会社にいる時、何度聞いてもよくわからなかったのが帳簿。
ま、高校生の時に少し帳簿を習ってたんだけど。
「貸方」「借方」って左右ある。
これがどうにも理解しがたくて。
学校の先生に聞いても「そういうものだから、そう覚えとけ」というし、会社においても「なんでだろうね?」って事務員が言うくらい。w
結局、紆余曲折しながら、ネットで自分で勉強してようやく理解したんだけど。。。
世の中「お金」というものが流通していて。
そのお金というものは、「誰のものか?」と考えるとわかりやすい。
普通に考えれば、今自分の財布にあるお金は「所持金」ってことになるよね。
「けど、そのお金・・・・誰が発行してんの?」である。
そう、日本銀行が発行してんのよ。
つまり、円とは、日本銀行が発行したものであり、それを政府や銀行へ貸し付けて、政府は公共事業とかに投資をし、銀行も企業や個人へ融資して、お金は市中に回ってんのよ。
だとすると。
これって、日銀(日本銀行)が銀行に貸して、銀行が企業に貸してるんだから、また貸しなのよ。
つまり、ファミコンカセットのまた貸しをやってるようなもん。www
だって、帳簿上で言えば、お金が出て行く方は「貸方」って言う呼び名なのよ。
そして、お金が自分の所へ入るのは「借方」って言うわけね。
だから、「お金をもらった」とか「給与が振り込まれた」とかじゃなくて「借りた」ってのが本当の帳簿上での意味合いになって来る。
だって、お金が流通する以前は、みんな物々交換してたわけやん???
お金という信用を国が担保してくれていて、日銀が発行した紙幣という紙や、小銭をお互いに貸したり、借りたりしてるってことなわけだ。
じゃあ、コンビニでジュースを買うって事は、帳簿上はコンビニにジュースの対価として、お金を貸したって事になるわけだ。
理由は何でもいいのだけど、相手にお金を渡す行為はすべて「貸す」という考え。
普通に「来月返すから」って事で人にお金を貸すって事は分かりやすいと思うのだけど。
「ジュース」「来月返す」という理由の違いでしかない。
つまり、市中に回っているお金とは、すべて日銀のお金をみんなで貸し借りしてるだけって事になる。
となると、政府や財務省がよく言う「日本の借金」ってものも見えて来る。
あれは日本政府が借金しているわけであって、国民の借金ではないって事。
政府の借金とは国債とかなんで、これを買ってるのはほとんどが銀行なわけだ。
銀行の預金とは、以前にも話したように、預金者とは借金取りなんで。w
お金を銀行に預けるんじゃなく、貸してる状態なわけ。
銀行は借りたお金で国債を買ってるわけだから、銀行は政府にお金を貸してることになるわな。w
間接的ではあるけど、国民の預金ってのは、政府にお金を貸してることになるのよ。
何度も頭がごっちゃになる人は、「ファミコンカセットのまた貸し」を想像してみてくれ。
あれが一番わかりやすい。www
「ドラクエ貸してあげるけど、その代わり、カセット2本貸せよ」とか。w
その借りたカセットを、また別の人に貸したりするわけね。
これを市中で繰り返してるのがお金という流通なわけだ。
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