94年となると、そろそろ格闘ブームもひと段落してた頃で。
乱立、乱発していた格闘ゲームだったけど。
「この勢い終わるか?」って思われていた時に、キングオブファイターズって各作品からキャラクターが登場する「異種格闘技」的な発展を遂げて、また盛り返すのよ。
沢山格闘ゲームを出した事で、派生形を出し尽くしたわけで。
これを再編成しなおすことで、シリーズとして生きながらえる事が出来た。
のだけど。。。
SNK作品という限界があるので、これも限界を迎える事になった。
ただ、チームバトルという概念が、その後、格闘ゲームに与えた影響は大きく。
他の格闘ゲームでさえ、チームバトルへと発展せざるを得なくなった。
のだけど。。。
これまた、長くは続かず。www
ナンバリングタイトルは、次第に途切れ途切れに近くなってゆく。
そういう中で。
唯一、未だに残ってる格闘ゲームが一つだけある。
それが「大乱闘スマッシュブラザーズ」
あの任天堂でさえ、一時期格闘ゲームを開発したが、「面白くない」という理由で開発を諦めた。
けれど、桜井さんって天才的な開発者が現れて、単なる格闘ゲームじゃなく、任天堂らしい遊び方の提案が出来た。
あれはつまるところ「パーティーゲーム」なんで。
多少「せこいw」とか「ありえねぇw」って要素を入れてるんで。
ガチ格闘じゃないのよ。
同じく、散々レースゲームを出してヒットを飛ばしたセガやナムコもレースゲームを作っても売れなくなってしまっていて。
未だに唯一、シリーズとして発売し、ロングランでヒットし続けているのが「マリオカート」なの。
あれもガチレースじゃなく、パーティーゲームなんで。
そして、歴代任天堂キャラクターの総登場や異業種作品や他メーカーからのキャラクター参戦を出し続けるスマブラは、未だに生き残ってる。
あれN64時代からのゲームだし。
マリオカートだってSFC時代からのゲーム。
所詮ゲームなんで。
「遊んで楽しむ」って娯楽から離れるほど、ガチになるほど、熱心なユーザー以外、いなくなるのよ。
ここがオイラがいつも言う「eスポーツは日本じゃ根付かない」という根拠にもなってる。
スプラトゥーン甲子園ってゲーム大会の方が活気あるんだよね。
あれもガチFPSじゃないんで。
パーティーゲームの要素あるやろ。
SNKが格闘ブームと共に消えて行ったのか?
これは歴史を時系列でみて行くと、ホント興味深い。
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