2020年1月26日日曜日

今日の33年前はドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々~が発売された日らしい。。。

ドラクエⅡの発売日が1987年1月26日らしい。

もう33年も前の事だという。

当時、中学2年生だった。
発売は春ごろって記憶が残ってるけど、1月だったのだな。

当初、それほど大きく騒ぐ感じでもなく。
淡々と次回作が出るという事で。
前作にハマった連中だけ騒いでる感じだった。

ただ、一部の人間が集まって騒いでいると、それに誘われて他の人も影響を受けるもんだなという感じ。

発売直近、恐らく年末辺りだろうか?
学校内である噂が広まる。
「おもちゃ屋に予約に行ったけど、予約出来なかった」という。

そもそも、当時の感覚でファミコンカセットを予約で買うという考えそのものが無いに等しかった時代。
「へぇ。念には念を入れるヤツおるんやな」という印象だった。

が、、、これが発端となり、「え?発売日に買えない???」という話題が持ち上がる。
当然「どうやって買うか?」という話になるわな。

そもそもこの話は、どうも「うちは予約しないで当日販売するから、当日買いに来い」というものだった感じなのだ。

これは後に、その発信源と思われるおもちゃ屋の店長から聞いた話なんで。

たぶん、全国で似たような事が起きたんだと思う。
そう、そもそも論として、ゲームを予約して販売するなんてどこのおもちゃ屋もやってなかったわけだから、当然の対応なのだ。

しかも、当時、予約を気軽に受ける店があった。
新参者の中古ショップだ。w
ここのオーナーはほぼ、全員がおもちゃもゲームも素人がやってるのが当たり前の時代。
子供が「予約したい」と言えば「あ、いいよ」と返事する。
それだけ。

しかも、予約をするといっても、名前も住所も聞かない。w
酷い話だが。当時はそれ当たり前にあった話。www

じゃ、どうやって店側は対応してたか?というと、「あの子、顔知ってるから」くらいの反応なのだ。www

それが、学校内では予約受ける店と予約受けない店で割れてる話が先行するものだから、そりゃ、予約できる店に殺到するわな。

で。
「面倒だから予約断わる」とか急に言い出す。www

かくして、大混乱の様相を呈して、発売日を迎えるわけだが。

すでに、学校内では「どうやって買うか?」でヒートアップしてる状態。
だから、発売日当日。
学校を抜け出して、ゲームソフトを買いに行くヤツが数人いたわけだ。

他にも当日は学校を休んで買いに行ったとか。

これが、全国でほぼ同時に起こった。www
ネットも無い時代だけど、みんな考える事は同じなのだ。

まあ、一部の子は親が朝買いに行ったらしいが、そこまでしてくれる親は珍しかった。
「さすがに学校休まれては困る」ってんで、母親が朝の買い出しついでにおもちゃ屋に寄るって寸法だ。

かくして、史上恐らく、初となる、ゲームソフト予約争奪戦が繰り広げられたわけだ。

この時の問題を契機に、次回作ドラクエⅢはさらに大混乱を迎え、テレビの取材までやってくるという。
社会現象として認識されることとなった。

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