2021年7月30日金曜日

Wi-Fiルータの選び方は慎重に選んだ方がいいというお話・・・( ̄▽ ̄)

 2020年は新型コロナウイルスの影響をモロに受け、在宅勤務、テレワークという言葉が一般化した年でもあります。


それが可能になった最大の理由は「インターネット回線の高速化」が大きな役割を握っています。

ほぼ、すべての家庭に「光回線」が敷けるようになったこと。

携帯電話の通信規格が3Gエリアから4GLTEエリアで利用する範囲が広くなっていること。

その4GLTEも通常より高速で通信可能な、NTTドコモだと「プレミアム」など、通信環境が大幅に改善されている事で、多くの人が利用しても便利で快適に利用出来るようになったからでしょう。


この1年で頻繁に「光回線見直しませんか?」というWEB広告も目立つようになりました。

恐らく、在宅で携帯電話の通信のみだと、通信が不安定なエリアにお住まいの方は、光回線の契約に悩んでいると思います。


個人的にはネット環境で光回線はまだまだ必須という考えなのですが、世間では「もう携帯電話だけでいいよ」という声も前々から聞こえてはいました。

しかし、現状の携帯電話のパケットプランは「使い放題」などとうたっているものの、パケット制限と呼ばれる一定量のデータ通信(3日合計、1か月合計など)を行うと、通信速度が最大128kbpsや200kbpsまでに制限されてしまうという事です。


固定電話である光回線では、このようなパケット制限を受ける事無く利用することが出来ます。


特に大容量のアプリのダウンロード、youtube、abemaTV、Tver、ネットフリックス、などを利用する際には、パケット量を気にしながら使わざるを得ないことがほとんどです。


仮に、自宅で光回線にした場合ですが、これからの時代を見据えた場合、かなり有利に利用できるということも分かってきます。


最近の家電製品にはWi-Fi機能が標準搭載されるようになってきました。

テレビ、冷蔵庫、オーブンレンジ、エアコン、パソコン、スマートフォン、ゲーム機、など、さまざまな機器がWi-Fi接続することが出来ます。

あとは外出先から、スマートフォンを利用して操作をしたり、ネットから自動更新される料理レシピを確認して、新しい料理を作るなど、ライフスタイルの中心にインターネットとWi-Fiは欠かせない存在になりつつあります。


一昔前なら、本屋で料理本を買って来て、献立を考えて、冷蔵庫の中身を確認し、買い出しに出かけ、帰宅時間を考えてエアコンのスイッチを予約しておく、、、なんてことをしてましたよね?

それらがスマートフォン一台で、どこにいても、気軽に利用出来るのがこれからの時代なのです。


そのためには、Wi-Fiルーターが自宅に無いと始まりません。

携帯電話のテザリングを利用する方法もありますが、これだと帰宅してからでないとそれぞれの機器がWi-Fiとして機能しません。


これからの時代は、留守の間もネット回線とWi-Fiルーターがあれば、外出先から様々なコントロールが可能なのです。


で。本題。

かなり前置きが長くなってしまいましたが、これからはたくさんの機器を同時接続しなくてはならないという事です。


電波というものは、専門用語でいうレシーバー(送信・受信)を行っています。

基本的には1対1の関係なのですが、最近のWi-Fiルーターは同時接続が可能になっています。

しかしながら、電波を送受信するには、やはり限界はあるのです。


そこで便利になるのが「ストリーム数」というものです。

これはWi-Fiルーターの仕様に書かれているので、よく読まないといくつあるのか?見落とし安い点です。

バッファロー 無線ルータ Air Station:WXR-6000AX12S


私が今回、調べた機種だと、12ストリームも同時に扱えるものです。

アンテナも5GHz:8×8/2.4GHz:4×4と2つの周波数に対応しつつ、アンテナの数も多いのが特徴です。


これで家族それぞれがスマートフォン、タブレット、パソコン、家電製品を利用しても、ストレスなく使う事が期待できます。


友達にも勧めましたが「カニみたい」と言われました。www


最大5GHzなら4803 Mbps、24GHzなら1147 Mbpsという速度で通信可能なWi-Fi6に対応した無線ルーターです。

ここまでの通信速度が必要か?というと、これも将来的な準備と言えます。

現在、NURO光というサービスが始まっており、最大10Gbpsの速度で通信することが可能になりますし、NTT西・東においても、フレッツ光クロス(最大10Gbps)で通信する時代がもうじきやってきます。


まだ、エリア的に限定されていますが、今後、順次拡大されて行きますので、その時、無線ルーターが古いと、使えますが、その速度を十分に生かすことが出来ないのです。


今後、高速光回線が普及し、携帯電話も5Gや6Gと言った次世代通信規格の登場によって、ますます家庭や職場で通信インフラの要になって来るのが、無線ルーターと言えるでしょう。


上記で調べた機種ですが、2021年7月30日現在で、33,884円が価格コムで最安値となっていました。

昨年、一時期は4万円を超えていましたので、ようやく値段が落ち着いたという感じです。


無線ルーターというものは、私個人の場合、だいたい5~6年に一度、買い替えをしています。

これは壊れたというのではなく、使えるのですが、新しい通信規格が登場し、それに対応させるために買い替えをしているのです。


このところ、フリマサイト、オークションサイトなどで、かなり安い中古の無線ルータが出回っていますが、これらは通信速度規格が1世代より前の機種で、壊れてないけれど、通信規格が古いので出品されたものです。


普通に考えて、「壊れてないし、まだ買ったばかりの機種が出品されるってどういうこと?」と思われるでしょうけど、このような現在の状況と将来的な状況を察していたら、そりゃ知ってる人は買い替えますがな。


くれぐれも、安い無線ルーターに手を出して、あとあと後悔しないように、出来るだけ「Wi-Fi6対応」でストリーム数やアンテナ数の多いものを選んだ方がいいと思います。



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