僕がゲームのポスターだけで「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とガッツポーズして「売れる!」と判断したのは、2つだけ。
1つはメガドライブのソニック・ザ・ヘッジホッグ。
2つめはセガサターンのサクラ大戦。
このどちらも、ポスターの絵だけだったけど。
「これは来た!」と思った。
絶対に売れる自信がなぜか?あった。
ゲーム画面が届くのは、その数日後、雑誌に掲載される時だ。
その前から「あとは中身さえよければ、絶対売れる」という強い確信があって。
どちらもポスターに使った紙は一級品っぽいんだよね。
真っ白で、光沢があって、厚紙で、値段高そうなの。
そういうメーカーの気合を感じたわけだ。
基本的に、僕はゲーム画面を見ただけで「売れる」「売れない」をある程度判断出来る。
しかし、この時はゲーム画面無しのポスターのみで判断したわけだ。
理由は「ソニックはこれからずっとセガのマスコットになりえる」。
「サクラ大戦は時の人、藤島康介氏を起用したのだから、時流的に今売れる!」なわけだ。
つまりソニックのデザインは黄金比であり、将来にわたって使えるキャラクターである。
サクラ大戦は90年代には絶対ヒットする要因を全て兼ね備えていると感じ取ったわけである。
みんな「これだけで売れるとなぜあの時、判断出来たのか?わからん」と言っていた。
ブルートの店長でさえ「なんか良い紙使ってるなとは思ってたけど」くらいしか言わなくて。
僕が「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」という感じで言うから、店長も「宮本がそこまで言うのは珍しい」と言って、発注本数増やしたほど。
0 件のコメント:
コメントを投稿