2021年11月19日(金)より、NETFLIXで実写版カウボーイビバップが配信される。
日本のテレビアニメとして放映されたのが1998年だったはずで。
地上波ではテレビ東京だったか?様々な理由から12話しか放映されなかったらしい。
26話すべての放送が行われたのは、翌年、1999年になってからで、しかもBS放送でWOWOWだった。
この時、深夜放送枠で、無料放送されていた。
オイラは当時BSアンテナが設置出来なくてな。
リアルタイム放送は見ていない。
けれど、すでにレンタルビデオは出回っていて。
あの時、すでに4巻か5巻まで出ていたと思う。
そもそものきっかけは、暇つぶしにレンタルビデオショップに寄っただけだった。
1、2巻だけレンタル可能で、3巻以降は貸し出し中だった。
それで1巻の表紙を見た時、見覚えがあることに気づいた。
何の雑誌かは忘れたが、雑誌の裏側に同じイラストが描かれていて、たぶん、広告だったのだと思う。
そのイラストは1話目で、スパイクがポンチョと帽子を被って椅子に座っていて、もう一人男性とツーショットで座っているモノクロ写真みたいなものだった。
記憶にはあるのだけど、アニメだとは思ってなくて。
しかも、ポンチョ姿のスパイクは帽子もかぶっているので、顔が見えない。
対して、その隣にいるアシモフ・ソーレンサンはサングラスをかけてる程度で、顔が見えるものだったと記憶している。
なので、てっきり、サングラスをかけている男性が主人公だと思い込んでいた。
最初の第一話を見ていて、それに気づいたのは、薬の売人との会話中のシーンだ。
「ああ、そういうことか」と。w
主人公が目立たない格好で広告として使われるって、当時としてはありえなかった。
ただ、この一話目で一番ツボッたのが「特性チンジャオロース」で。w
これは「実物食べてみたい・・・ただの野菜炒めだろうけど」と思うのだった。
そんなカウボーイビバップには、数度、実写版の話が出ていた。
毎度、発信源は「ハリウッド」だったのだけど、、、
オイラはハリウッドがこれまで何度もいくつもの作品で「原作レイプ」をしていたので、まったく信用してなかったし、「オオゴケするから、止めとけ」って言い続けていた。
今回、NETFLIXが出資して、作品を作ることになったわけだが。
最初は期待してなかった。
が、、、このところ、NETFLIXは意欲的にアニメ、実写、を日本人好みに仕上げて来ていて、つい最近だと「極主夫道」って漫画をアニメ化して成功したし。
「全裸監督」って映画でも成功していた。
それでも、「カウボーイビバップを実写化して、上手く行くんかいな?」とずっと懐疑的だった。
けれど、この予告編ともいえるオープニングを見て、少し考えを改めようと思い始めた。
完璧とは言い難いが、概ねビバップの路線は生きてると感じるからだ。
どこが不満か?と言えば、フェイが刃物を持ってるシーンだ。
あれはねぇ、、、ちょっと、雰囲気が違う。
フェイって、金があればギャンブル三昧、たばこをふかして、一丁コトがあれば、銃を扱うって人なんで。
「銃が似合う女で、ナイフじゃないんだよなー。」と。
初登場でさえたばこ加えてマシンガンをぶっ放すような人。w
実写版も一応、銃を持ってるシーンもあるのだけど、今度はセクシーさが足りない。
フェイの危なっかしさと、銃の腕前が一流だと感じられるのが25話で、ジュリアと共に追ってから逃げるシーンで、あの構図はセクシーさも加味されているから、あの雰囲気が足りないと感じるのだ。
作中ではしっかり頑張ってほしい。
んで、アインは完璧だと思うんだけど、、、今のところ、エドが出ていない。
はてさて、エドは隠し玉になってるんだろうか?
アインとエドの大冒険「マッシュルーム・サンバ」は最高のバディものだった。w
もう一人アンディの出番はあるのだろうか???w
すでに公開されている動画には「道化師の鎮魂歌」で登場した東風らしき姿が確認できる。
環境保護団体スペースウォーリーアーズのママ、トゥインクル・マリア・マードックらしき姿も。。。
テディベアとリモコンと言えば・・・「私は警告したかったのだ・・・」と話始めるテディー・ボマーが連想される。
ということは・・・やっぱりアンディ出てくるのか!?www
「アディオス・・・」という衝撃のシーンはどうなるのか!?
スパイクとビシャス因縁の対決「堕天使たちのバラッド」を再現。
「アミーゴー!」でお馴染み、BIG SHOTの時間か?w
「ブレイン・スクラッチ」を彷彿とさせるテレビ群。
これはキッチリ、欧米だけではなく、日本にも向けた作品であることがよくわかる。
ほかにも気になる人物が確認できるが、本放送までのお楽しみに待っておこう。
この作品はオイラにとって、最高の思い出。
まだ、インターネットが普及し始めた頃だったにも関わらず、公式HPを開設し、自由に書き込みが出来たり、WEB小説の発表(未完)、新情報の解禁など、今では当たり前となった宣伝手法の先駆けとなった作品だ。
この頃はまだ「メディアミックス」なんて言葉が残っていて、今じゃ死語だけど。
レンタルもセールも好調で、劇場版まで作ることが出来た。
この作品無くして、今のアニメの販売手法は語れないのだ。
数多くの映像作品を見て来たけど、この作品を超えるアツイ思いを感じたものに、未だ出会えていない。
だからこそ、失敗はしてほしく無いのだ。