかっているのは子供だけ

だから、中古ショップってのは、子供が入り浸るわけだが

大人がやって来ても「わからん」って思って買わずに帰るわけさ

それがブルート呉店だと「わかる」わけだから

大人ばっかりやって来て

どんどん買ってくれる

しかも大人の財布だから、PCエンジンのようなCDドライブ49800円なんてものでも、バカスカ売れるわけだ


自店と他店の違いによる差別化

その時代の背景を理解した売場

今という時代に応じた展示展開


これらを実行したに過ぎないが

よくもまあ、あんな最短で、最適解に近づけたと、今のオイラでも驚くような慧眼だったと思う


そして、それを否定せず、導入に踏み切ってくれた店長に感謝しかない


2025年9月27日土曜日

シティーハンターのゲーム化について思うこと・・・"(-""-)"

シティハンター



 「セガは龍が如くシステムを使い、シティハンターを作るべきだ」と言い続けて10年くらいか?


だが、未だにシティハンターのゲーム化を実現したのはPCエンジンのみである

基本的にローリングサンダーみたいなゲームなんだが

良いか悪いか?で言うと「微妙」w

時代的に、ハード的な制約やROM容量を考えれば仕方がない


だったら、今ならどうよ?ってなる

だから「セガは龍が如くシステムでシティハンターを作るべきだ」に繋がってくる


でもな

これを話すと、必ず言われるの

「それは日本でしか売れないからだ」と・・・


でもよ?

考えても見ろ???

ジャッキーチェン主演で30年も前に映画化されてる

日本でしか売れないのなら、世界市場向けの映画なんか作るか?である


それでもまだ言われる

「日本でしか売れないよ」と


考えてみろ?

テレビシリーズ終わった後も、テレビスペシャルの番組が作られたで?

なんども


それでも言われる

「日本でしか売れないよ」と


あのな(若干怒りがこめられつつある)w

だったら、なんで30年以上も経過して、今頃になってフランスでシティハンターの実写映画なんか作ったんな???


だんだん、トーンが弱くなる

「それでも・・・」


うるせぇなこいつら(怒)

世界市場向けの映像コンテンツ、ネットフリックスで鈴木亮平主演でドラマ化を今、やってる

しかも、アニメ版の新作映画までやったんだぞ!?


これはコンテンツとしてまだ生きているという証拠であり

日本のみならず、世界市場でもやれるという判断があったから、ドラマ化や実写映画化されたと考えるべきなのだ


さて、今どういう反応だろう???

まだ「日本でしか売れないよ」というのだろうか?

散々、オイラがずっと言い続けて来て

「売れるって」「大丈夫だって」「俺の勘がそう言ってるんだから」と

「しかも、龍が如くとの相性はバッチリなんだって」と

これで作らないセガはアタマオカシイ


20年前に龍が如くでセガの営業に「海外でも売れます!大丈夫です!僕の勘がそう言ってるんで!タイトルつけるなら、ドラゴン何たらとかじゃダメです!タイトルはズバリ!YAKUZAです!」と粘り強く説得して、海外での発売をしたら、今じゃ、セガの看板タイトルになった

もうな、あの時のレベルで「売れる」ってビンビンに感じてるんだよな


セガ「龍が如くシステムで新作作ります」

俺「お!」

セガ「北斗の拳です!」

俺「ヽ(・ω・)/ズコー ジャンプだけどそれじゃない」

セガ「龍が如くシステムで新作作ります!」

俺「今度こそ!?」

セガ「木村拓哉主演!ジャッジアイズ!」

俺「がちょ~~~~ん( ;∀;)」


いい加減にしてくれと思うのだ


考えても見て欲しい

街をさっそうと歩く姿を桐生一馬から、冴羽寮にしたら?


颯爽と青いスーツを着て歩く姿、走る姿

歌舞伎町に現れる姿を

街中で、女性に声をかけ

カラオケに行き

酒を飲み

夜のスナックで情報屋と交渉し

ゲイバーで踊って

遊びの中で仲間や情報屋をどんどん作り

とにかくユーザーを遊ばせるだけの作り込みをする


駅前の掲示板に行きXYZの文字が出ていないか?確認しに行く

XYZの文字があれば、エピソード開始

これを放置したまま、遊び惚けていると、香りが追いかけて来て、ドカンと100tハンマー

緊急クエストのような形でエピソードに強制的に戻されるw


毎回、出てくる美女がゲストで、それを中心にお話が回るから

設定やシリーズでありがちな、破綻も起きにくい


一つの美女事件が解決したら、また遊び放題

事件中も遊べるけど、香りが追いかけて来て、逃げ切れないと、強制的にマンションに戻されるw

抜け出すには、香の海坊主直伝トラップを回避しないと外に出られない


地下には射撃場があり、射撃訓練が出来て

愛車のミニクーパーで移動やカーチェイスを行い


海坊主モードでは、普段は喫茶キャッツアイで仕事をし

事件が起きたらバズーカ片手に、ジープに乗って繰り出す


アクションはパンチ、キック、ガンシューティングと豊富に用意し


ゲスト美女がお風呂に入ると、のぞきが出来て

良い所で香の100tハンマーが飛んでくるw


もう、どう考えても、頭の中に姿かたちが思い浮かぶレベルやろ?
これが「売れない」なんて思うか?である


ブルート呉店店長とオイラの位置関係・・・(=゚ω゚)ノ

 ブルート呉店におけるオイラの立ち位置は

普段を野球に例えるなら、店長が内野、オイラが外野を守ってるようなもんだった

繁忙期になるとテニスのダブルスみたいな状態で

入れ代わり立ち代わり来る客をリレー形式で流す感じ


基本的にゲームの発売日や発注はすべて店長が一人でやってた

だから、オイラはそのあたり、完全に把握しておらず

入荷してから気づくソフトもほとんどだった

まあ、学校あるし、バイトあるし

さすがに、そこまで把握するだけの余裕は無くてな


あと、電話だけは絶対取らない主義でw

「取っていいよ」って言われてたけど

「いや、いい」と言ってた

電話の内容は99%、買取価格の問い合わせなんで

店長は頭に入ってるから、即答できるけど

オイラはさすがに買取価格まで頭に入ってない

いちいち調べないとわからない

その代わり、店長が電話対応してる時にレジ処理したり、接客したりしてた

この辺の連携は上手く行っていて

特に話し合ったわけでもなく

自然とそういう風な立ち回りになっただけ


オイラも最初は「この人も普通の大人だろうな」と警戒してたんだけど

色々話すうちに

「この人、普通の大人と違うぞ」と気づいた

アニメ見るし、洋画見るし、邦画も見る

映画大好き

プロレス大好き

K1大好き

F1大好き

格闘技大好き

昔はプロテイン飲んで筋肉マッスルやってた

ラジコン、プラモデル、フィギュアやったことがあって

アニメ雑誌、洋画雑誌、映画雑誌、プラモ雑誌、自動車雑誌、バイク雑誌、なんでも定期購読してた過去があり

毎日、隣でビデオ6本くらいレンタルしまくって

毎週、なんかゲームソフト買っていて

テレビはソニーのトリニトロンブラウン管29インチ

BS内蔵S-VHSビデオデッキ

BSアンテナ

Hi-8ビデオカメラ

βビデオデッキ

レーザーディスク

コピーガード除去装置

一軒家家持

愛車は三菱自動車のパジェロ

過去の仕事は長距離トラック野郎の運転手

とまあ、このスペックは、今その辺にいる、自称「オタク」という人たちでも

こんなのはまずいないと思う


だから、話をしていて「おもしろい」という以外にないわけだ

オイラがそこにいついてしまうのも仕方がないと思う

ただゲームがあるだけじゃなく

店長の人柄がよかったのだ

そして、相性も良かったんだろうねぇ

どっちも似たような性格してるんで


店長の口癖だったのは

政治の事を話せば「出来レース」

「人の話は半分以下で聞け」

「俺は無神論者」

「キャシャーンがやらねば、誰がやる」

だったw


まあ、とにかくおもしろかったぜ

2025年9月12日金曜日

ダイイチ呉店(現エディオン)に入社した頃に聞いたお話(珍事件)・・・(=゚ω゚)ノ

 オイラが興味本位に聞いた話でな

先輩社員に「この建物で幽霊とか出ないんすか?」

なんてことを聞いてみたりしたw


先輩社員曰く「幽霊?聞いたことないな・・・」である


肩透かしで終わった感じだったその瞬間!


「幽霊は聞いたことないけど、女子トイレに7年間住んでた奴ならいたぜ」


「!!!!」

「どういうこと???」


どうやら、女子トイレには天井裏に入る点検口があり、ここに入り込んで暮らしていたそうだ


しかし、中は暗いし、天井裏なので、かなり狭いらしい

先輩社員も現場を確認したそうだが、ライトと毛布を持ち込んでいて、しのいでいたらしい

そのライトと毛布も店にある商品だったみたいw


そりゃそうだろう

懐中電灯売ってるしw

乾電池山のように積んでるしw

冬になれば電気毛布売ってるでなwww


しかし、どうしてこんな所に住んでいたのか?だが

どうやら元々ホームレスだったみたいで、外の寒さがキツイので、寒さをしのげるところが欲しかったみたい


そしてどうして7年も見つからなかったのか?だが

普通に考えればミイラにでもなりそうな展開だが・・・w


朝の開店と同時に店のスタッフが開店オープンでバタバタしてる時に、コッソリ降りて来て外出して

日中はずっと外にいたらしい


そして、店が閉店する間際に戻って来て、これまた店のスタッフが閉店作業でバタバタしてる時に女子トイレに入り込み、点検口に登ってたらしい


ちょうど点検口に登ろうとしてた最中に女子社員がトイレに行きたくなって、トイレに入ると

「え???」

という状況になったそうだw


そこからは警察が来てから、事情聴取を受けたり、いろいろあって、現場も確認するために、点検口に入り込んだりと

大変だったらしい


中を確認すると、コンロやシェーバーなど、生活に使う機器があり

これらも店から拝借しただろうことはすぐわかったそうだ

当然これらも窃盗品なので、不法侵入だけではなく、窃盗罪も成立する


とまあ、こんな感じで、呉店珍事件があったそうだ

これはオイラが入社する前の話

オイラが入社してからは、そういう珍事件は起きていない


が・・・

もう一つあったらしいwww


なんと!営業車両の軽トラックの荷台に住んでる男がいたそうだwww

普段使う駐車場は店のすぐ隣にあるのだが

ここはお客様駐車場なので、もう一つ別に営業車両用の駐車場を確保している


ここに軽トラックを数台駐車しているのだが

その中に一台だけ、ホロ付きの軽トラックがある


ここになんと、毎晩、寝てる奴が居たそうだ

理由はやっぱり「ホームレスの寒さ対策」だったらしく

雨風しのげるって大事なのな


ホロ車なので、荷台に鍵があるわけじゃない

さすがに運転席は鍵がかかって入れないがな


しかも、ご丁寧に、ホロ車の後ろには、毛布が一枚入っててなw

これ、冷蔵庫の設置に使うの

冷蔵庫を毛布に乗せたら、床だとスーっと滑らせて移動出来るんでな

超便利!


この日は社員が朝から総出で、配達しないといけないくらい忙しかったらしく

早朝から出社して、店の営業開始前から配達をしなきゃいけないかったみたい

たぶん、年末商戦あたりだろうな

お歳暮やらクリスマスやらで、結構忙しくなったりする


それで荷物を載せるために営業車両を取りに行って、車に乗り込むと

後から人の姿が見えたわけw


恐らく、バックミラー越しに、座席の後ろにある、小さい窓から見えたんじゃろ


びっくりしたそうでな(そりゃそうだ)

「なんで人が乗ってんだ???」ってなって

捕まえて白状させたら

「すみません、毎晩、ここで寝てました」だってさwww


まさか、こんな朝早くから乗られるとは思ってなかったらしく

普段は、朝になると出て行って、夜になると入り込んでいたらしい


とにかくまあ。。。

ホームレスって、広島でほとんど見たこと無いと思ってたけど

そういう生息の仕方もあるんかーと思ったのだった

2025年8月23日土曜日

赤字店舗にいた頃のオラの想い・・・(-_-;)

 謎だったのは、赤字店舗において

唯一、達成させてたのは俺の部署だけなんだけど


会社としては赤字店舗をほったらかしに出来ないので

3か月か6か月に一回くらいかな?

店長が本部に行って「社長面談」とかしてた記憶


副店長が2週間くらいガッツリ準備してて

説明するための資料を作ってんのな


俺からしたら「タダの言い訳論文」だと思ってんだがw


すべての部署が赤字で未達なら「この店限界です」って言えると思うんだけど

白物企画だけ、毎月、達成させてるわけで

これをどういう風に言い訳してたんだろう?ってのは謎である


社長だってバカじゃないんで

恐らく「白物は数字はいい」とかわかるはず

あとは全滅だけど

「これなんで?」と気づかないわけが無いと思っていて

一体どういう風にして言い訳してたんだろう???ってのは、恐らく永遠の謎になりそう


営業なんて「後付け理論」が9割だと思っていて

株主総会の資料とかも、ソニーやらトヨタやらみたけど

「ん?リーマンショックの影響で?って、何年前の話じゃ?」とか思うし

いつまでもその理由引きずるのな

今だと「コロナの影響で」って常とう句じゃん?


俺は思うんだけど

「リーマンショックだろうとコロナだろうと、同じ業種で、同じエリアで、商売やって売上と利益を稼いでいる業種や店舗はあるのに、なんでうちだけ悪いと思わない?」なの

家電メーカーだって

パナソニック、ソニー、日立、三洋、三菱電機、シャープ、といっぱいあるけど

業績悪い所と良い所、両方あるで

すべてのメーカーや業種で「赤字」ならわかる

「そりゃ無理だ」ってな

時期が悪いのか?たまたまなのか?商売やってたらそれはある


けどな、同じ時期に同じ商売やってて結果が違うってのは

目的とプロセスが違うからだと思っている

だとすると

同じ店舗内で達成と未達があるってのは、目的とプロセスに問題があると思うしかない


俺が毎月、会員カードを30件とか取ってて

他の人が0とか1とか5みたいな数しか取れないわけ

「どういうこと?」と思うのが普通で

散々聞かれたが「100回レジに立ったら、100回同じように勧誘するだけです」と答えていたが

店長とかに「なにかやってんじゃないか?」とずっと疑われていたでな

これ毎回、フロア長や直属の上司がフォローに入っていて

「宮本は、ちゃんと毎回、レジで勧誘してますよ」って一言入れてくれてた

俺からしたら「だから言ってんじゃん!!!」ってイラつくけどな

「嘘を言ってどうする?んな事すぐばれるわ!!!」である

レジなんてみんなが見える所でやってんだからな


イラつく事は多いで

・あいさつしない

・声が小さい

・客はいるのに接客しない

・カタログは無い

・古いカタログをそのまま店に置いてる

・商品が汚れても放置

・掃除しない

・処分会セールの時に展示品を売らないから、どんどんボロボロになる

・帳簿と在庫が合わない

・プライスの値段を指示通りにしてない

・機能タグ、POPを指定通りつけていない

・店の落ちてるゴミは拾うが、駐車場のゴミは拾わない

・商品知識を身に着けない


俺は思うがな

「そんな店で買い物したいと思うか?」である


だからなぁ

根本的に間違ってんのよねぇ

商売って「売る」って思い込んでて

「売れる」って感覚や考えが欠如してんの


売れる店ってのは、何もしなくても売れるで

客が勝手にやって来て、勝手に買って帰るだけwww


店長が「売れ売れ」うるさいのな

俺からしたら「上記のような点にもっとうるさくなれよ」なわけ

何年も、何十年も商売やってて、「こいつら素人か?」と思うような場面は何度も見た


で、そういう奴らの得意技なのは

・値引き魔

・言い訳が上手い

・人のせいにする、周りのせいにする、時代のせいにする

・うまくやってる奴の足を引っ張り、陰口を言う

・人が接客した商品を、その人が不在の時に接客して自分の物として売上を上げる


とにかくな、やることが「こすいねん」ってやつなのな


2025年8月21日木曜日

オイラが客層見て商売しろってのは、こういう流れからもわかると思うって話・・・(=゚ω゚)ノ

 オラがデオデオネバーランド袋町店でゲーム担当をしてる時に

PS3でイベントを企画した

内容はシャープから大型液晶テレビを借りて来て

グランツーリスモ プロローグを体験できる状態にするという物

2007年当時、まだ大型液晶テレビってのは高級品で高嶺の花だった

2011年の地上波デジタル放送に向けて、需要は活気づいていたが、多くの人はまだブランU管テレビで視聴していたし

テレビゲームをハイビジョンでプレイ出来る環境の人は、さらに一握りだった

結果から言うと、一台でやるつもりだったのだけど、シャープは大きさの違う三台を用意してくれた

当然無償だ

この時アンケートを取っていて

このアンケートを原資に、顧客情報なので、デオデオ本店の映像売場に渡すという条件にした

俺的に言うと

「客はどこからきている?」が知りたかったのもある

恐らく、郊外からやって来てるだろうことは承知してたのだけど

思いのほか、遠方からやってきていることが分かった

山口、九州、四国なんて所からも来ていて

話を聞くと「あっちは田舎だから、毎週、土日になると広島に来て遊ぶ」んだそうだ

これには俺も驚いた

場所が場所だけに

袋町ってのは、本通りの隣に位置するんで

当然、郊外からの客が多い

想定してたのは廿日市市、安佐南区、安佐北区、呉市、なんてところだ

バスがあり、JRや車での移動も可能なエリアなので

しかし、実際にやってみると、確かにこの辺りからも来ているのだが

本当に県外からの来場が多いって事が目に付くわけだ

当時、ネバーランドのようなおもちゃ専門店で、ちょうどド級サイズの店は中四国には存在しない

なので、当然と言えば当然なのだけど

イメージとしては、県外の人らが東京ディズニーランドやUSJに行くような感覚じゃないか?と思う

この時から俺の頭の中の商圏ってのは、かなり広いエリアを指すようになっていて

「これ売れるかな?」レベルのものでさえ、強気で仕入れることが出来たのは、こういう証券が広いという事がバックボーンとしてあった

しかしかな

これデータも含めて、店長、副店長、に丸投げしたんだが

分析もして、説明文も入れてな

まったく、活用されず

見たんか?見てないんか?ってレベルで「ん?」みたいな態度で終わった

あいつらな

店の数字が悪いのに、必死こいて作ったデータすらまともに見んので?

俺があいつらのことを「バカだアホだ」って言うのも

ホント、悪意ではなく、真意でわかって欲しい

ずっと「客層見て商売しろ」ってのがオイラの常套句なんで

客層観ずに商売するから、店の数字が悪く、俺の担当してる部署だけ計画達成ってことに全く気付いていない

何度も言われたが「宮本は特殊」とw

特殊でも何でもない

やってることが根本的に間違っているから計画が達成できないだけだ

2025年8月18日月曜日

俺はサラリーマンに向いてないというお話・・・(-_-;)

 高校三年生の頃思っていたのは

「俺はサラリーマンには向いてないと思うのよな」で

実際、サラリーマンを20年ほどやってたわけだが

もう一つ思っていたのは「やろうと思えばやれんことはないけど、向いてないと思う」という点で

そもそも論「根回しがめんどくさい」って人

なので、よく言われていたのが「たまに宮本が暴走する」って言葉でな

俺からしたら「暴走なんかしてねぇよ」でしかなく

「正しくは根回ししてねぇだけだろ」だった

あれは管理能力の低い店長の言い訳だと思っていて

自分が把握してないことをやっていると、暴走だと決めつけるわけだ

でもな、俺もバカじゃないんで

重要な所への根回しというか、確認だけはしてやってる

それは直属の上司と本部MDへの承認

俺からしたら「店長関係無いがな」と思っている

というのも、売場内だけの問題なんで、上司の了解さえ取れていれば

店長の了解なんていらない

取扱商品群については本部MDの範疇なんで

本部MDへ確認を取って

「これ扱ってもいいですか?」とか

そのレベル

最終決定権は店長にあるわけだが

それを報告してない上司の方が問題だろ

俺一人の責任にされてもおかしな話なわけだ

なので、だいたい、途中で上司のフォローが入る

上司のフォローが入ってくると、店長は文句を言わなくなる

だって上司は「許可したのは俺です」と申告するでな

大きな会社ほど、この傾向はあると思っていて

「隅々まで根回ししてたら時間がもったいないし、そんな悠長なことを営業でタイムリーにやる奴は暇人」とさえ思う

中には「先に企画書を出せ」なんてのもたまーにいて

「はぁ?いちいち、企画書書くの???」と思うが

店長は最低でも「来月、これやります」程度の企画書(毎月、一応提出する予定のものだが、店長によっては、時間の無駄だから書かなくていいという方針の人もいる)を書いてから、計画通りにやれという

でもな

例えば「展示入れ替えします、〇日にします」と書いたところで

実際にやれるか?というと

接客しながら、営業しながらなんで、ほとんど空いた時間にやるしかない

大規模な展示入れ替えを提案したら「それ本当に必要なんか?」と言われた事すらある

この場合、メーカーセールスマンを呼んで、閉店後、残った社員らもかき集めてやるような大規模なもの

テレビ売り場の奴はよくこれやってたが

俺がやろうとしたら、だいたい却下食らってた

理由は「残業代がかかる」だw

そして「空いた時間にやれんのか?」という

これ何度も食らったんで、途中から申告するの止めた

時間の無駄にしかならんのでアホらしい

そしてもう一つ言われたのが

「展示入れ替えをする前と、した後の数字について把握しろ」というもので

数字が改善されてないと、やった意味がないということらしい

でもな

テレビ売り場の奴って、数字が悪いと展示入れ替えをする癖に

展示入れ替えしても、たいして数字に変化なかったりするんでなw

俺からしたら「自己満足か?数字が悪い事への隠ぺい作業じゃねぇか?」とさえ思う

それに比べて俺の場合は、数字は劇的に改善するでな

だいたいの場合、転勤してすぐの事で、前の前任者が本部の指示通りに売り場を展開してないのが原因で数字が悪い

だから、本部の指示通りの売場に戻そうって魂胆なわけだ

これを口で説明したけど、上記のように「暇な時間見つけてやれんのか?」と一蹴されたんで諦めた次第

しかし、今度は売場を手直ししてたら、「いつまで作業してんな」と文句を言われて

「いや、だから、時間が足らんし、人も手も足りてない」と発狂気味に言うと

渋々、「じゃあ、早くやって終わらせろ」って言いだすくらい

もうな、二進も三進もどうにもならない

俺は一人しかいないし、部下はパートさん一人だけだし

定時になったらパートさん上がるし

閉店後やってたら、早く帰れと言われるし

日中やってたら「接客しろ」なんで

どうにもならんわな

なので、最終的に「煩い!蹴る!」って事に決めたwww

もう、どう考えてもサラリーマンに向いてないわなwww

他の人だったどうだろう?と考えたことあるけど

たぶん「はい」って言って終わり

この会社は店長にイエスマンでいないと昇進できないのでな

この「どうにもならない」という状況を作り出す店長という存在

マジで、管理能力が低い店長の典型的な特徴だった

そういう店長ほど、店の数字が悪いまんまなのよね

改善点が見えてないし、やってることの意味や目的も理解できないし

出てくる言葉の指示は、明後日の方向向いてるし

それでいて、本人の言う言葉は明後日なのに、本部から出てくる現実的な指示も同時に言えるわけで

「んー、、、どっちな?ハッキリせーや」とさえ思う始末

会社の方針と自分の言ってることが真逆だと気づいてないのか?それともバカなのか?アホなのか?という状態

例えば

「今月も値引き率2%以内ですが、値引き率が4%と高いです、安易な値引きはしないように!」と朝礼で言ってるわけだが

一方で

「勝負に出るときは勝負に出て、他店と競合するなら値引きしてでも売れ」というわけだ

俺は「お前アタマダイジョウブカ???????」とずっと思ってた

んでな

値引き率が高いなら、値引き魔を名指しで「お前が値引き多い」と言えばいいのに

それは言わない

そして、値引き率の多い、値引き魔が、売場の長だったり、副店長だったりするから、誰も文句が言えねぇわけよ

構造的欠陥を持ったまま、その原因に手を付けず

全体に対して「直せ」という状態

一部上場企業の店長と言えども、中身の程度はこの程度の人が、まあまあいる

そう思うといつも「なんでこんなのを昇進させたんかねぇ?どこかの店長や営業本部長の一本釣りで、店長になれたんかもな」と思う次第

ちなみに、おもちゃ売り場の店長、副店長も、初代店長の一本釣りで、マネージャー(売場の長)から、副店長→店長に昇格しただけの人

「あんなのが上司だと部下は不幸だ」というのが俺の格言になったわけだ

2025年8月17日日曜日

アクトレイザーの表記でエインシャントって書かれてない件について・・・"(-""-)"

 


アクトレイザーの表記に会社名であるエインシャントって書いてないという話

うーん、、、どうもな

この頃は、古代祐三って、日本ファルコムからバイト辞めて

独り立ちして事務所は作ってたように思うけど

ほぼ、個人作曲家のような立ち振る舞いだった記憶で

会社名とか、表に出してなかったはずなのよね

エインシャントって1990/4/1設立にはなっているけど

wikiで見ると、セガのスーパー忍の作曲をするのに

会社名が無いと取引出来ないからってある

だとすると

スーパー忍の発売は1989/12/2なんで、これまた日付が合わなくなる

時期的に考えれば、開発はそれより前になるんで


なので、取引上、必要に応じて事務所を会社として扱い取引をしていて

事実上の登記は1990/4/1になったんじゃね?としか思えん

これは独立して、会社設立となると、それなりに準備が必要なのでな

個人が請け負うだけとは、状態が異なる


良い所に目を付けたと思うが

個人営業から、取引上、会社設立に至ったってだけに思うのな

それに、最初からやれると判断してるとは思えず

会社登記の頃に「これからはやって行ける」と判断したとしか思えん


てか、そういう話をどこかの雑誌で読んだ記憶なんだよなぁ

アクトレイザー発売後に、アクトレイザーの組曲的なCDを出していて

それが販売好調だったから、独立して会社設立してやれると判断したとかしないとかって話だったような・・・・

記憶違いか???



 ゲームもアニメも漫画も

「前例がない」という時代が一番面白く


作る側もある程度自由に作れるが

見る側も自由に「こんなのあったらいい」と思いながら見ている


「アクションゲームとシューティングゲームをカセットを入れ替えて遊ぶのではなく

一つのゲームで遊べたらいい」とか


「ゲームの中で人生を楽しめたらいいな」とか


そんなことを思っていたのは30数年前の出来事だ


今では思ったままのものを作ることが可能で

AIの進捗次第では、ゲームも指示命令だけで、ある程度のゲームが作れる時代になるかもしれない


ただな

それって「面白いか?」と感じる


出来るか?出来ないか?の境界線だから面白い


「出来る」だけになると

あとは「やる気」だけになるんでな


そんな現実的な所に持ち込まれたら「夢」じゃなく「現実」なのな


その現実と向き合える人だけが「クリエーター」になれるわけで

現実と向き合えない人はいくら夢想しても「クリエーター」にはなれないのだ


これは営業にも言えていて

仮説を立てて、その仮説に基づいて商品展開、展示展開、訴求展開を行う

いくら「あれがあればいい」「これがあればいい」と言ったところで

現実を知らない人(素人)には、『タダの思い付き』にしかならない


この「タダの思い付き」という事を自覚することなく

プロと同等の立場に立っていると勘違いしている人は多く

どこまで行っても「真似事」でしかない


真似ているだけで、その神髄には近づいてもいないし、触れてもいない


職人の域に達するには、それ相応の時間と経験が必要で

そこにセンスというものまで必要とする


過去、俺自身を思い起こせば

「ゲームを作りたい」と思ったが

現実的に「では?なにを?」と自問自答すると

答えが出ない


幼少期の俺は「なにものなのか?」まったくわからなかった

そりゃそうだ

小学校、中学校、高校では、自分が何者かを知るような基準となる指標すらないし

そういう事も教えてはくれない


勉強は嫌いだし、宿題もやらない、走ってもドンケツで、運動はどれもパッとしない

身長は高く、体格はいいので、「運動できそう」とか

眼鏡をしているので「頭良さそう」とか言われるが

中身は「全然」なわけだ


でも、営業をやると

「あれはこうでないと売れない気がする」

「汚い店には悪い客しか集まらない」

「でかい声であいさつする店には活気が出て、万引き客や悪い客層は逃げ出す」

なんて、事を考える奴で


それを考えるだけではなく、実行に移してしまう

それを高校生の時代からやっていて

その思考はすでに小学校、中学校からあったわけだけど

「職場」「売場」という場所には入れなかっただけなのだ


ここはセンスだったとしか言いようがない

しかし、センスだけだった高校生

「売れる」「売れない」の二択判断ばかりしていたが

ブルート呉店の店長は「にぎやかし」とか言って

余分に新作の発注数を増やす


俺には理解しがたかったが

今思えばあれが正解だと思う

正しくは「新作をばら撒かないと、中古として帰って来ない」だ

新作の販売は1本1回こっきりだが

中古の販売は販売、買取、販売、買取の繰り返しになる

ある程度の数を市場にばら撒かないとこれは成立しない


店長がそこまで考えていなかったことは、言葉からもわかる

「にぎやかし」つまり、新作発売日に数が少ないと寂しいという意味だ

けれど、神髄に近い事をやっていたわけだ


俺はこれを高校生の時に経験していてよかった

頭を勝ち割られるような衝撃を何度か受けていたからだ


ゲームショップの売場についても

まだ、秩序が存在しない時代だった

コーナーに「ファミコン」「メガドライブ」「PCエンジン」なんてだいたい区分けされた程度で

看板すらない


店によっては「任天堂」「セガ」「その他」みたいな区分けすらあった

これだと、ファミコンもゲームボーイもスーパーファミコンも同じ棚に入ってたりな

店規模も小さかったから、そんな店はゴロゴロあった


RPG、STG、ACTなんて風にジャンル分けもしてない


この時代に「ジャンル分けしない?」とか提案してたわけだ

商品の棚の並べ方も規則性は無く

そこに「本屋やレコードショップみたいな並びを参考に」とか言っていて

結果から言えば本屋のような並びが正解だと気づいた


レコード店は「あかさたな」準だが

本屋は「十進部類法」に基づいている

図書館とかはこの方法で区分けされている程


当時、「十進分類法」なんて言葉すら知らなくて

単純に「これがわかりやすい」ってだけで見つけた方法だ


頭の中にあった展示例は本屋、レコード店、レンタルショップ、家電量販店、スーパーとかだったが

最有力だったのが、本屋とレコード店だった


これに気づくのは「センス」以外に言葉が見つからない


他にも一番売り上げを稼ぐ(数が出るソフト)と一本しか売れないけど、その他になるようなソフトの区別をどうつけるか?と考えていて

これも後に「ロングテールの法則」と合致する事に気づく


だらだろうが

ブルート呉店ではブルート全店でトップクラスの売上を叩き出していたし

デオデオ時代のネバーランドでも、俺が在籍していると達成率で全店トップクラスの成績だった


このやり方は30年ずっと変わっていない


他にもこの30年で言い続けていたことがある


・デカいコントローラのハードは売れない

・3Dは一過性

・VRにもう金脈は無い

・eスポーツは日本には根付かない

・ダウンロードのゲームは焼き畑農業

・メーカーが中古市場を否定する事は自分の首を絞める

・客層を広げる事を考えろ

・日本のメーカーは日本のセンスでゲームを作るべきだ


これらを言い始めた頃、必ず「そんなことはない!」と真正面から言われたものばかりだが

今見てどうだろう?逆に反論の余地は無くなりつつあるのではないだろうか?


これらを真逆の事をしてくれて、結果的に俺の考えが正論だったと証明してくれたようなもんだ


早い段階で、何度も、ずっと、言い続けていて

ようやく、世間が、会社が、ユーザーが、みんな気づき始めている


たぶん、俺みたいな現場職の人間がいくら言っても聞く耳持たないらしい

恐らく、学歴があって、有名大学でも出たのが、論文でも書いて、ようやく認められるんだろうが

俺からしたら「すでに出た結果をまとめた論文だろうが!」とさえ思うw

誰もが反論してくる時代に、これらの持論を展開してた人の言う事の方が、よっぽど有能だろうがな


ここ最近でも発売前に発言してたのは


・switchは売れる、たぶん、売れる、恐らく、売れる、売れる要素しか見当たらない、これで売れなかったら、俺は二度とゲーム売り場に立てない

・PS5言う程売れんと思うで?

・switch2は最初から売れる事が分かっているから、前ほど混乱しない、すぐに収束するし、5万円もするハードがポンポン売れ続けるわけがねぇ


これらも直近のハードの販売傾向だが、ほぼ当たっている


俺が見ているのは市場と客層

ここだけ見てたら、だいたいの予測はつく


さて、ここまでの事を誰かに継承出来ればいいのだけど

誰にも継承できないってのは残念だ


これらの経験、センス、すべて自分の中だけで完結しそうなのね

世の中には、これらを欲しがる人は少ないだろうけど、いるはずなんだけど

少なすぎて、見当たらないw

2025年8月16日土曜日

キャッシュレスをやる、やらないで、勝ち負けが決まる世界なんてどこにあるんだ???って話・・・( ゚Д゚)

 


ホリエモンが中国のキャッシュレスは屋台まであるけど、日本にはそこまでキャッシュレスが普及してないから負けてるとか言ってるらしいんだが


あいつ、だんだん、アホになったんか?それともメッキが剥がれて来たか?だな


キャッシュレスなんて、絶対やるべきものじゃなく

「やれるならやれば?」くらいのもの


ハッキリ言って、客の都合に合わせて支払い手段を用意するだけなんでな


しかも、日本のキャッシュレスは種類が多い

端末は一つで済むようになったが

オーぺレーションとしては負担が増える


人的にも時間的にも手数料的にも、すべてにおいて負担増だ


「キャッシュレス便利」なんて言うが

便利かねぇ???


俺はそうは思わん


キャッシュレスなんてものは、日本銀行券、米券、ギフト券、酒券、図書券をデジタル化したに過ぎない

しかも、キャッシュレスには有効期限があるが

これらの券には有効期限が無い事を考えると

「キャッシュレス本当に便利か?」とさえ思う


あれは思うに「現金を持ちたくない派」の人たちが「便利」と言ってるだけで

・イチイチ銀行に寄ってお金をおろす行為が無駄

・小銭をちゃらちゃら出して清算に時間をかけるのが無駄

・財布がパンパンになるが嫌

・何も持ちたくない


ってな考えの人たちのはずで

要するに「わがまま」「自己中心的」と自己都合の塊な人だと思う


今時、金を下ろすなんてコンビニで出来るし

大手のスーパーや百貨店なら必ずATMがある

クレジットカードも普及しているし

使える店も多い


そして、店側にはクレジットカードもキャッシュレスもすべて店側に利用手数料がかかる仕組みなんで

店側はそれだけの客数を見込めないとやるメリットが無い


最近は小さな飲食店でもクレジットカードを扱いだしたのは、手数料が下がったからだし

キャッシュレスが普及したもの、安い手数料だからだ


しかし、キャッシュレスが普及した途端、手数料を引き上げてきた

だから、キャッシュレス決済を止める店が出てきている


なのでな

「キャッシュレスやらないから負ける」は間違いにしかならない

もし、キャッシュレスを止めた店が倒産しまくるならわかるがなw

そんな店は聞いたことも無い


前述のとおり

・やれればやれば?

・人的コストの負担に耐えられる

・導入コストを上回る客数が見込める

って事ならやっても良いが


むやみやたらとやるべきか?と言えば

・そこまでの必要性は皆無

・店のスタイル、客層に合わせてやるのが正解

となる


こんなこと商売やってたら普通に理解できる範疇だし

素人でも理解できるだろう

もし、この理屈が分からないと言うなら

商売に向いてない

そんなに決済手段が多くないと商売にならんというなら

円、ペソ、ドル、マルク、ユーロ、人民元、他、すべての通貨で決済できるようにしたら?とさえ思う

そんなのありえんじゃろ・・・

現金だって、違う通貨を扱って、すべて円にする場合、手数料かかるでなw

それをやるだけのメリット(客数)とかが見込めるならやるべきだが


実際、海外で外国人旅行客の多い観光地では、現地通貨以外でも決済可能な店は存在する

しかし、それはメリット(客層)に合わせているからだ


クレジットカードが広く普及しているのも

海外では現地通貨じゃなくても決済が可能で

後日、現地通貨のレートで円にして請求が来る仕組み

しかも、販売手数料のみだから、レート変換による現金手数料より安いわけ


ちなみに中国のペイペイは中国でしか使えないらしく

日本のペイペイも日本でしか使えないらしい

Alipayは訪日外国人向けに利用出来て、自国キャッシュレスを日本でも使えるらしいが・・・

このように扱うキャッシュレス次第で条件がコロコロ変わる


クレジットカードならJCBだろうとマスターカードだろうと、せいぜい違うのは手数料くらいだ

どっちが本当に「便利」か?

ここまで説明したらだいたいわかるだろ?


この理屈が分からんのだとしたら「アホ」としか言いようがない


2025年8月2日土曜日

大型タイトル発売決定で、他のソフトが逃げるように延期をした覚えがある話・・・(=゚ω゚)ノ

 俺の記憶では「大型タイトルの発売日がなかなか決まらなくて、決まった途端、他のソフトが一斉に「延期」をした」というものがある

時期は3月頃、つまり春で決算が絡んでたはず

恐らくだけど「ファイナルファンタジー」で

その辺で出てるのだと「ファイナルファンタジーⅢ」とファイナルファンタジーⅥ」だった

発売は4月27日と4月2日

たぶん、SFCだったと思うんで

1994年4月2日のファイナルファンタジーⅥだと思われる

この時、4月予定のソフトが、FFの発売日決定後に「延期」のFAXが届きまくった記憶w

俺的に「対して売上変わらんじゃろ?」と言ってたはずだが

店長曰く「いやいやそういうわけにはゆかんのよ」とか言ってて

俺は「そういうもんか?」とかボヤいてた

というのも、俺はブルート呉店の客層と売上しか見てないんで

そこだけ言うと、あんまり変わらんと思う

けど、メーカー問屋となれば、全国規模なんで状況は違うだろう

今ならわかる

だいたい4月って大したソフトが出ない

みんな3月決算に向けて発売するんで

4月はある意味大穴なのよ

ちなみに、この時3月発売予定のソフトが少なかった気がしていて

「FF6が3月発売らしい」的な噂が流れてたはず・・・(うっすら記憶)

なので、他のメーカーは3月にバッティングしないよう、発売日を前後にずらしてた感じ

ここに3月決算発売に向けて開発してただろうFFⅥが、4月にずれ込む形で入り込んできたと思われるw

店長と話したが

「恐らく4/2ってのも意味があって、メーカーの出荷は3/30で、問屋に入って、店に来るのが4/2だろう」ってこと

つまり、ギリギリスクエニは決算に間に合ったわけだ

店長曰く「これは銀行との取引の問題だったりすると思う」とのこと

また、「前後にソフト発売が偏るのも、FF6用に生産ラインを確保するためだろう」ということだった

これは俺らの予測ではあるものの

恐らく、ほぼ間違いないと思う



2025年7月27日日曜日

疲れる夢を見た・・・"(-""-)"

 ガッツリ寝て、ガッツリ夢を見てる

困ったのぅ

寝てる間、ずっと夢だ

しかし、面白い夢だった

人間の脳みそには「複数のAI」が存在するって話でな

普段、人格や思考を決定づける、大きなAIを使用しているんだが

特定の分野においては、別のAIを常時使い分けているらしい

しかも、AIには「相性」があって、すべてのAIを統合することは

なんどやっても「出来ない」という結果になる

例えば、パスワードを覚えるAIがいて

これは記憶を司るわけだが

常時は大まかな「記憶」に関するAIを使うわけだが

パスワードに関してだけを言うと

この大まかなAIでは相性が悪いらしく

そこから小さく分岐した、パスワードに特化したAIがある

しかも、このAIプログラムかなり小さいのだが

大まかなAIに組み込むことが出来ない

「相性」の問題らしい

パスワードAIに切り替えると

かなり処理が軽いんだが、同時に扱っている言語すら違うというありさま

つまり、まったく言葉が理解できない

だけど、パスワードを扱うだけなんで

これで事足りるわけだ

とにかく、夢の中で、ありとあらゆる「AI」が人格として現れていて

人の姿をしている

子供だったり、女性だったり、わがままだったり、とにかくすべてのAIが全く違う人格として現れる

これを「統合」することは「困難」というより「無理」であった

人と人を統合するようなもんなのでな

そこはどこかの公園なんだが

たぶん、俺、この公園を昔、夢で見たことがある

海に近い公園で、でも海と接続していない状態で

浜辺などを挟むから、直接海に出れない

そこは豪華な作りの建物で

空間として機能していたが

何も無く

職員が「どうしたら客が来るか?」を日々考えている状態だった

それが今日見た夢では

海と接続されていて

ゲームマシンのようなものが置かれていて

沢山の人で溢れかえっていた

確か、その時見た夢の時

散々、俺が酷評して、提案までしたような覚えがある

そこにその担当者はいないが

「おそらく、その後、頑張ったのだろうな」という感じだけしていた

そこになぜだか?

俺は自分の脳内のAIを具現化させていて

「統合って出来ないのか?」と何パターンもの組み合わせを検証していた

だからな

夢なのに、疲れるのよw


ざっくりした夢の話をしたが

出て来る人格AIは、ざっとみても

教室一個分の人数はいる様子

もしかしたらもっと多いかもしれない

それくらい多くのAI人格を人間は常時、切り替えて使っているという話だった


2025年7月22日火曜日

お金はどこからきて、どこへ行くのか?・・・( ゚Д゚)

 中学生の頃から

「お金はどこからやって来て、どこへ行くのか?」という素朴な疑問を持っていて

周りの大人たちに片っ端から聞いたが

誰も答えられるものはいなかった

母親なんか「なんでそんな事を考えるんかねぇ?あんた変っとるねぇ。考えても無駄じゃろ」とか言われてた始末

しかし、この年になってようやく見えつつある

お金は政府が日銀に通貨発行権でお金を刷り

国債を発行して、市場に供給しているだけだった

そして、そのお金は税金で吸い上げられる

結局、お金は供給と吸収という事を繰り返しているだけで

それを可能にしたのが「信用創造」だった

金本位制と信用創造は高校生で習うレベルの事だ

しかし、これ

かなり重要なのに、ちょこっとしか教えない

金本位制だと金が無いと、何もできない

だから「財源論」に行き着く

財源が無いと政策は実行できないので

戦費調達をするために増税とかするわけだ

戦時中の増税はまさにこれだった

ブラックマンデーあたりまで、世界では金本位制を使っていて

「これじゃダメだ」と気づいて信用創造に切り替えた

だから、今の時代に「財源論」を唱えるのはお門違いって事になる

そして、「物価は上がるもの」なので

物価が上がれば、単価も上がる、単価が上がれば必要となるお金も増える

市場に出したお金をそのままにしておくと、少ないお金が流通してるから、お金の取り合いになる

お金の価値が上がってしまい、貧乏人は買い物が出来なくなる

いわゆるデフレだな

ここにお金を投入して市場の流通量を増やすと、お金の価値が下がる

その方法はいくつかあるが

一つは「減税」一つは「公共事業を行う」などだ

そうやってインフレに向かいだしたら、増税して市場の過熱感を抑える

こんなのもすべて高校の教科書に書かれている

だけどな、「お前ら頭いいんだろ?」って連中が、この基本すら理解してないか?ガン無視している

さらに悪化させているのは、バカ記者がバカな質問して、バカな記事をそのまま掲載してることだ

言ってる奴は知ってて嘘を言い、書いてる奴はバカだが、読んでる奴は無知だ

もう悪質としか言いようがない

こうなると、誰かがまともな事を言っても、同一基準で見れないから

みんな間違った解釈を始める

これ

本当にウソがばれて、国民全員が知恵を付けてしまうと、あとでとんでもないしっぺ返し食らうことになるぞ

「どうせその頃には、俺たちは生きてない」とか

高をくくってるんだろうが

世の中、そううまく行かんでな

案外、死んだ後になって、過去の所業を掘り起こされかねん

「墓場まで持ってゆく」なんて年寄りは言うがな

死んだ後の方が、全部バレル

不倫してただとか、隠し子がいただとか、借金があったとか

ジャニーズの社長なんか見たらわかるやろ?

2025年6月12日木曜日

+1から始まる国際電話に注意・・・"(-""-)"

 +1-833-210-8700

という番号から電話がかかって来た


+1なのでアメリカ、もしくはカナダからの発信らしい


調べてみると、同様の電話が複数かかっていることが判明


録音されたものを確認すると

NTTファイナンスなどを名乗り

電話料金の滞納により法的手段に移行と脅迫してくる

そして自動音声でボタン操作を要求してくる

まあ、詐欺だな


これに乗っかるバカはいないと思うが

世の中、探せばバカがいるらしく

この手の手段に乗っかるのがいるから辞めないのだろう


とりあえず対策は「怪しい電話はとらない」だ

2025年6月9日月曜日

初代仮面ライダーはなぜ売れたのか?・・・( ゚Д゚)

 初代仮面ライダーはなぜ売れたのか?

個人的な考察なのだけど

理由は「無駄な動きがあるから」w

最初はバイクに乗って風を風車に当てて変身してた

だが、これはかなり地味

2号ライダーになって、運転免許がなく

仕方ないので変身ポーズを考えた

のだけど

結果から言うと

この変身ポーズほど「無駄な動き」はないw

しかし、「無駄な動き」=「かっこいい」なのだ

ショッカーと戦う時も

両腕を横に構えたまま対峙したり

いちいち、ジャンプして崖の上に立ったり

これらどれも「無駄な動き」でしかないw

この「無駄な動き」を排除して作られたのが

「仮面ライダーファースト」とかだ

確かにアクションシーンは素晴らしい

けど、、、売れないw

初代ほど人気も出ない

その差はどこか?と考えると

「無駄な動きがあるか?ないか?」に尽きる

シリーズで見ても

売れた、売れないが混在してるんだが

例えば、真・仮面ライダー、仮面ライダーJ、仮面ライダーZOとか

まったく売れんかったわけだ

ここら辺の時期は

大人が見れる仮面ライダーを目指して作られた作品

それもあって「無駄な動き」は極力抑えられている

逆に、仮面ライダー電王、仮面ライダーw、仮面ライダーディケイド

これらはヒットしたんだが

「無駄な動き」どころか「無駄なセリフ」さえ多いwww

なのでな

仮面ライダーで「売れる」作品を目指すなら

「無駄な動き」と「無駄なセリフ」ほど最強のツールは無いと思うわけだぜ

子供ってのは、そういう些細な点に惹かれるともいえる




2025年5月25日日曜日

テレビゲームと言う大きくなった産業が向かう未来と向かってはいけない方向性について・・・"(-""-)"

 オイラ的考察なのだけど

任天堂が目指している企業の姿は、恐らくディズニーやハリウッドなんだろうけど

たぶん、まっすぐそっち方向に行くと失敗する

90年代、同じような事が言われていて

ディズニーやハリウッドをゲーム業界が目指すってよく言われていた

それにおだてられたのか?

テーマパークに手を出して

コンパイルはつぶれた

目指す姿が東京ディズニーランドだったんだろう

似たようなアプローチをしたのが、ナムコとセガだった

ナムコは期間限定とし

計画通り期間内で終了した

土地の建物はすべて処分され、まっさらになった土地には団地が建った

セガは世界初ともいえる商業施設を完成させ

商業ベースでほぼ初めてVRの導入まで行った

が、、、すべてそれが仇となり

企業の業績を揺るがすまでに至った

最終的にはGIGOやジョイポリスも手放すことになる

この時の思想は間違っていたとは思わない

しかし、東京ディズニーランドやUSJのようなテーマパークをお手本として、目指す方向をそっちに向かった事が間違いだったと思っている

そういう中で期間限定で行ったナムコが正解だったと思うのだ

ナムコは近年もVRなどテーマパークのようなものを作っても期間限定で終わらせている

そう

テレビゲームやそれを作る会社が同じ土地でずっと営業し

顧客を飽きさせず、満足を提供させ続けるのは「無理」だという事だ

思い出して欲しい

テレビゲームほど「根無し草」なジャンルやコンテンツは無い

客層が固定されない

ファンやコア層はいても、その時の中心ジャンルは変わる

STG時代、格闘ゲーム時代、脳トレ時代と、つまりそういうことだ

そして、その時その中心にいる人たちは入れ代わっている

話を元に戻すと

任天堂が今、USJでコンテンツを提供しているが

あれも多分正解

自前でやらないことだ

今日のミュージアムは自前になるだろうが

恐らく、あれもある程度の時期になるとリニューアルや建て替えが起きると思う

ずっとあのままだとは思えない

そして、任天堂が目指すのは

「物販」だ

これは昔からその傾向がある

ファミコン時代から

でも、直接手を出さなかった

それが近年、直接手を出し始めた

任天堂ミュージアムやswitchのHPなどで小物アイテムを売り始めた

アミーボなんかもいい例だろう

安定した売り上げと利益をずっと模索し続けている様子でな

そりゃゲームなんて出すまで赤字

出さなきゃ結果はわからない

ほとんど博打みたいなところがある

映画にも積極的になったし

IPを専門家に任せるという点ではこれも正解だろう

直接手を出したスクウェアのFFはコケタが

ハリウッドに任せたカプコンのバイオハザードは成功した

もし、ディズニーのように直接映画に手を出し

テーマパークを出して、アイテムを売る

なんてことを目指したら、たぶん、任天堂でもコケる

そして、少し前に子会社化したジェスネットとアジオカだ

物流を完全に抑えたが

同時にDL販売に注力している

これも予測だが

任天堂はゲームはDL、小物物販は問屋流通と二段構えになると思う

当然本体も流通に乗せるには問屋は不可欠だしな

任天堂は昔から電話回線、BS放送、ディスクシステムやSFメモリによる書き換えサービスなど

DL販売に近い事を模索し続けてきた

だから、DL販売は悲願ともいえる

いずれすべての販売をこれに置き換え

中古市場を駆逐するつもりだろう

しかし、これも何度も言うが

テレビゲームと言うものは、新品、中古と言う巨大な渦のような流通で成り立っていて

売りと買いが両立しているから日本でこれだけの大きな産業になった

販売リスクを問屋や小売店に肩代わりさせ

メーカーのリスクを極力小さくした

今後、DL販売に切り替えた場合、利益はすべて自社になるが

負債もすべて自社になる

誰も肩代わりなどしてくれん

任天堂もソニーもDL時代に「負け」を経験していない

市場で負けハードになったら、DL販売は会社の存続すら危うくなると思うで

それから顧客をよく観察しているか?と思う

現状、まだコアゲーマーからライトユーザーまでは「現物主義」「所有欲」を持った人が大半だ

ここが市場を大きく形成している

ただな

一番多い顧客は「一般層」一番ゲームをしない、買わない、売らないという層よ

この一般層ってのはかなり厄介でな

売れるときは爆発的に売れるが、売れない時は全く見向きもされない

そして「あればいい」「遊べればいい」という層でな

ここが一番の肝なんだが

つまるところ「現物主義や所有欲」って物がほぼない

究極「遊べればいい」なわけだ

ゲームの大衆化、ゲーム人口の拡大、これら歯向かうべき方向性なんだが

同時に問題になるのは一般層が増えた場合

市場形成が大きく変わるということ

具体的には「映画、ドラマなど」が参考になる

つい最近まで王道のコンテンツだったが

周りを見渡せば、サブスクや配信が主流だ

レンタルビデオは淘汰されたし

この根幹は何か?というと「観れればいい」なわけ

それこそ「現物主義、所有欲」というものが無い

テレビの放送を見るだけ、録画してるだけでも十分な人が多いのだ

だから90年代にオラが言ってたのよ

「真っ先に消えるのはレンタルビデオ」と

もし、テレビゲームが今後「遊べればいい」という流れが出来たら

新品を売る店も、中古を売る店も、大多数が淘汰される

残るのはコアな「現物主義」な人たちだけだ

しかし、現状ではまだ一般層ですら現物主義だと思える

データ上、DLの販売本数は右肩上がりのようだが

俺はココでも断言する

「それをしてしまうと、その方向に偏ると、自分の首を絞める事になるぞ」と

結果が出るのは20~30年後だろうがな

その頃には、オラはもういないだろう

いろいろ言ったけど、テレビゲームと言うコンテンツや産業が衰退しない事だけをオラは望むだけよ

2025年5月4日日曜日

PC統合版Windowsでマインクラフトにサインイン(ログイン)できなかった場合の対処方法 v1.21.73

 どうも、また、マインクラフトで不具合が出てるらしい


調べると「ログインできない」「サインインできない」ということで

オイラも何度サインインを試みてもダメだった


修復ツールやバージョン情報の確認、Windowsやアプリのアップデート

xboxLiveやHubだとか、Mincraft Launcherだとか、ログイン状態など、いろいろ調べた

どれも原因の特定になっておらず


はてさて・・・

なのだが、ようやく突き止めた


状態

マインクラフトのトップ画面でサインインをクリックすると

マイクロソフトアカウントにはサインイン出来たが

マインクラフトには連動してサインインが出来てない状態のようだ


エラーコード

ドラウンド

(サインイン中に不明なエラーが発生したことを意味します)


原因

XboxLiveのアプリが壊れていた可能性がある


解決方法

Windowsボタンから右クリックで「システム」をクリック

左のタブから「アプリ」を選択

右側に出たタブから「インストールされているアプリ」をクリック

この中から「XboxLive」「Xboxコンソールコンパニオン」を見ると右側にあるはずの容量表示が抜けていた(写真はすでに修正後の状態)

容量表示が抜けているアプリの「・・・」をクリックし「詳細オプション」を選択
「修復」というボタンをクリックすると容量表示が復活していた

この状態でマインクラフトを起動すると、普通にログイン状態になりサインイン出来た

オイラの調べた限り、このやり方で直ったという報告は見られなかった

もし、この状態になったら、ぜひ試してみてくれ

なお、今回のバージョンはWindows PC統合版 v1.21.73である

異色のブルート呉店、箱説セットで買取、販売を提案したのは俺だった件・・・(=゚ω゚)ノ

 ブルート呉店において

PCエンジン、メガドライブ、スーパーファミコンは「箱説セットで買取と販売を行う」と提案したのは僕だ


この件について店長はオーナーと協議して了承を得ている


店長曰く「ファミコンは今更、無理だけど、PCEとMDとSFCなら、まだ出たばかりだから、修正が効く」って事だった


同じくゲームボーイ、ゲームギアも対象となった


この状態でしばらくしてオイラはちゃんと聞いた

「箱説セットで買取や販売にして、問題は起きてない?」と


店長の回答はこうだった

「たまに箱説無しで持ってくる人がいる程度で、元々そんなに問題はなかったのよ」とのこと


さらに「持ってくるのは大人がほとんどだから、きちんとしてるしね」だった


あの店は子供があまり寄り付く店ではなく

オーナーが不評でな

みんな「あのハゲ」とか言ってたくらいw


オーナーも店長も子供が好きじゃなかったのも要因だろう

とは言え、店長は普通に相手してたがな


それからしばらくして数年後

店に常連が増えた

どうやら箱説セットで買取、販売をしていることに疑問をもってるらしいのがいるってことだった


誰だかわからない

しかし、だいたいあいつだろうくらいは察するw

なので、名前は伏せるが

そういう考えのもいるわけだ


この時、よく言われたのが「宮本は完璧を求めすぎている」だった


これはその人の解釈の問題だと思ってるんだけど

確かに完璧主義な一面はあるが、必ずそれには理由があるし

理由もない完璧主義ならまだしも、「売れる理由」に直結するから俺が提案しているに過ぎない


お客さんってのは、基本的に「あればいい」わけよ

それが中古だろうが、新品だろうが

しかし、中古で完品状態とソフトのみ、両方あった場合、どっちを選ぶか?

当然、誰だって完品状態のものを買うに決まってる


これが値段が一緒だとなおさらだし

価格も違ってもせいぜい200円しか変わらないのだ

完品があるのに200円を惜しむような人は少数派だろう


また、プライスも違うなら、複数用意しなければならなくなる


しかも、完品と不完全品の両方が混在していると

在庫管理が大変になる事は目に見えている


お客さんにいちいち「箱説いりますか?」と聞くことになるし

逆に両方あると「こっちは箱説無いです」って言わなきゃいけなくなる


仕舞う場所も一つのタイトルを一か所に置けなくなる

固めておくと形状がバラバラなんで、場所を取るだけだし

形状を考えて、箱説はココ、ソフト単品はココってなると、すべてのソフトを把握しづらくなる

数百本レベルになると、覚えてられんでな


だから、「出来るだけ、箱説はセットで買取と販売に切り替えた方が良い」と言う考えだし

すでに時代はコントローラーのボタンが増える方向性

しかも、ゲームシステムも複雑化しており

説明書無しでプレイすることが困難になりつつあった


ここまで店長に説明をして「わかった。オーナーに聞いてみる」って事で決まった事だった


90年代に箱説セットで買取と販売に注力した店など

恐らく、全国を探してもほぼないと思う


それくらい、カセット、箱、説明書のバラでの買取、販売は常識と言えば常識だった


で、もう一つ僕が懸念してたのが「在庫回転率」だった

恐らく完品の方が回転率はいいと踏んでたの

実際、完品状態に切り替えてから、商品の売れ行きは良くなったと体感的に感じていて、「回転率上がった?」と思えるほど


売上実績だけで言えば

最初の年「前年、いくらこの店売ったの?」に対して

店長は「1億3千万くらい」とのこと

翌年、同じ質問をしたら「2億」と言っていたので、間違いはない


そういう成功体験から、「やってよかった」となったわけだ


しかし、オーナーが店を売却して、店長が引き継いだあと

誰がそそのかしたのか?店長がどういう意図で始めたのか?イマイチわからんが、箱説バラで買取、販売を始めてしまった


その頃から、回転率が落ちたように感じた

客足がパッタリと止まった


実際、目の前で「カセットだけならいらない」と突き返された事が2度ほど覚えている

こんなことは初めての事だった


一応店長に聞いたが

「少しでも多く在庫を持って売り上げを上げたい」と言っていた

恐らくそれは本心だろう

借金してまで手に入れた店だ

早く完済したいに違いない


だけど俺は「急がば回れ」と言ったのだけど

どうしても聞き入れてもらえなかった


この頃の店長の心理的、肉体的な状態はよろしくなかったと感じていて

家に帰れば嫁姑戦争

仕事に出れば休みもなく365日出っぱなし

仕入れに金はかかるし、借金の返済も頭にある

そこに僕の提案が入る余地は無かったのだろうと推測できる


時はちょうど最悪のタイミングがやって来て

ブルート本部から「プレイステーションの中古の買取、販売をしない宣言」が出される


これに店長は従うという

俺は「本部のやり方なんか、蹴ってしまえ!」と言っていたが

これも聞き入れてもらえなかった

店長曰く「吹けば飛ぶような小さな店に、本部や天下のソニーさんには逆らえません」だった


そういう中で、ブルート本部が倒産をする

悪い事がすべて重なった挙句

ブルート呉店も閉店となる


本当に悲しかった

俺の人生で最も、後悔というか、悔しいというか、強い念が残っているのはここで

他にもたくさんの提案をしたのだけど「あの時、あの店を何とかできなかった」という一点なのだ


2025年2月13日木曜日

安易に他店を真似たりしても素人がやっても無駄だという話・・・"(-""-)"

 デオデオに在籍してた頃

ほとんどの店長が言ってた事があって

それが「店内をお客さんが回遊するような工夫をしろ」だった

つまり「楽しさ」「面白さ」の演出ってことね

言ってることはわかるんだが

実例として出すのが「ドンキーホーテみたいな、探すようなワクワク感」とかだった

俺は心の中で「は?何言ってんの???ドンキとうちの商売の仕方違うやんけ!展示方法もレイアウトもまったく別なのに、それやったらただ店がカオスになるだけ」と

そう思っていた

んで、実際、それっぽくしたいんだろうな

なにをやるかといえば、メインの通路に商品をワゴンで置きだすわけよ

もうな

これに俺は腹立っててな

「これじゃ歩くの邪魔やんけ!!!」って

「子供連れたベビーカーだと店内移動できんべ」と

そもそも、2000年ごろから大型店に店を移転してオープンした

その時導入したのがバリアフリーやスペースの広いエレベーターとかよ

車椅子の人で自由に店内を回遊できるように設計されている

それら根本的設計思想を全否定するような

アホな展示方法を店長自ら率先してやってたりするわけよ

会社的にどういう視点か?というと

「PI値アップ」とか言っていて

これは複数点数の購入を促す販売手法でな

これ自体は間違いじゃないんだが

通路に飾って「ついで買い」みたいな発想なわけ

なんつーかな

根本的な会社の方向性や店の設計思想を理解しておらず

他店と自店との違いも理解していない

そういう店長や本部が実在していて

俺は「マジイラつく」だった

ちなみに、そういう売り方をして売り上げが上がったような形跡は見られない・・・